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お邪魔な奴ら
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ぷよぷよぷよと、あの人気ゲームのアイツらが僕の目の前に現れた。
大きさは一個およそ直径30㎝なかなかのデカさだ。これがものの数秒もしないうちに家の屋根をぶち破り落ちて来る。
いかんせんこれはまずいぞ!!
たぶんこれはまずいぞ!!
だって奴らはエンドレスレインの様にただひたすらに落ちて来るのだろうから。
なんて考えていると、もう既に部屋の彼方此方で色とりどりな奴らがプルプルと身体を揺らし、あの可愛いらしい白と黒の瞳をこちらに向けて来る。
うーーん!!赤、青、黄色、緑に紫!
素晴らしいコントラスト!!
じゃ無くて……
また降ってきた。
こうしちゃいられない。
僕は投げるわ!蹴るわ!叩くわ!頭突くわ!
奴らのプルプルとした身体はとても柔らかく、そしてヒンヤリ冷たい。
この真夏の炎天下!!何か使い道がありそうだ。じゃ無くて……
また降ってきた。そいつ等は紫の2連だった。ちょうど良い所に落ちて……
はい!!大連鎖!!
「えい!!」
「ファイヤー!!」
「アイスストーム!!」
「ダイヤキューート!!」
「ばよえーーん。。」
「ばよえーーん。。」
『ドスン!!!!!!』
響き渡る大量な物の落下音と地震の様な揺れ……
頭上には花火が上がり
奴らの落下は収まった。
窓を開けて隣の家の様子を伺うと。大量な透明の奴らが家の中から溢れ出し、庭先の道路まで押し出されている。
あーーーこりゃぁぁ掃除が大変だわ。。
と僕は思った。
大きさは一個およそ直径30㎝なかなかのデカさだ。これがものの数秒もしないうちに家の屋根をぶち破り落ちて来る。
いかんせんこれはまずいぞ!!
たぶんこれはまずいぞ!!
だって奴らはエンドレスレインの様にただひたすらに落ちて来るのだろうから。
なんて考えていると、もう既に部屋の彼方此方で色とりどりな奴らがプルプルと身体を揺らし、あの可愛いらしい白と黒の瞳をこちらに向けて来る。
うーーん!!赤、青、黄色、緑に紫!
素晴らしいコントラスト!!
じゃ無くて……
また降ってきた。
こうしちゃいられない。
僕は投げるわ!蹴るわ!叩くわ!頭突くわ!
奴らのプルプルとした身体はとても柔らかく、そしてヒンヤリ冷たい。
この真夏の炎天下!!何か使い道がありそうだ。じゃ無くて……
また降ってきた。そいつ等は紫の2連だった。ちょうど良い所に落ちて……
はい!!大連鎖!!
「えい!!」
「ファイヤー!!」
「アイスストーム!!」
「ダイヤキューート!!」
「ばよえーーん。。」
「ばよえーーん。。」
『ドスン!!!!!!』
響き渡る大量な物の落下音と地震の様な揺れ……
頭上には花火が上がり
奴らの落下は収まった。
窓を開けて隣の家の様子を伺うと。大量な透明の奴らが家の中から溢れ出し、庭先の道路まで押し出されている。
あーーーこりゃぁぁ掃除が大変だわ。。
と僕は思った。
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