女王様は猫ですから!

すっごい可愛い仔猫を友達からもらったの。
たくさん産まれたからって、飼い方の基本をレクチャーして渡してくれたのは、三毛猫。
ふんわり綿毛のようなぽわぽわした毛並み。仔猫特有のクリクリの大きな瞳。
天使のようだと家族全員で虜になったの。
それで「アンジュ」と名付けたのだけれど……。

それは、ほんの半年前のこと。

天使の美少女は、今や我が家に君臨する女王となった。

お母さん! またアンジュが私の通学リュックに!

私は、この絶対君主たるアンジュ女王に負けない決意を固めた(勝てる気はしない)。
24h.ポイント 0pt
44
小説 193,795 位 / 193,795件 キャラ文芸 4,391 位 / 4,391件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが

ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。 定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

パンデミック・ビフォア

まさみ
キャラ文芸
ある製薬会社の研究室で難病の新薬開発にうちこむ百瀬御影はアラフォーの科学者。 人生のすべてを研究に捧げてきた彼女の前に現れたのは、新卒で優秀な千堂日日奈。彼女は若くて可愛いだけではなく才能があり、職場の男たちにちやほやされる目障りな存在。 御影は日日奈を邪険にするものの何故か日日奈は御影に懐き、毎日手作り弁当を持ってくるように。 日日奈のアプローチに辟易していた御影。 苦言を呈そうと彼女を尾行して更衣室を覗き込み、ぎょっとする。 日日奈のロッカーには御影の祭壇ができており、彼女が飲んだドリンクの空き瓶や盗撮した写真が飾られていたのだった。 後輩がストーカーだった事実にショックを隠せない御影。以降日日奈を避け続けるも、上司の注意を受けて無難な態度に改める。 「御影さんは私の神様なんです」 それが日日奈の口癖だが御影には意味がわからない。 日日奈がある難病の新薬開発に成功した事で二人の関係は変化し、御影は後輩に激しい嫉妬を覚える。 「その薬は私が開発するはずだったんだよ!」 日日奈が開発した薬は、十年前に御影が作った薬をベースに改良を加えたもの。過去の自分をこえることが御影の悲願だったが、よりにもよって天敵の後輩に先を越されてしまった。 これをきっかけに日日奈と御影は断絶するも、新薬のホストのマウスが脱走し研究員を噛んだ事でパンデミックが発生。 研究所内の人間は次々とゾンビ化し、御影と日日奈は不可抗力で研究室に閉じ込められる。 そこで日日奈が語る、「神様」の真実とは? イラスト:しろくらげ(@jelly_white__)様

【完結】「心に決めた人がいる」と旦那様は言った

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
「俺にはずっと心に決めた人がいる。俺が貴方を愛することはない。貴女はその人を迎え入れることさえ許してくれればそれで良いのです。」 そう言われて愛のない結婚をしたスーザン。 彼女にはかつて愛した人との思い出があった・・・ 産業革命後のイギリスをモデルにした架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。 ---- 初めて書いた小説で初めての投稿で沢山の方に読んでいただき驚いています。 終わり方が納得できない!という方が多かったのでエピローグを追加します。 お読みいただきありがとうございます。

検索エンジンは犯人を知っている

黒幕横丁
キャラ文芸
FM上箕島でDJをやっている如月神那は、自作で自分専用の検索エンジン【テリトリー】を持っていた。ソレの凄い性能を知っている幼馴染で刑事である長月史はある日、一つの事件を持ってきて……。 【テリトリー】を駆使して暴く、DJ安楽椅子探偵の推理ショー的な話。

腹ペコ海香のひとりぼっち料理帖

黒猫
キャラ文芸
 はい、タイトルそのままの内容なんですけど……って! なんですかこれ! わたし、そんないつも腹ペコですか? それに、ひとりぼっちって、なんだかさみしい人みたいじゃないですか! 一人暮らししてて、いつもちゃんと自炊してるってことですからね! お友達もちゃんといます! 誤解しないで下さいね! お品書き ・腹ペコ手作りギョーザ ・ハードボイルドゆで卵と基本のラーメンパスタ ・いつだってカルボナーラ ・秋の味覚をフライパンで(さんまの塩焼き)

【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜

なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」  静寂をかき消す、衛兵の報告。  瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。  コリウス王国の国王––レオン・コリウス。  彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。 「構わん」……と。  周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。  これは……彼が望んだ結末であるからだ。  しかし彼は知らない。  この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。  王妃セレリナ。  彼女に消えて欲しかったのは……  いったい誰か?    ◇◇◇  序盤はシリアスです。  楽しんでいただけるとうれしいです。    

処理中です...