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抱かれる
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実姫は自分気持ちを整理した。
彼はよくよく考えると実姫の好みの容姿の男性で、あれでもう少し優しければ何の問題もない。
もし彼が人間で告白されたれたら付き合っていたかもしれない。
そう考えると相手がヒューイでよかったのかもしれない。
好きかどうかの問題では・・・たぶん好きになりかけている。
そんな相手から強く求められている。
そして、おそらく彼は自分に恋愛感情を抱いている。
実姫は覚悟を決めた。
抱かれるのは恥ずかしいし、抵抗がある。
でも自分たちを守るためだ。
そう自分に言い聞かせ、入浴を済ませ、彼を待った。
彼は暫くすると姿を見せた。
「ヒューイ・・・」
ためらいがちに彼の名を呼んだ。
彼は逃げずに大人しくベッドに腰かけている実姫を見て嬉しそうにしていた。
「・・・今日は逃げなかったんだな」
「逃げてもいいのなら今すぐ逃げ出したい気分よ」
彼は困った顔をした。
「今まで、酷く抱いているつもりはなかったんだ」
(十分酷かったわ)
喉元までその言葉が出かかった。
やっぱり悪魔と人間の価値観は違うらしい。
「これからはちゃんと手加減して抱くから怯えないで欲しい」
「・・・わかった」
そう言うとヒューイはゆっくりと実姫を押し倒した。
綺麗な顔が近づい来る。
そうしてキスされた。
初めは啄むようなキスだった。
その内舌で唇を押し開き、口腔内に舌を入れてきた。
ゆっくり舌を絡めてくる。
実姫の舌を吸い、たまに強弱をつけ、吸いついてくる。
「んぅっ」
「はぁ・・ぁん・」
とても優しいキスだった。
今まで激しいキスをされてきたから恥ずかしいけれど少し物足りなさを感じた。
そのまま唇を実姫の首筋に這わせ、強く吸い始めた。
まるで自分のものだと主張するかのように首筋に痕をつけていく。
胸元にも赤い痕を散らしていく。
「んぅんん」
もどかしさに身もだえしてしまう。
胸を揉み、乳首を弄り始めるとそれだけで実姫は感じる体になっていた。
「やぁぁぁんっ」
「あぁぁっぁ」
乳首を指の腹で転がし、口に含み甘噛みされる。
両手で実姫の良い所を探り当てそこを中心的に責め始める。
「あぁっぁ」
実姫は耐えきれず喘ぐ。
そうして全身くまなく愛撫を施され、実姫は息切れした。
そんな実姫にヒューイはまたキスをする。
「好さそうだな・・・」
「もう、心を読・・・まないで・・・」
実姫は下腹部が疼き始めていることに気がついた。
もう実姫の体はヒューイを欲し始めていた。
そう思っていると下着を剥ぎ取られ、床に落とされた。
「あっ」
「もう止めてやれないからな」
耳元で艶っぽい声でそう囁かれるだけで体が反応し蜜を溢れさせる。
両足をぎゅっと閉じてそれに耐えていると、彼は足の掴み、膝裏を持ち左右に大きく広げた。
「やっ」
つい反応して拒絶の言葉が口から出る。
「嫌じゃないだろう。もう蜜があふれてきているぞ」
そう言って彼はそこに顔を埋め蜜を啜り始めた。
「んぅー!!」
実姫は達してしまった。
彼は花弁から探り当てた快楽の芽を弄り始めた。
達したばかりの体には刺激が強すぎる。
「やぁぁっぁん」
そこを弄りながらじゅぷじゅぷと音を立てながら実姫の中をかき回す。
「やぁ、もう・・・やぁあぁぁ」
もっと強い刺激が欲しくてたまらない。
実姫はヒューイに抱きついた。
「・・・実姫いれるぞ」
そう言い蜜口に自身のものをあてがいゆっくり押し込めていく。
「んっぁ」
そのゆっくりさがさらにもどかしさを増させる。
一気にいつものように突いて欲しいという欲求が実姫の中で生まれた。
そうやってゆっくりと根元まですっぽり飲み込み、ようやく彼は腰を動かし始めた。
「やぁあぁっぁ」
実姫は快楽に耐えられなくて声を上げた。
出し入れされるたびに中が擦れ快楽となり実姫を襲う。
「やぁあぁぁ」
実姫は激しい律動でより強い快楽を得ることが出来た。
確かにいつもより荒っぽくない。
彼には少し余裕が出てきたようだ。
いつもの切羽詰まった感じがなかった。
ヒューイは腰を振り続ける。
実姫の足を高々と上げ秘部を上に向け、そこをめがけて思い切り突いてくる。
「ああぁあぁん」
急に強い刺激を受け実姫は驚いた。
先ほどより深く彼のものが実姫の中を穿つ。
「も、やぁあぁっぁぁ」
そう言い実姫はまた達した。
実姫の中の肉壁がヒューイのものを締め付けだし、彼も達した。
行為が終わり、ヒューイが実姫を抱え上げ、歩き出した。
「な、なに?」
「体が汚れただろう」
「うん」
確かに愛液や白濁したものが彼女の体に飛び散っている。
彼は部屋に備え付けられている浴室へと彼女を運び、湯を張り、そこに実姫をそっと降ろした。
お湯は温かくて心地よかった。
「今日は優しく抱いただろう?」
「・・・うん」
実姫は物足りなかったとは言えなかった。
今まで激しくしか抱かれていなかったのであんなにゆっくり抱かれるともどかしがっている自分に気がついた。
ひとりで頭を抱えていると心配そうに実姫の顔を覗き込みヒューイはキスをしてきた。
そして実姫の心を読んで笑った。
「激しい方が好みのようだな。次からはそうしよう」
そう言われ、実姫は真っ赤になり、首を横に振り否定した。
彼はよくよく考えると実姫の好みの容姿の男性で、あれでもう少し優しければ何の問題もない。
もし彼が人間で告白されたれたら付き合っていたかもしれない。
そう考えると相手がヒューイでよかったのかもしれない。
好きかどうかの問題では・・・たぶん好きになりかけている。
そんな相手から強く求められている。
そして、おそらく彼は自分に恋愛感情を抱いている。
実姫は覚悟を決めた。
抱かれるのは恥ずかしいし、抵抗がある。
でも自分たちを守るためだ。
そう自分に言い聞かせ、入浴を済ませ、彼を待った。
彼は暫くすると姿を見せた。
「ヒューイ・・・」
ためらいがちに彼の名を呼んだ。
彼は逃げずに大人しくベッドに腰かけている実姫を見て嬉しそうにしていた。
「・・・今日は逃げなかったんだな」
「逃げてもいいのなら今すぐ逃げ出したい気分よ」
彼は困った顔をした。
「今まで、酷く抱いているつもりはなかったんだ」
(十分酷かったわ)
喉元までその言葉が出かかった。
やっぱり悪魔と人間の価値観は違うらしい。
「これからはちゃんと手加減して抱くから怯えないで欲しい」
「・・・わかった」
そう言うとヒューイはゆっくりと実姫を押し倒した。
綺麗な顔が近づい来る。
そうしてキスされた。
初めは啄むようなキスだった。
その内舌で唇を押し開き、口腔内に舌を入れてきた。
ゆっくり舌を絡めてくる。
実姫の舌を吸い、たまに強弱をつけ、吸いついてくる。
「んぅっ」
「はぁ・・ぁん・」
とても優しいキスだった。
今まで激しいキスをされてきたから恥ずかしいけれど少し物足りなさを感じた。
そのまま唇を実姫の首筋に這わせ、強く吸い始めた。
まるで自分のものだと主張するかのように首筋に痕をつけていく。
胸元にも赤い痕を散らしていく。
「んぅんん」
もどかしさに身もだえしてしまう。
胸を揉み、乳首を弄り始めるとそれだけで実姫は感じる体になっていた。
「やぁぁぁんっ」
「あぁぁっぁ」
乳首を指の腹で転がし、口に含み甘噛みされる。
両手で実姫の良い所を探り当てそこを中心的に責め始める。
「あぁっぁ」
実姫は耐えきれず喘ぐ。
そうして全身くまなく愛撫を施され、実姫は息切れした。
そんな実姫にヒューイはまたキスをする。
「好さそうだな・・・」
「もう、心を読・・・まないで・・・」
実姫は下腹部が疼き始めていることに気がついた。
もう実姫の体はヒューイを欲し始めていた。
そう思っていると下着を剥ぎ取られ、床に落とされた。
「あっ」
「もう止めてやれないからな」
耳元で艶っぽい声でそう囁かれるだけで体が反応し蜜を溢れさせる。
両足をぎゅっと閉じてそれに耐えていると、彼は足の掴み、膝裏を持ち左右に大きく広げた。
「やっ」
つい反応して拒絶の言葉が口から出る。
「嫌じゃないだろう。もう蜜があふれてきているぞ」
そう言って彼はそこに顔を埋め蜜を啜り始めた。
「んぅー!!」
実姫は達してしまった。
彼は花弁から探り当てた快楽の芽を弄り始めた。
達したばかりの体には刺激が強すぎる。
「やぁぁっぁん」
そこを弄りながらじゅぷじゅぷと音を立てながら実姫の中をかき回す。
「やぁ、もう・・・やぁあぁぁ」
もっと強い刺激が欲しくてたまらない。
実姫はヒューイに抱きついた。
「・・・実姫いれるぞ」
そう言い蜜口に自身のものをあてがいゆっくり押し込めていく。
「んっぁ」
そのゆっくりさがさらにもどかしさを増させる。
一気にいつものように突いて欲しいという欲求が実姫の中で生まれた。
そうやってゆっくりと根元まですっぽり飲み込み、ようやく彼は腰を動かし始めた。
「やぁあぁっぁ」
実姫は快楽に耐えられなくて声を上げた。
出し入れされるたびに中が擦れ快楽となり実姫を襲う。
「やぁあぁぁ」
実姫は激しい律動でより強い快楽を得ることが出来た。
確かにいつもより荒っぽくない。
彼には少し余裕が出てきたようだ。
いつもの切羽詰まった感じがなかった。
ヒューイは腰を振り続ける。
実姫の足を高々と上げ秘部を上に向け、そこをめがけて思い切り突いてくる。
「ああぁあぁん」
急に強い刺激を受け実姫は驚いた。
先ほどより深く彼のものが実姫の中を穿つ。
「も、やぁあぁっぁぁ」
そう言い実姫はまた達した。
実姫の中の肉壁がヒューイのものを締め付けだし、彼も達した。
行為が終わり、ヒューイが実姫を抱え上げ、歩き出した。
「な、なに?」
「体が汚れただろう」
「うん」
確かに愛液や白濁したものが彼女の体に飛び散っている。
彼は部屋に備え付けられている浴室へと彼女を運び、湯を張り、そこに実姫をそっと降ろした。
お湯は温かくて心地よかった。
「今日は優しく抱いただろう?」
「・・・うん」
実姫は物足りなかったとは言えなかった。
今まで激しくしか抱かれていなかったのであんなにゆっくり抱かれるともどかしがっている自分に気がついた。
ひとりで頭を抱えていると心配そうに実姫の顔を覗き込みヒューイはキスをしてきた。
そして実姫の心を読んで笑った。
「激しい方が好みのようだな。次からはそうしよう」
そう言われ、実姫は真っ赤になり、首を横に振り否定した。
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