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初夜
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部屋に戻ると使用人たちから浴場へ行くように勧められた。
汗も流したかったので言われた通り浴場へ行き、かけ湯をし浴槽に浸かった。
「はぁー・・・疲れた」
唯奈は本当に疲れていた。
あんなに大勢の前で話をした事もないし、あんなに長いキスをした事もない。
体を洗いお湯で流し再び浴槽に浸かった。
すると使用人が数人入って来て言った。
「初夜のご用意がありますのでそろそろお部屋へお戻りください」
「しょ・・・や・・・?」
「はい」
(初夜ってあの初夜の事!?)
そんなの今更じゃないかと心の中で突っ込みを入れたい気分になった。
使用人の人達に迷惑をかけたくないので言う通りにすることにした。
肌が透けそうなネグリジェと少し大人っぽい下着が用意されていた。
それを見た瞬間眩暈がした。
「これ着るんですか?」
「はい、お手伝いいたしましょうか?」
「いいえ!!自分で着れます!!もう皆さん下がっていてください」
「そうですか?では私共は下がらせていただきます」
(この服を着なくちゃいけないの!?)
確かにこういうのは男性が喜びそうだが・・・。
(こんなの着るの恥ずかしすぎる)
でも、使用人さんが後で叱られるかもしれない。
「・・・」
用意された下着を身につけ透け透けのネグリジェを着た。
そして体を隠すようにベッドの中にもぐりこんだ。
調度その時部屋をノックする音が聞こえた。
「唯奈、入るぞ」
「・・・何?」
「唯奈こそそんなところで何をしている」
「こんな格好じゃ布団から出られないの!!」
「一体どんな格好をしているんだ?」
嫌がる唯奈を無理やりベッドから引きずり出した。
「!」
次の瞬間和樹の動きが止まった。
「この服も魔王様からなの?」
「ああ、本当にいい父親だ」
「?」
「凄くそそられる」
そう言われながらベッドへ押し倒された。
そして深いキスをされた。
「んぅ」
唇が首筋に移動する。
強弱をつけ吸いつかれた。
「やだ、痕ついちゃう」
「誰も気にしないさ」
そう言うと次はネグリジェは脱がさずに下着だけ脱がし始めた。
「今日はそのネグリジェを身につけたまま抱かせてもらう」
「汚れちゃう・・・」
「何だ?気に入っているのか?この服」
「違う!洗う人の気分になったのよ」
ここは全て使用人がしてくれる。
情事の後始末をさせているのも心苦しいのに・・・。
きっとその事を言ってもこの環境で育ってきた和樹には理解できないだろう。
和樹は下着を全て取り払い透けている胸の頂に手を伸ばした。
ツンっと尖った頂を指先で弄び始めた。
布で擦れいつもと違う感覚が生まれてくる。
いつの間にかその感覚が快感に変わってしまった。
「あん、やぁん、はぁん」
唯奈は喘いだ。
和樹はネグリジェを捲り上げ秘部に手を伸ばした。
「最近は濡れるのが早いな。期待しているのか?」
「し、知らない!!」
和樹はくちゅくちゅと蜜壺の中をかき回しながらそう言う。
「はぁ、ふぅ、ひゃんっ」
もう充分に潤っているはずなのにまだ欲しいものをもらえないもどかしさで気が変になりそうだった。
和樹の指が3本も蜜壺の中で蠢いている。
「和樹・・・もう・・・」
「何だ?口で言わなければ分からないぞ?」
(嘘だ。絶対に気がついている)
唯奈は快楽に負けて言ってしまった。
「和樹が・・・欲しいの・・・」
「よく言えたな」
そう言った瞬間和樹のものが一気に入ってきた。
和樹は相変わらず激しく動く。
そして、唯奈の感じるところを何度も何度も穿つ。
「はぁん、やぁん、そこは・・・だめぇ・・・」
「好すぎるのか?」
「辛そうだな。早く達しろ」
より深く突かれ、唯奈は達した。
「んんぅ!!」
「達せようだな」
薄茶色の瞳に情欲の炎が宿っている。
その色を見ると背筋がぞくりとした。
まるで快感にも似た感覚だった。
「凄く締まっているぞ・・・」
「そんなこといちいち・・・言わなくていい・・・」
和樹は腰を激しく動かし続ける。
ようやく和樹も達するときが来たようだ。
いつものように低く呻き声をあげて白濁した液を唯奈の蜜壺に注ぎ込んだ。
しかし、今日はまだ和樹のものは硬く大きいままだ。
「唯奈・・・ようやく手に入れた。俺から逃げようなんて思うなよ?」
「もう・・・、そんな事考えて・・・ない・・・」
それから唯奈の意識が途絶えるまで抱き潰された。
汗も流したかったので言われた通り浴場へ行き、かけ湯をし浴槽に浸かった。
「はぁー・・・疲れた」
唯奈は本当に疲れていた。
あんなに大勢の前で話をした事もないし、あんなに長いキスをした事もない。
体を洗いお湯で流し再び浴槽に浸かった。
すると使用人が数人入って来て言った。
「初夜のご用意がありますのでそろそろお部屋へお戻りください」
「しょ・・・や・・・?」
「はい」
(初夜ってあの初夜の事!?)
そんなの今更じゃないかと心の中で突っ込みを入れたい気分になった。
使用人の人達に迷惑をかけたくないので言う通りにすることにした。
肌が透けそうなネグリジェと少し大人っぽい下着が用意されていた。
それを見た瞬間眩暈がした。
「これ着るんですか?」
「はい、お手伝いいたしましょうか?」
「いいえ!!自分で着れます!!もう皆さん下がっていてください」
「そうですか?では私共は下がらせていただきます」
(この服を着なくちゃいけないの!?)
確かにこういうのは男性が喜びそうだが・・・。
(こんなの着るの恥ずかしすぎる)
でも、使用人さんが後で叱られるかもしれない。
「・・・」
用意された下着を身につけ透け透けのネグリジェを着た。
そして体を隠すようにベッドの中にもぐりこんだ。
調度その時部屋をノックする音が聞こえた。
「唯奈、入るぞ」
「・・・何?」
「唯奈こそそんなところで何をしている」
「こんな格好じゃ布団から出られないの!!」
「一体どんな格好をしているんだ?」
嫌がる唯奈を無理やりベッドから引きずり出した。
「!」
次の瞬間和樹の動きが止まった。
「この服も魔王様からなの?」
「ああ、本当にいい父親だ」
「?」
「凄くそそられる」
そう言われながらベッドへ押し倒された。
そして深いキスをされた。
「んぅ」
唇が首筋に移動する。
強弱をつけ吸いつかれた。
「やだ、痕ついちゃう」
「誰も気にしないさ」
そう言うと次はネグリジェは脱がさずに下着だけ脱がし始めた。
「今日はそのネグリジェを身につけたまま抱かせてもらう」
「汚れちゃう・・・」
「何だ?気に入っているのか?この服」
「違う!洗う人の気分になったのよ」
ここは全て使用人がしてくれる。
情事の後始末をさせているのも心苦しいのに・・・。
きっとその事を言ってもこの環境で育ってきた和樹には理解できないだろう。
和樹は下着を全て取り払い透けている胸の頂に手を伸ばした。
ツンっと尖った頂を指先で弄び始めた。
布で擦れいつもと違う感覚が生まれてくる。
いつの間にかその感覚が快感に変わってしまった。
「あん、やぁん、はぁん」
唯奈は喘いだ。
和樹はネグリジェを捲り上げ秘部に手を伸ばした。
「最近は濡れるのが早いな。期待しているのか?」
「し、知らない!!」
和樹はくちゅくちゅと蜜壺の中をかき回しながらそう言う。
「はぁ、ふぅ、ひゃんっ」
もう充分に潤っているはずなのにまだ欲しいものをもらえないもどかしさで気が変になりそうだった。
和樹の指が3本も蜜壺の中で蠢いている。
「和樹・・・もう・・・」
「何だ?口で言わなければ分からないぞ?」
(嘘だ。絶対に気がついている)
唯奈は快楽に負けて言ってしまった。
「和樹が・・・欲しいの・・・」
「よく言えたな」
そう言った瞬間和樹のものが一気に入ってきた。
和樹は相変わらず激しく動く。
そして、唯奈の感じるところを何度も何度も穿つ。
「はぁん、やぁん、そこは・・・だめぇ・・・」
「好すぎるのか?」
「辛そうだな。早く達しろ」
より深く突かれ、唯奈は達した。
「んんぅ!!」
「達せようだな」
薄茶色の瞳に情欲の炎が宿っている。
その色を見ると背筋がぞくりとした。
まるで快感にも似た感覚だった。
「凄く締まっているぞ・・・」
「そんなこといちいち・・・言わなくていい・・・」
和樹は腰を激しく動かし続ける。
ようやく和樹も達するときが来たようだ。
いつものように低く呻き声をあげて白濁した液を唯奈の蜜壺に注ぎ込んだ。
しかし、今日はまだ和樹のものは硬く大きいままだ。
「唯奈・・・ようやく手に入れた。俺から逃げようなんて思うなよ?」
「もう・・・、そんな事考えて・・・ない・・・」
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