暗殺者と少女

えりー

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ミーナ

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ミーナは気を失っている間にラインの家へ連れてこられた。
ミーナはまだ目覚めない。ラインのベッドに横になったまま眠っている。
「ミーナ・・・」
そう声をかけそっと彼女の手を取り自分の頬に当てた。
懐かしい彼女の香り、感触。それだけで空っぽだった心が満たされるような気がした。
ミーナは俺の事まだ好きでいてくれているだろうか。
「ミーナ、ミーナ・・・」
愛しい人の名を何度もラインは繰り返す。
その時ミーナが目を覚ました。
次の瞬間ミーナは悲鳴を上げた。
「きゃああああああ!!人殺し!!嫌、放して!!」
「ミーナ?どうしたんだ?そんなに大きな声を出して」
ミーナは握られていた手を振り払った。
シーツにくるまりラインに怯えている。
ラインはそんな彼女の反応を理解することができない。
彼から言わせればミーナはあと少しで売られるところだったのだ。売り先は聞いてはいないがどう考えてもいい場所ではないだろう。
ラインはシーツにくるまっているミーナを抱きしめた。
「ミーナ・・・会いたかった。今も愛してる」
ミーナはそんなラインを両手で突っぱねるとこう言った。
「お母さまたちを殺しておいてよくそんなこと言えるわね!!」
「だから説明したじゃないか。お前は売られるところだったんだと。あいつらは悪人だ」
「信じない!お母さまたちは私に良くしてくれたわ。貴族に必要な教養も身につけさせてくれたわ!食事も上質のものを与えてくれたわ!!」
(・・・やっぱり何を言っても信じないか・・・)
「はぁー・・・それはお前が上等な商品だったからだ」
ミーナの外見は美しい。
「だから最後まで手放さず最高の商品としてオークションにかける気だったのだろう」
そんなこと言ってもミーナはきっと信じない・・・。
(どうすればいい・・・?)
「そんなこと信じられない!!ラインなんて大っ嫌い!!」
その言葉を聞いてラインの中で何かが切れた。
「・・・俺を嫌いだと・・・?」
とても冷たい声音だった。
「あっ・・・」
その声を聴いてミーナは我に返った。こういう時のラインは何をしてくるかわからない。
そう思った時にはもう遅かった。
ミーナはシーツをはぎ取られ、ベッドの上に押し倒された。
両手を縛られベッドのヘッドボードに固定されてしまった。
「何をする気なの」
「・・・はっ、嫌いねぇ・・・」
ラインはそう吐き捨てた。
「・・・それならいっそもっと嫌われてみるのも悪くないかもな」
ミーナは青ざめていく。何をされるのか恐ろしくてたまらない。
ギシっとベッドが軋む音が室内に響いた。
服を脱ぎ棄てながら、ラインがミーナに覆いかぶさってきた。
両手を縛り、自由を奪われているミーナは身じろぐことしかできない。
冷たい目で見降ろされたかと思うといきなり剣で服を切り裂かれ服を剝ぎ取られた。
「やめて・・・ライン・・・」
「嫌だ。ずっとこうしたかったんだ」
そう言いミーナにキスをした。
啄むようなキスからいきなり口腔内に舌をねじ込まれ、ミーナは驚いて思い切り噛みついた。
「・・・」
舌を切ったようでラインの口の端が血に染まる。
「ははははは、そんなに俺が嫌いか・・・」
狂おしそうな表情をしながらラインはそう言った。
そして、ラインは口元を指で拭った。
ラインはミーナの首筋にキスをした。強弱をつけ徐々にキスする場所を変えていく。
ラインの手は裂かれたドレスの間に入り込み太ももを撫で上げ、さらに上へと移動させた。
そして下着を剥ぎ取り、直にミーナの秘部に触れてきた。
「!!やめて、嫌よ。ライン」
「俺が嫌いなんだろう?」
「-・・・」
ミーナが返事をすることができずにいるとラインの行動がエスカレートしていった。
濡れていることを確認するとそこを指でこすり始めた。
ゆるりゆるりと花芯を刺激していく。
そうして蜜壺に指を出し入れしてきた。
「~っいや!!」
「そうか?そんな風に見えないが?」
そう言いながら濡れた指をミーナに見せつけながら蜜を舐めとった。
ミーナは羞恥のあまり眩暈を覚えた。
そうしてミーナの蜜壺の準備ができたころラインは自らのものを取り出しあてがい、一思いにミーナのそこを貫いた。
「!!」
ミーナはあまりの痛みで声が出なかった。
ほとんど愛撫のないまま処女を奪われてしまった。
それは相当の痛みを伴うものだった。
ラインはミーナに覆いかぶさったまま腰を動かし続ける。
(ライン・・・あなた変わっていないのね)
ミーナはそう思った。

ミーナは途中で意識を手放してしまった。




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