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モブ攻め

試着室にて セクハラ電気責め

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坊っちゃんと庭師は街へ買い出しへ行く準備をしていた。
本来庭師1人の仕事なのだが、ついていくと言って聞かなかったのだ。

使用人たちにも庭師と坊っちゃんの仲が明らかになり始めている。

元々、優秀な御当主夫妻に仕えていることにプライドを持っている使用人は多い。
しかし夫妻が能力主義で息子に関心が無い点について、気にかけていないわけではなかった。むしろ使用人らが構っても甘えず、乏しい表情ばかり見せる坊っちゃんを歯がゆく思っていた。

そんな時、突如坊っちゃんが庭師になつき始めたのだ。
始めは訝しげに見られていたものの、坊っちゃんの庭師への甘えや豊かな表情は本物だ。使用人たち次第に2人の関係を見守るようになった。

その日庭師は街へ追加の種を買いに行く予定であった。しかし坊っちゃんも出かけるとなり、メイド長に一緒にお洋服も見てきたらどうですかと提案された。

いつもはメイドに任せ自ら出向かなかった衣服の調達だが、庭師と行くとなると乗り気になるらしい。坊っちゃんは「な~行こうぜ」と甘えながら誘っていた。

坊っちゃんが街へ出かけることは滅多にない。坊っちゃんが選んだ服に合わせて小物を用意したりてきぱきと動く使用人たちに庭師は目を丸くしていた。坊っちゃんはよほどお出かけが楽しみなのだろう、くふくふと笑っている。

2人は腕を組み仲睦まじく出かけて行った。


玄関先にて2人で再度出かける際の約束を確認をする。あくまで坊っちゃんは貴族子息だ。今まで事案がなかったとはいえ防犯面に気を使って損はないだろう。

約束を確認しようとするが、坊っちゃんは自由だ。今日はちゃんとトイレ行った!えらいだろ?と頭を差し出してくる。えらい?えらい?と本人は甘えているつもりなのだろうが、ほぼ庭師の腹部への頭突きとなっている。痛いです坊っちゃん、甘え方の力加減も教えないといけないな、と苦笑しながら両手で頭をなでる。

坊っちゃんの柔らかい髪をなでながら、先日聞いた他の使用人達の会話を思い出す。
私に父親代わり、兄代わりが務まるかはわからない。しかし坊っちゃんと過ごす日々は己の中で当たり前になっている。そして今後も続くことも望んでもいる。

約束を復唱させ、しっかり手をつなぎ街へと歩き出した。


花壇に追加する予定の種の調達も終わり、坊っちゃんの服を見ることになる。
庭師はメイドにもらった地図を見ながら、歩みを進めていく。坊っちゃんは歩きながら街を見渡し興味津々だ。だが握った手はいつもより強張っている。慣れない人ごみに緊張しているのかもしれない。

ここですね、と男児用のお店を見つけた。様々なデザインのものが揃っているようだ。でっぷりとした体型の店長を名乗る男が出迎えた。坊っちゃんを見て、どんなのが似合いますかねぇとニコニコしている。

坊っちゃんは始め庭師の背中から様子をうかがっていた。なお段々慣れたのか1人でお店の中を歩き始めた。
なぁこれ着てみたい!とインバネスコートを指さしている。何かが琴線に触れたらしい。
店長がじゃあ着てみますか、とコートとそれに合わせる一式を持って歩き出す。
坊っちゃんは庭師を一度見たが、行ってらっしゃいと言われ、うなづいて店長の後についていった。





店長の内心はあらぶっていた。しかし店長といっても代理である。
今日普段店を経営している老夫婦が体調を崩したため、臨時で雇われただけなのだ。
ほとんど客も来ず、持て余していた時に綺麗な少年が来て店長(代理)は意気込んでいた。
この子に完璧な服を用意して仕事を全うしたいと。

共に試着室に入り、店長はしゃがみ膝立ちになった。じゃあ着替えましょうか、と伝えると試着室内での距離の近さに驚いたのか、坊っちゃんは少し後ずさった。

1人でできます?と聞くと自信ありげにうなづかれる。
今坊っちゃんが着ているのはシンプルなデザインのシャツとサスペンダー付きのズボンだ。
前のチャックは下ろせたようだが、サスペンダーに苦戦しているようだ。だが坊っちゃんくらいの年齢で服の着脱を手伝われることへのプライドか人見知りか店長にお願いをすることを渋っているようだ。
もし嫌じゃなかったらお手伝いしてもいいですか?と店長が背後から膝立ちのまま近づく。坊っちゃんが振り返りながら、うんと少し不服そうにうなづく。
これは服が難しいですよ、私だって難しいですと店長がフォローをいれる。

坊っちゃんの腰のあたりにサスペンダーの留め具があるようだ。店長が失礼しますといって背後から腰に触れると坊っちゃんの肩がびくついた。まるで猫のようだ。ちょっと触りますね、と腰の留め具を取るため隙間に指を入れる。坊っちゃんはくすぐったいのかもぞもぞしていた。

店長が取れましたよというと前のチャックを下ろしていたため、ばさりと坊っちゃんが下着一枚となる。鏡越しに坊っちゃんと店長の目が合い、坊っちゃんが恥ずかしそうに目を伏せた。店長はあぁすいませんね、上も脱いですぐ着替えましょう!と慌てる。
次はシャツだがこれまた比翼仕立てでボタンが隠れている。坊っちゃんは苦戦していた。

試着室の外から庭師が坊っちゃん着替えられましたー?と声をかける。
もうすぐできる!黙って待ってろ!と坊っちゃんが勢いよく叫ぶ。だが自分一人では無理だと思ったのか、手伝えっ早く終わらせろと小声で囁かれた。よくわからないが庭師に1人で着替えられないとばれたくないのだろうか。
店長はうなづき、三個目のボタンへと手をかける。坊っちゃんは一番下の五個目のボタンを外している。ほぼ同時に外し終わり四個目のボタンを外そうとして両者の手が触れあった。
少しの間が生まれる。だが坊っちゃんは両腕をだらんと下げ店長にボタン外しを任せた。

その瞬間、店長の中に自身でもよくわからない感情が生まれた。店長は、急いでますものねここから着せるのは全て私が行いますね、とまくし立てる。坊っちゃんがその剣幕に押され反射的にうなづいた。

シャツ、ベスト、半ズボン、インバネスコートと合わせていく。
腕を上げてください、足を上げてください、という指示に坊っちゃんが従っていく。
唯一店長が半ズボンのチャックを閉めようとした際に、自分でできるっ!!と坊っちゃんが後ずさったが、強く腰を掴まれ大丈夫ですよと腰ごと引き戻された。何が大丈夫なのかは不明である。



庭師が店内を見渡して時間をつぶしているとお着替えが終わりましたよーと店長の声がした。坊っちゃんはなぜか嫌そうな目で店長を見ていたが、店長は自分が着せ替えた坊っちゃんの出来に満足げだ。
似合ってますよと声をかけるが、坊っちゃんは鏡で見る自分の様子に興味なさげだった。飽きてしまったらしい。
庭師と店長が顔を見合わせる。
その後坊っちゃんがもう帰りたいと言い始め、その日は何も買わずに帰った。





数年後

以前とある男児向けの服を販売する店で代理店長をやっていた男は、数日でクビになったがある少年を機に男に目覚めた。そして男性向けのコスチューム販売店を始めた。当初あまり売り上げは良くなかった。しかし非対面で買えるようにしてから客足も広がり、店は繁盛していた。

そんな折り、2人組の男子高校生が入店した。ここら辺では有名な学園の制服だ。
明るそうな男子生徒と、もう一人を見て店長に戦慄が走る。
以前会ったあの坊っちゃんだ。成長しているが見間違えるはずがない。本人だ。

性的なプレイに利用する目的で訪れる層もいるが、興味本位やイベントで使用するために購入する層もいる。二人はおそらく後者だろう。明るそうな生徒がこれ似合うー?と片っ端から持ってきては彼に見せている。意外にも、全然似合わないマジセンスないせめてこれ、ほんと言い方きついなぁでもそれ僕に合うかもなと会話が続いていた。まぁ今日買うのはこっちだもんなーと執事服のコーナーで2人が立ち止まる。どうやら学園祭で執事喫茶をやるらしい。

基本的に非対面を売りにしているが呼び出しボタンが押されれば店員は店内へと向かう。押してくれ!頼む!と祈っていると明るい男子生徒がお店の人に聞くかーとボタンを押した。
深呼吸し、気持ちを落ち着けながら店内に出る。
本日はどのような商品をお探しですかー
今度文化祭で執事喫茶をやるんです、おすすめとかありますか?と聞かれる。
まず明るい男子生徒君に悩むそぶりを見せた後手近なのを手渡し試着室へと促す。

そして彼だ。上から下まで舐めまわすように見る。彼は視姦されているとまで思ってないだろうが、居心地悪そうに身じろいだ。流石に私のことは憶えていないらしい。


私が悩んでいる間、彼は店内を見まわしながらじっと待っている。
その間に試着を終えた明るい男子生徒くんが戻ってきた。
僕これにするけど、あれーまだ決めてないの?と苦笑いしている。その後、明るい男子生徒くんはまだかかりそうなら僕他の店見てくるね!しばらくしたらまた戻ってくるから!と料金を置いて立ち去ってしまった。
彼に今日はこの後何かご予定はあるんですか?と聞くとあとは帰るだけだという。

じゃあいくつか候補出しますので、ゆっくり試着していってくださいね!とタキシードを一つ渡し、試着室へと誘導する。彼が呑気に制服を脱ぎ、一つ目のタキシードに着替えている。その隙に店長は店内に他の客がいないことを確認し、店先に本日閉店の札をかけた。



着替え終わり仕切りを開けた彼は、試着室の真ん前で待機していた店長に驚きビクッと震えた。

終わりましたか、いかがですか、と聞きつつ、回転させながら、肩や腰回りをやたらベタベタ触って確認する。一度は受け入れたものの、あの、触んのやめてもらえますか、嫌なんで、と強めの拒絶を示され失礼しました~と店長は手を引っ込めた。


次の服はベストの丈が短く、腰回りのラインがはっきり出ている。店長は言われた通りに触るのをやめた。しかし今度は触れるか触れないかギリギリを責める。
お客様のくびれは見事ですよね、活かしたいですよね~と触れるか触れないかギリギリで胸から腰、お尻までを撫でられ、曖昧な刺激に彼がビクッと背中を反らせる。
触んなってそういうことじゃねぇよ!と睨まれても、店長は笑顔のまま動じない。


背中も見せた方がいいですかね、と背筋をツーーーと撫でられ、また彼が震えた。だから触んなよっと拒絶しているがその覇気は先ほどより弱い。

そういえばこの服面白い機能があるんですよ。扱いとしては衣服ではなく魔道具でして、乳首周りの生地が厚めだとは思うのですが…と切り出され、彼は嫌な予感がしたのか、店長から離れようとする。背中に試着室の鏡が当たった。
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛っ♡」
ピンポイントで電気刺激を送ることができるんです~バチバチして気持ちいいって評判ですよ~
彼がビグンッッと震えて鏡にもたれたまま、へたり込む。継続して電気刺激を送り続けると胸を抑えてしゃがみこんだままこちらを睨みつけている。

もっと強くしても平気そうだなと刺激の強さを操ると「んあっやめっばがぁ゛っ」と床に転がりながら悶え始めた。彼の感度がわからなかったため最大刺激に変更したが強すぎたようだ。刺激を止めてもなお、余韻で横たわった背中がビクンビクン震えている。

表情も見たいな、と彼をひっくり返すと前が反応していた。もうやめろっと力なく手で払われる。大丈夫、刺激できる部位は乳首だけじゃないんです、と言いながらさり気なく右乳首を押しつぶすと「ん゛ぁっ♡」と胸を反らせながら股間をモゾモゾしている。もう勃ってることはバレているが可愛いものだ。

そう、こっちの方もいけます、これは良い商品ですよ!と下の性器の部分にもまずは最弱の電気刺激を送る。
「あっあっあっあっ♡」ゆるい刺激が心地よかったのか甘い声が漏れ、恥ずかしかったのかん゛ぅっんっ♡と口を手で押さえてしまった。

これ今一番弱い刺激なんですが、これじゃ物足りないですかね、と言うと激しく首を横に振る。

その時店内に閉店を知らせる曲が流れ始めた。実際はすでに外に閉店の札が出ている。意味はない。だが彼が少し正気に戻ったらしい。帰らせろ!と怒鳴り、店長は焦ってちんこに一番強い刺激を送る。

「あがああああああ♡ぁぁぁ♡いだひイっちゃ……ッ♡」
彼が泣きながら腰からこれまでで一番派手に反る。
流石に強すぎたかと店長も焦り、掴む場所がなく床をひっかいている手を勝手に恋人繋ぎする。
だが彼はそんなことを気にする余裕もないようで、握られた手を強く握り返しながら、足の指もギュウッっと丸めて我慢している。

シュワッッとスラックスにシミが滲みはじめる。どうやら潮吹きしたらしい。
店長はすいませんでした、焦ってしまって、と一番低い電気刺激を乳首と性器に送り始めながら謝る。商品の良い点をしっかりお伝えできていれば良いのですが…っと白々しい。

「ぁ……ッぁ……ッ」彼はいまだ横たわりながら呆然としている。店長が執事服に手をかける、その様子を意識が消える直前の薄瞼で眺めながら彼は気を失った。




彼が目を覚ましたのは、ちょうど明るい男子生徒くんが店内に戻ってきた時だった。
お疲れだったんですかねぇお客さんが急に具合悪そうにされて、あいつ言えばいいのに~お、起きたか、肩貸そうか?と2人が近づく。
彼は結局明るい男子生徒くんにおぶられながら帰っていった。


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