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87.三人と独占欲
しおりを挟む私の手を引いて、甘えるベルが可愛らしく、笑いながらベッドに入る。アルが替えてくれたばかりだから草の匂いが清々しい。ベルに下着を脱がされ、川の字でベッドに寝転んだ。
アルが背中から私を抱きしめ、ベルが向かいで手を握る。
「ああ、ユウの匂いだ」
ベルが胸元に顔を埋めて呟く。アルも首元に鼻を擦りつけるから、くすぐったくて笑った。
「ユウ、ハンカチありがとう。俺達、贈り物貰ったの初めてなんだ」
「大きさどお?使いやすい?使った?」
「汚れちゃうもの、使えないよ」
「使ってよ。また作るから」
「ホント?また作ってくれるの?俺達に?」
「うん」
そう答えると、顔を埋めたまま嬉しそうに笑った。後ろから抱きしめるアルの手は私のおなかを撫でている。
「ねえ、俺達のこと好き?」
ベルが顔を上げ、真剣な目をして静かに聞いた。
握る手に力を込めて答える。
「好き」
「俺達のこと許してくれる?」
「うん。許すよ。・・・私は?許してくれる?」
「ユウのこと好きだよ。ユウのこと許すよ。・・・俺達、ずっとユウに会いたかったんだ。ユウは?俺達のこと思い出した?」
「会いたかったよ。ずっと。・・・だって、家にいたかった」
涙が湧いて最後は少し震えてしまった。でも、本当に、悲しかった。両手で目を覆って丸まり、歯を食いしばる。アルの手に少し力が入って抱き寄せられた。
「・・・嫌われた、かと、思って」
「ユウ、ユウ、ごめん、好きだよ、ユウ」
「違う、ユウ、違うんだ、ユウ」
好きって言ってくれた。会いたかったって言ってくれた。
両側から抱きしめられて、三人でくっついたまま泣いた。私の首に流れ落ちる雫が肩を伝いシーツを濡らしていく。私の胸元は湿ってしっとりした。
鼻が詰まって枕元にあった布で顔をぬぐい、ベルの顔もふいた。体を反転させ、アルの顔もふく。涙に濡れたまつ毛が艶々として奇麗だった。アルを抱きしめてそっと唇で触れた。涙で潤んだ目をして眉を寄せたままのアルが、私の両手を押さえて覆い被さり口付けをした。両手を押さえた荒々しさは微塵もない、優しい口付けを。
唇が重なって、互いに唇を食む。どちらともなく舌を絡め、角度を変えながら口中を満遍なく舐めっていく。アルの柔らかな舌の感触を味わい、流れ落ちてくる唾液を飲み込んだ。
唇が離れて見つめ合う。手を握る力は強く、眉は寄せられて痛そうな顔をしている。でも、アル、会いたかった。あなたに、ずっと会いたいと思ってた。微かな声で、呟いた。
アルの目が潤み、瞬きで雫が私に落ちる。
「ユウ、ユウ、愛している、愛しているんだ」
私の首元に顔を埋めてすすり泣くアルを抱きしめると、私からも雫が流れ落ちた。
こんなに脆いアルは知らない。私、どうしたら償える?
「愛してる、アルフレート」
アルの温かさを抱きしめていると、呼びかけるように頬をそっと撫でられた。瞼を開けると、ベルが迷子みたいな顔で私を見ている。片手を伸ばし、ベルの頬を撫でる。
「ベルンハルト、愛してるよ」
くしゃりと顔を歪めて、首元に顔を埋めたベルも抱きしめる。ベルは鼻先を擦りつけながら、肩に頬に額にいくつもキスをした。私の頬に優しく手を添えて、真っ直ぐに私を見た。
「ベルンハルト・エリー・レハールはササハラ・ユウナギの夫となることを誓う」
はっきりと静かに誓い、口付けをした。ベルの柔らかな唇が、そっと私を食んでいく。温かな舌がしっとりと唇を舐め、歯茎から歯列をゆっくりとなぞった。私の髪を撫でる指先はとても優しい。ベルの頭に手を伸ばし、細く柔らかな髪を梳いた。
ベル、もう一度誓ってくれるんだ。
舌を絡め合って、熱い息を交感する。私から零れた、ため息はベルが啜って吸い込んだ。指先が顎のラインをそっと撫でる。唇を離して見つめ合うと、ベルの潤んだ目に欲望の色が差した。
「ねえ、アル、どけて。俺、ユウのおっぱい舐めたいんだ」
顔を上げたアルはノロノロと私の上から離れた。ベルが上に乗り、胸元に鬱血を付けながら両手で柔らかく揉み始める。涙もぬぐわないまま隣に寝転んで、私を見ているアルに手を伸ばし、指で涙をぬぐった。
ベルの微かな乳房への愛撫が少しずつ、存在を増していく。乳房から乳輪までそっと撫で上げ、乳輪をクルリとまわり乳首をくにゅりと押し込む。押し込まれるたびに身じろぎをする私を見て、可愛いと笑った。
硬くなった乳首を柔らかな舌で舐められると、背中がゾクゾクして足をシーツに擦りつけてしまう。息を切らしてふわふわしたベルの髪を撫でまわしていると、アルに耳を甘噛みされた。ふいに耳に注がれた吐息に、肌が粟立ち声を上げてしまう。
アルの舌が耳の窪みひとつひとつを確かめるように動き、濡れた舌の感触とかかる息に悶えた。乳首を弾くベルの指が早くなり、私を昇らせてゆく。
喜びと切なさが入り混じった二人からの愛撫は、背骨を昇る痺れを増幅させ、ベルの頭を抱きしめながら思い切り仰け反って絶頂の声を上げた。
弛緩して呼吸を整えていると、ベルが私の膝を割ってペニスの先端を膣口に当てゆっくり挿入し始める。
「ずっとユウの中に入りたかった。ああぁ、気持ち良い、ユウ、ユウ、ああっ」
全部埋め込むと、ぴったりくっついて抱き合った。柔らかい唇でせわしなくキスしながら動かし始める。荒い息をついで舐めまわし、舌を絡めた。ずっとくっついたまま、揺れが少しずつ大きくなる。まぶたを開けると、真っ直ぐな目のベルがいた。揺れながら見つめ合って、耳元で囁く。
「ユウ、ユウナギ、愛してる。俺、ユウが必要なんだ」
「・・・私も」
見たことないベルがいて、不思議。
汗ばんだベルの背中が動いて、私をきつく抱きしめる。胸が切なくて苦しくてベルに必死にしがみ付いた。ベルの動きが早くなり、耳元へかかる呼吸の熱さが体を昂らせる。奥への刺激が欲しくて下腹が疼き、必死にベルに擦り付けた。
「あっぁっああ、ユウ、そんなに、欲しがって、ああっ、ユウ、ユウ、ああっ」
「ベル、お願い、お願い、ああっ、ベル」
ベルが腰を掴んで振り立てると、水音が響き、興奮が加速する。振り立てられるたびに待ち望んだ刺激が与えられ、叫びながら昇りつめた。
「ユウ、ナギっ、うあああぁぁっっ、あああっ、・・っくぅっうぅ」
ベルの蠕動が、私の中をノックする。ベルに縋って硬直したまま中がうねり、波が引くまで声を上げ続けた。
「はっ、はぁっ、は・・ユウ、ユウ、すごい、すごい気持ち良い、ユウ、ユウが俺にくっついて、俺を欲しがる。ねえ、ユウ、俺が欲しい?」
「・・・っふ、ふ、・・ぅん、うん、ベルが欲しい」
「あぁ、俺も。俺もユウが欲しい。俺、知らなかったんだ。ユウがいないとこんなに寂しいって知らなかった」
ベルは、はっきり言うなあ。あけすけな言い方に笑ってしまう。ベルの頬を撫でながら答えた。
「そっかー。私はベルがいないと寂しいって知ってたよ」
「違うよ。前みたいのと違う感じで寂しいんだよ。なんだか空っぽになった感じでさ」
「今は?もう寂しくない?」
「うん、ユウが俺を欲しがるから大丈夫。あとはユウが太ればいいだけ」
頬を突っつかれて笑い合った。ふと、アルを見るとぼんやりしてる。手を伸ばしてアルの鼻をつまむと、眉を寄せた。
「アル、ベルは酷いんだよ。痩せすぎで、綺麗じゃなくて、捨て子みたいで嫌とか言うの」
「だってアル、ユウがゴツゴツするんだよ。柔らかいほうがいいよね?」
「・・・柔らかいほうがいいな」
「ほら、痩せすぎなんだよ。早く元に戻って」
「えー、二人して。今、食べてるところだよ。せっかく食べたのに、ベルにいたぶられるから大変なんだからね」
「なんで、俺のせいにするのさ。いっつもアルのほうがユウをいたぶってるでしょ」
「・・そうか?俺は齧らないし」
「俺だってたまにしか齧んないし、今日はまだ齧ってない」
「まだ、とか言わないでよ。アル助けて、ベルに齧られるー」
笑ってアルに手を伸ばすと、アルが少し笑って私を抱き寄せた。ベルは、何さ、と呟いて私の髪をいじっている。そのままアルの胸に顔を埋めて抱きつくと、ぎゅっと抱え込むように抱きしめられる。アルの体は少し冷えていて、寂しくなった。
アルの胸元にいくつもキスをすると、私の背中にまわった腕に力が入り、顔を上げたら切なそうなアルと目が合った。
この人の苦しみが少しでも軽くなりますように。体が温まりますように。
両手でアルの顔を撫でる。しっかりした眉をつるりとなぞって、薄いまぶたをそっと撫で、スッとした鼻筋で指を滑らせ、頬を手のひら全体で包んだ。アルはされるがまま目を閉じてジッとしている。頬を包んだまま、柔らかい唇をそっと柔らかく食んだ。できるだけ優しく何度も食むと、アルの唇も少しだけ動く。
この人に優しくしたい。ずっと優しくできたらいいのに。でも、私ができる分の優しさしかあげれない。アルが望む全部にはきっと足りない。
すれ違ってしまうことを思って、涙が零れた。
「アル、ごめん。・・・私ができることじゃ、アルには足りないみたい。ごめんね」
目を開けて顔を歪ませたアルが、私の手首を力任せに握った。
「嫌だっ!捨てないで。俺を見捨てないでくれ」
「・・・捨てないよ。でも、アルが苦しいままだと思って。出来損ないで、ごめんね」
「違う、そんなこと言ってないっ。俺が、俺が、・・・ダメなんだ」
「アルはダメじゃない。好きな人に自分以外を見て欲しくないのは当たり前だよ」
「・・・・・ベルもミカも町の男も、みんな平気にしてる。・・・俺だけダメなんだ」
手首を握った手から力が抜けて、悲しそうに目を伏せた。
「私もダメだよ」
「・・・ユウが?」
「アルが私以外の人と交尾するのは嫌だ。仲良くしても嫌。アルに他の人を見て欲しくない。我儘過ぎてごめん」
ギュッと抱きついて話す。あまりに自分勝手すぎて恥ずかしく、顔を上げられない。呆れられると不安になりだしたころ、いきなりきつくきつく抱きしめられ頭に顔が擦りつけられた。
「ユウ、ユウは俺を独占したい?」
「したい。私だけじゃないと嫌」
「ベルは?」
「アルとベルは双子だから、特別。あとはダメ」
「ああ、ユウ、俺と同じ、俺と同じだ。ユウナギ」
喜びの声を出すと、アルは私を包み込むように丸まって腕の中に閉じ込めた。
アルの心臓が脈打ち体は温かく、呼吸音が私に心地よく響いた。目をつぶって体をゆだねていると頭にキスが降り注ぎ、両手で顔を掬われた先には喜びで潤んだアルの目があった。
アルが笑った。やっと、アルが見れた。胸の中で高い音が鳴り、ふわりと波紋が広がった。
アルは顔中に優しいキスをして、微笑むと、唇を啄んだ。アルの動きに合わせて唇を食むと、熱い舌が入り込む。互いに首に腕をまわして、離れないようくっついた。アルの舌が隅々まで動きまわり、私は零れ落ちる唾液を飲み込む。アルの探索が終わると、今度は私がアルの口中に入って愛撫した。乳房にアルの手が触れ、柔らかく包まれると肌が粟立ち、舌が絡み合った口から息が零れる。
乳首を摘ままれてしなった背中をそっと撫でられ、声を上げた。アルが乳房を寄せて、両方の乳首をいっぺんに舐め、濡れた舌で何度も弾く。アルに触れられてると思うと余計に感度が上がった。痺れとともに浮いた腰をベルの手が微かに撫で擦り、絶え間ない刺激が与えられる。二人の愛撫に身を捩り、身も蓋もなく声を上げアルにしがみついて絶頂した。
快感で滲む涙をアルが愛しそうに吸い取り首を撫でる。それだけで体がびくつき、どうしようもなく悶えた。粟立つ体をアルの硬い指で優しくゆっくりと撫でられ、堪らずアルにしがみ付いて震える。
熱いため息を吐いたアルが、私を腕の中に閉じ込めて足の間に体を沈めていく。もう、仰け反って捩れて、よくわからない。声を上げているのか頭に響くだけなのか、何度か弾けて真っ白で、中で揺れるアルと、熱い体だけが私と一緒だった。
顔に降るキスがくすぐったくて目を開けると、幸せそうに微笑むアルがいて、それが嬉しくて笑った。アルの首に抱き付いて笑うと、そのまま抱きしめ返される。アルとベルに抱かれて充足し、欠けていた体の一部が戻ったように思えた。
耳をくすぐられて目を開けると、甘えたそうに拗ねたベルがいた。アルから手を離して、ベルに向けるとすぐにくっついてくる。アルの頭を撫でたあと、体の向きを変えてベルを抱きしめた。ベルが可愛くて愛しくて、笑いながらいくつもキスをする。ベルもくすぐったそうに笑って、私にいくつもキスをすると、膝を割って私の中に入り込んだ。
「ねえ、ユウ、俺は?俺も独占したい?」
「したい。アルもベルも私だけの夫」
「ふふっ、ユウは欲張りなんだ」
ベルは私を抱きしめて耳元で笑う。
「そう。強欲なの」
「ふふ、ユウ可愛い。俺達はユウだけの夫だから、ユウ、気持ち良いコトしよう。アルと俺とユウで」
そう言って微笑んだベルは上半身を起こし、腰を抱えて動かし始める。アルが私の上半身をうしろから支え、乳房を手で包んで乳首を指で捏ねた。
ベルは喜びの笑みを浮かべて快楽の声を上げ、腰を振るたびに私の奥まで刺激を押し込んでいく。アルの手も指も唇も休みなく動き、二人から与えられる刺激が私を溶かして、ただ藻掻いた。
押し寄せる快感の波にさらわれ、溺れながらベルの歓喜の声を聞く。
アルとベルの体は熱く汗ばんで、私を酔わせた。欲張りな私は二人とも欲しくて、いっぺんに抱きしめたかった。二人に挟まれて、抱き付いて、縋って、喜びに戦慄いた。
何度も名を呼んで、名を呼ばれて、愛を告げて、愛を告げられて、そうして抱かれながら意識を手放した。
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