最強勇者の物語2

しまうま弁当

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第4章 ホルムス共和国

メニュー画面

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僕はお手洗いに入って扉の鍵を閉めた。

そして久しぶりにメニュー画面を呼び出した。

僕は小さな声で言った。

「メニュー」

そしてメニュー画面が表示された。

僕はメニュー画面の中のステータス画面を開いた。

まずレベル500と表示されていた。

HPが28000ポイント、MPが12000ポイント。

攻撃力が4200ポイント、守備力が3620ポイント。

筋力が4200ポイント、耐久力が3600ポイント。

特殊攻撃力が3500ポイント、特殊防御力が3200ポイント。

魔法攻撃力が4000ポイント、魔法防御力が4300ポイントとなっていた。

素早さが4700ポイントとなっていた。

僕は装備の画面とステータスの画面を見比べながら、確認した。

そうか攻撃力と筋力が一緒なのは、武器を何も装備していないからか。

守備力が耐久力より若干増えているのは、服を着ているからだろう。

装備の画面には、絹の服と絹のズボンと表示されていた。

そうだ、今はステータスよりも魔法だったな。

僕はスキル画面を開いた。

習得済み魔法の画面には、何も表示されていなかった。

スキル画面の中に職業の画面もあったが、そこにも何も表示されていなかった。

つまり魔法は何も覚えていない、何も使えない。

僕は本職にもついていない。

勇者は職業には入らないのだろうか?

それに魔法を覚えていないとなると相手を攻撃する場合は、近距離まで近づいて攻撃する必要があるな。

まあデリール大森林ではそういう戦いをしてたけど。

こうやって見るとレベルとステータスは高そうだ。

でもそうするとどうやったら魔法を覚える事ができるんだ?

もしかしたら魔法は、本職についてはじめて覚えられる物なのか。

本職にはどうやってなるんだろうか?

色々な疑問が頭の中に浮かんでくる。

まあいいや。とにかく今の僕は魔法は使えない。

そして本職にもついてない。

これで履歴書を作成できる。

僕はメニュー画面を閉じた。

やっぱりメニュー画面って便利だな。

一目でスキルが分かるのはとても便利だ。

僕はお手洗いから出て、履歴書を書き始めた。
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