最強勇者の物語2

しまうま弁当

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第4章 ホルムス共和国

職業紹介所

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僕はエレベーターで、ホルムス共和国政府本庁舎の三階に上がってきた。

僕は周りを見渡す。

するとエレベーターフロアの横に、三階フロアの案内表示があった。

それによると三階フロアの北側に労働基準監督部があり、南側に職業紹介所があった。

僕は早速南側フロアの職業紹介所へ向かった。

エレベーターフロアのすぐ前に職業紹介所の出入口があった。 

三階フロアの南側全てが、職業紹介所となっていた。

僕は自動ドアをくぐって、職業紹介所の中に入った。

するとこの職業紹介所の出入口から入ってすぐの所に、案内係の人が立っていた。

そして案内係の女性職員が僕に尋ねた。

「今日のご用件は何でしょうか?研修会でしたら、左手をお進みください。職業紹介所は右手になります。」

研修会?僕は左手を見てみた。

左手を見るとたくさんの部屋があった。

廊下が三つほど設けてあった。

そこから各部屋の中に入るようになっていた。

ああ、なるほど。

どうやら三階フロアの南東側は、講習会用の大きな会議室や教室のような部屋があるのか。

研修会や講習会がここで行われてる訳だな。

続けて右手を見てみた。

ここも職員のフロアとお客のフロアが、カウンターで二つに分けられていた。

ここには数百人の職員が働いていた。

職員のフロアには沢山の事務机と椅子が並べられており、各職員が忙しそうに仕事をしていた。

またカウンターには相談窓口が設けられており、およそ四十の相談窓口があった。

そしてこのフロアはお客(求職者)用のスペースが広かった。

お客用(求職者)の椅子もたくさん置かれていた。

更に右手の奥の方に、本棚のような物たくさん置いてあった。

僕は女性職員に言った。

「今日は就労相談で来ました。」

女性職員が僕に言った。

「はい、では35番の相談窓口にお願いします。」

僕はそのまま35番の相談窓口へと向かった。

ここで働いている職員もたくさんいたが、お客(求職者)も多くいた。

恐らく百人以上はいるだろう。

大半の人達は、椅子に座って印刷された紙を真剣に読んでいた。

多分求人票を見ているんだろう。

35番窓口に着いた。

窓口の前にも、一つの窓口に対して一つづつ椅子が用意されていた。

その椅子に座って相談ができるようになっていた。


そして僕は35番窓口の男性職員に声をかけた。
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