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7ページ。「舞踏会なんてどうでもいいです!むしろ弟子にしてくださいっ!?」を選択。
しおりを挟む「なにを言ってるんだい?」
「掃除、洗濯、炊事、なんでもできますっ! なんでもするから、どうか弟子にしてください! お願いしますっ!?」
シンデレラが頭を下げると、おばあさんが困ったように言いました。
「お城へ行ったら、王子に見初められて結婚できるかもしれないよ?幸せになれるチャンスを、自分でふいにするつもりかい?」
✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧
選択肢。
「やっぱり、舞踏会へ行きたい」→3ページへ。
「やっぱり…この怪しい奴め、追い出してやるっ!?」→6ページへ。
「・・・」→このまま移動せず読み進めてください。
✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧
「王子様と結婚することが幸せにつながるとは思えません。第一、万が一にも王子様と結婚すれば、王妃様にならなくてはいけませんからね。わたしには向いていないと思います。まあ、有り得ないお話ですが・・・けれど、魔法が使えるようになれば、とっても素晴らしいことができると思うのです」
「・・・決意は、変わらないのかい?」
「はい」
「家を捨てることになっても?」
「かまいません」
「わかったよ。じゃあ、ついておいで」
こうしてシンデレラは、魔法使いのおばあさんの弟子になったのです。
ホコリまみれのシンデレラだった女の子は、長い修行を終え、とうとう魔法使いになったのです。そして・・・
「可哀想なお嬢さん。わたしが助けてあげようか?」
「あなたは、誰なの?」
「わたし? わたしはね、通りすがりの魔法使いよ。困っているお嬢さんを助けるのが趣味なの」
今日も、昔の自分のように困っている女の子を助けているのでした。
めでたしめでたし。
**********
魔法使いの弟子エンド。
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