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4ページ。「そのドレス、わたしがなんとかしてみましょう」を選択。
しおりを挟む破けてしまったドレスをシンデレラが持っていた針と糸で直してあげると、お嬢さまがお礼を言いました。
「ありがとうございます。どうかお礼をさせてくださいな」
「いえ、このぐらいどうってことありませんから。お気になさらず」
シンデレラが立ち去ろうとすると、また悲鳴が聞こえて来ました。
「きゃっ、ワインがドレスにっ!?」
こうして、シンデレラがトラブルにあったお嬢さま達を身に付けた家事テクニックで片っ端から助けて行くうちに、十二時の鐘が鳴ってしまいました。
「ハッ!もう帰らないとっ!?」
「お待ちなさい」
シンデレラが帰ろうとすると、高貴な女性に呼び止められました。
「働く気があるなら、雇ってあげましょう。後日、城にいらっしゃいな」
急いでいたので返事もしないで家へと帰りましたが、数日後。シンデレラはお城へ行ってみました。すると・・・
「あなた、働き者で気に入りましたわ」
シンデレラを気に入った高貴な女性は、この国の王妃様だったのです。
こうして王妃様に気に入られたシンデレラは、お城のメイドとしてバリバリ働き、意地悪なまま母と二人の姉のいる家から出ることができました。
そして、働き者な彼女は王妃様のお気にいりとして王宮のメイド頭として出世しました。
めでたしめでたし。
**********
お城のメイドエンド。
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