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大嵐の都市 マルシア編

115 上位魔王軍 パンドラ

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そして

「ここが...二刀流のニチマさんがいるところですか?」

ス「そうだ 」

「なんか...道場みたいな..場所ですね」

ス「道場ってのはわかんねぇが まあそうだな」

「でもまあとりあえずまずは...入りましょう..」

ス「行くか」

そして中に入ると

ニ「来たか...新たな挑戦者..」

「はい..VIPになるため..来ましたよ」

二「ほう..なら..そのVIPになる腕前はあるんだろうな?」

二「俺は弱ぇやつは嫌いだからな..」

二「弱ぇヤツはすぐにこの俺にやられてしまう..」

二「まあでも少しは楽しめそうだ..」

二「さぁ やろうか..」

「...はい..やりましょう..」

ス「頑張れよ..なら俺は外にいるからな..」

「はい..がんばります..スペードさん..!」

ス「あぁ...頑張れよ!」

そして

二「話し合いは終わったか?」

「はい..たった今終わりましたよ...」

二「なら..行かしてしんぜよう..」
 
二「勝負開始だっ!」

そして一方ハイトは

「大丈夫か!?」

「あぁ...助けて 」

「お母さん! 大丈夫?」

「何が..」

「あぁ.. 」

「誰だお前..っ!?」

?「...エルシーは..いますか..?」

「エルシーはここにはいない..」

?「おかしいですねぇ..ここにいるはずなのにぃ....」

?「また魔王様に怒られちゃいますぅぅぅ!」

?「もう嫌だぁぁぁあ..!」 

「えっと..あなたは..誰?」

?「私ですか..私は..上位魔王軍 闇の使い手 パンドラです...」

「上位魔王軍!?」

パ「...ここにエルシーさんがいたら 倒せたのにぃぃ..」

パ「魔王様に怒られたくないし..」

「おい..お前 本当に上位魔王軍なのか?」

パ「そうです..!」

「うーん..」

パ「信じてないでしょ!」

「まあ..うん」

パ「私のメンタルが豆腐だからって..からかわないでください!」

「...それは..すまん」

パ「もう..エルシーさんも居ないし...魔王軍帰ったら怒られるし..もうどうしたらいいんですかぁぁぁあ..」

「まあ..俺らはどうすることも出来ないからな..」

パ「せっかくここまで来たのにぃぃい...」

パ「ここまで来たの意味ないじゃないですかぁぁぁ..」

「まあまあ..」

「とりあえず帰ってくんね? 怖がってるしさ」

パ「あっ..でも何か報告しないと..本当に怒られちゃう..」

パ「なにかないか....なにかないか....」

パ「あっそうだ! 君たちを....」

「なんだ?」

パ「殺せばいいんだ!」
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