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プルクンツュル山編

051 出発準備

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ロ「サイカ?..ねぇ、 目を覚ましてよ..」   

マ「...なんで..こうなったの..よ....」

「っん..あ..が」

マ「エルシー..目を覚ましたのね..」

「これは...?サイカは..大丈夫なのか?」

ロ「もう...死んでる..よ」

「っ..!?」

マ「....なんで..サイカ..ねぇ..目を覚ましてよ..」

「...どうしてこうなった..の?」

マ「それは.. サイカが暴走し始めた..そして ロマンティーヌさんが..サイカの暴走を止めた..でも その時 サイカさんは..魔力を...限界突破..してたみたいで..体に影響が出て..死んでしまった..」

「.....まじか」

ロ「なんとか助かる方法は....ないの..? エルシー..?」

「いや..一応ある」

ロ「一応!?」

「..蘇生の薬..さ」

ロ「蘇生の薬って..持ってるんですの?!」

「持ってない..」

ロ「あっ..」

「でも..行けばある..」

ロ「それはどこなのですの?!」

「..プルクンツュル山さ!」

マ「っっ..!?」

ロ「プルクンツュル山..?」

マ「ねぇ..行くなんて本当に正気なの!? ねぇ! ?」

ロ「そんな焦って..どうしたのですのよ?..」

マ「プルクンツュル山は..絶対行かない方がいい」

ロ「でも..そうじゃないと..サイカを助けられないのですのよ!?」

マ「他に方法はあるかもしれないじゃん?」

マ「..ね?」

ロ「そんなに行きたくないんなら..私一人でいきますわ..」

マ「えっ..駄目よ..絶対に..」

ロ「離して!」

マ「ひっ..」

ロ「だって..死ぬ前も助けれない..そしてもう..死んだ親友ですら助けれない私は..ただの..クズになるじゃないの!(泣)」

マ「っ..ごめん..」

「まぁ 私も一緒についてくよ..!」

ロ「..ありがとう..」

マ「私は..行かないからね..」

ロ「..わかった..」

「とりあえず連れてくるだけ連れていくか..」

ロ「..そうですわね..私もそうしますわ」

「そして プルクンツュル山の出発準備が開始される」

ロ「明日の..昼の休憩の時に..皆で学校から抜け出してプルクントュル山に行きますわ!」

「そうだな..まずは 明日までに..人数を集めてこないと..」

そして

ア「...一緒に来てほしい..?」

「あぁ 頼む! プルクンツュル山に一緒に来てくれ!」

ア「ま..まぁ 暇だし..いいよ..」

「ありがとう..!」

そして

ホ「一緒に来てほしいって..? まあ いいけどよ.. プルクンツュル山だろ? いっちょ 暴れてやりますか..!」





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