いつもと違う日常

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021 絶望の顔

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そして夜になり

ドッグンドッグンドッグンドッグン

「...寝れないよな..」

「...まあ ...さすがに人を殺す人はこのなかにいない..とは思うが..」

そして一方その時 ルミは

ルミ「........」

ルミ「zZZ」

タッタッタ

リ「...はぁ..はあぁ..はぁ」

ルミ「..ん?」

ルミ「..うおっ!?」

リ「...はぁ..はぁ..」

リ「..もう..いいよね?」

ルミ「...まずいな こりゃ..」

そして一方その頃ハイトは

「...寝れない」

「いや それが普通だし....」

「でも 俺が何とかするっていっちゃったもんなぁ..」

「...あー..やっちゃったなぁ..俺.. ヤコウがいたらどんなけ心強いか..」

「でも..ヤコウは寝てるだろうし..今起こしにいくってのは..違うし 」

メ「さっきから..なにベラベラ一人でしゃべってるんですか?」

「!? 急に出てこないでください....びっくりした」

メ「...実は..私も寝れないんですよね」

「...あー ですよね...自分もなんです..w」

メ「あの~ 隣いいですか?」

「..まあ いいですよ」

このメルさんは...多分危険じゃないな.. 

メ「あの..」

「はい? なんですかね?」

メ「リンゴを見ませんでした?」

「リンゴ?」

メ「あーっと リンゴは 私を助けてくれた恩人です」

「そうなんですか」

メ「...で..」

メ「このゲーム どう思いますか?」

「え? このゲームですか? 」

「まあ ...仲間も親友も幼馴染みも死んだし..」

「このゲームは ..控えめにいって..最悪ですよ..」

「....自分はまた孤独になったし..」

メ「なら」

「けど...今は 違う」

「たしかに..幼馴染みや親友や仲間が死んだのは悲しいけど...」

「だけど..その幼馴染みや親友や仲間の分まで生きないと...」

「天国にいる仲間たちが悲しむ..」

メ「そうですか」

メ「なら... 」

メ「もし私があなたを殺すとしたらどうしますか?」

「えっと.. 何をいっているんですか?w」

メ「私..実は 人の絶望の顔を見るのが好きなんですよ」

メ「これを言ったのはあなたが初ですよ..おめでとうございます. .」

「...絶望の顔?」

メ「だから..私にあなたの絶望の顔を見せてください」

「.....いやだ」

メ「..嫌ですか..」

「...」

メ「なら 今すぐ武器を持ってこないとですねぇ」

「...やるんだな?」

メ「はい 絶望の顔を見せてもらわないのなら....あなたを 殺ります」


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