いつもと違う日常

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019 槍とカマ

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「あ...もう朝か」

ヤ「そうさ」

「...ふぁぁ..」

ヤ「どうやら何か来たみたいだぜ?」

「..うん?」

ヤ「とりあえず見てみろよ! ほら」

「..何が..?」

ヤ「これ...」

ヤ「槍とカマ」

ヤ「ハイトはこれを見てどう思う?」

「...まあ...」

「...殺し合いするわけもないし...別に気にしなくていいんじゃねぇの?」

ヤ「うーん..でも 槍とカマがこんな目の前にあって..殺すのが普通じゃないのかね...」

「それはお前の思い違いだよ」

「俺達は違うし人も殺したことないし」

「...まあほっときゃいい..脱出できるはずだし」

ヤ「だが..何かおかしいんだ」

「何がおかしいんだ?」

ヤ「出口が入り口しかない」

「え?!」

「いやいやいや..ちょっと待て それはおかしいだろ?w」

ヤ「ほんとさ」

ヤ「みんな出口を必死に探してんのに」

ヤ「全部なくなってるんだよ 入り口以外が」

「...ってことは」

「選択肢は2つになったってことか?」

ヤ「まあそうゆうことだな」

ヤ「残り二つは特定の遊びをすればクリア と もうひとつは 最後の一人になったらクリア だったよな」

ヤ「ってことは もう俺は悪いが選択肢はひとつしかないと思っている」

「どうゆうことだ?」

ヤ「...お前はもう遊びは嫌だろう?」

「たしかに嫌だけど..殺すのはもっと嫌だ」

ヤ「だが どうやら 槍とカマが急に朝起きると 机の上に置いてあり これはもう最後の一人になったらクリア しかないんじゃないか?」

「...でもさ それだったら この26は一人しか生き残れないってことだぞ?」

ヤ「そうゆうことだ. .15名のうちの一人だ」

「でも..まだルミもいるし..これ以上仲間を失いたくないよ!」

ルミ「あんたねぇ..声でかいのよ!」

「ルミ?」

ルミ「私は死なないわ」

ルミ「私はケツイを持っているもの」

リ「それを言うなら私も死なないですよ」

メ「殺されるのはいや...」

ヤ「...みんなビビりすぎじゃないの?w」

「...そりゃビビるよな」

ルミ「ハイト..どうやらあんたはまだケツイがみなぎってないようね」

「...まずケツイが...どうやったら手に入れるかがわかんないからな」

ルミ「あなたの勇気を見せてくれたらそれでいい 自然にケツイは、よってくるからね」

「そうかそうか」

ルミ「まあ この槍とカマは気にしないで」

ヤ「だな!」

そして

「...さぁて 昼になったが 」

「...どうするか..」

「暇だな」

ヤ「なぁ 暇なら..さ 賭けのゲームしようぜ ..」
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