いつもと違う日常

k33

文字の大きさ
上 下
8 / 56

008 挑戦

しおりを挟む
ルミ「はぁはぁ.. .私...クリアした!」  

ルミ「...あれ?ヤナミは..?」

ル「ヤナミは...死んだよ」

ルミ「ウソ...でしょ?」

ルミ「...レベル1...なのに..」

ア「私も...気になったんですよ. .レベル1って一番簡単なはずじゃ...」

ルミ「ヤナミ...」

ルミ「あっそうだ..もしかしたら..レベル1の扉を開けたら..」

ルミ「助けれる...」

「行くな!」

ルミ「何で止めるのよッ!」

「ヤナミさんは..脱落した」

「だから 死んだ!」

ルミ「..ヤナミ..ねぇ 扉の向こうにいるんでしょ?」

ル「もうやめなって」

ルミ「離して!」

ア「ルミ..さん」

ルミ「もういい..」

ルミ「私がヤナミのぶん..精一杯生きていく」

ル「そうこなくっちゃな..」

そして

「...はぁ..疲れた」

ア「お疲れ様!」

ル「さぁ どうするよ」

「...うーん 休憩しよう」

ル「まあ確かにな」

「空を見てると..落ち着くなぁ」

ル「だな..」

「あっ 気球」

「...難易度..は」

ル「高いな..」

「..難易度...26か...」

ル「まあどうせ誰かが行ってくれるだろう」

パァァァァン!

ル「なんの音だ!?」

「気球が..割れた?」

ア「あそこ..難易度24の気球が割れたっ..てことは..誰かがクリアしたってこと..?」

ル「難易度17であんな頑張ったのに...」

「でも、いずれかは必ず 難易度30をクリアしなきゃいけない....」

ル「お前はバカか!? 」

ル「17であれだぞ!?」

ル「30なんて..絶対難しいだろ...」

「でも..誰かがクリアしないと..」

ル「..やめとけ」

ル「お前は一回休め な?」

「...あぁ すまない」

「じゃあ次は」 

ル「なんだよ」

「難易度 26にいこう」

ル「はぁぁぁぁぁ!?」

ア「さすがにそれは..やめようよ..ね?」

「いや 僕の..意思なのかもしれない」

「高い壁に挑戦してみたいんだ」

ア「でも..もし、ゲームクリアできなかったら..私たち死んじゃうかもしれないんだよ..?」

ル「そうだぞ..さすがに26は危険だって...だって17であのレベルだから..俺は悪いが..26はさすがにハードルが高すぎるかもしれない」

ア「私も.. レベル2でなんとかクリアしたけど..ギリギリだったし..」

「..でも 僕もギリギリだったよ? ほんとに後1秒ぐらい」

「間に合ってなかったら死んでたし」

「でも僕はこうして生きてるんだから 」

「僕は 26に挑戦するよ...」

ル「こいつ..バカだ..」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百物語 厄災

嵐山ノキ
ホラー
怪談の百物語です。一話一話は長くありませんのでお好きなときにお読みください。渾身の仕掛けも盛り込んでおり、最後まで読むと驚くべき何かが提示されます。 小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

読まれるウェブ小説を書くためのヒント

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
エッセイ・ノンフィクション
自身の経験を踏まえつつ、読まれるための工夫について綴るエッセイです。 アルファポリスで活動する際のヒントになれば幸いです。 過去にカクヨムで投稿したエッセイを加筆修正してお送りします。 作者はHOTランキング1位、ファンタジーカップで暫定1位を経験しています。 作品URL→https://www.alphapolis.co.jp/novel/503630148/484745251

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
よくよく考えると ん? となるようなお話を書いてゆくつもりです 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

あなたのサイコパス度が分かる話(短編まとめ)

ミィタソ
ホラー
簡単にサイコパス診断をしてみましょう

処理中です...