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第4話 スタートは後ろからで・・・(4)
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今日のバイトは早めに上がらせてもらって、
愛車のバイク(ホンダ400X ABS)で自宅へキャンプ荷物を取りに行く
途中でスマホに親父からラインの連絡が入った、
『なんか玄関に荷物があるがキャンプ行くのか、』と有った、
『いつものキャンプ場へ後ろに友達載せてと』と答えると
『友達?相沢君か?』『いや、奴とはニケツはしない』
『別の友達!!』なんだその驚きの表現は、
『そうだな、友達が増えるのは良いことだ、丁度車で出かける用事があるから、
ついでに荷物は運んでやる』とのこと、
『ついでででキャンプ椅子、一つ追加よろしく』と伝えておく、
『上手く友達を増やせよ』
余計な一報があったが、とりあえず荷物運びのお願いして連絡を終わる、
まあ女子と知ったら厄介だなと思って、それはあえて伝えずに置く
まあキャンプの管理人経由でいずれは、ばれそうだが。
荷物が無くなったので、追加のメットとか自分以外のジャケットとなどを自宅へ取りに戻って
荷物の積み込みが無くなったので早めの待ち合わせになる事を梓川さんへ
クラスの連絡用ラインで個人宛で伝える。
「待ったかな?」
「ううん、5分位、コンビニ店内の喫茶コーナーでカフェラッテ飲んでたから
寒く無かったし」
予定を前倒しにしたけど問題なかったようだ、
「俺もホットコーヒー買ってくるな」
取り合えず、バイクで冷えたのでホットコーヒーであったまる。
バイクでニケツなので、今の梓川さんはジーンズ姿に動きやすそうな
赤系のハーフダウンジャンパー、下はセーターとカーディガンらしい、
あとマフラー。
「暖かい格好をしてきたか?」
と梓川さんに聞いてみる、
「うん、バッチリ」
と自信ありげに答えるが、ハーフダウンジャンパーだけではバイクの寒さを
甘く見てるなと言う感じだ、
「俺なんか、ジーンズの下は分厚い遠赤の股引履いてるぞ、オイルカイロ装備でな、」
少し笑いながら、梓川が、
「股引って、おじさんですか、」
「バカ、バイクの寒さ対策は重要なんだぞ、もう日が暮れるし、股引は良いんだ!」
「いや、言い方がインナーパンツとか・・・」
「でも買うとき遠赤機能付き股引って有ったぞ、言い方なんか
関係ないじゃん、で梓川さんは股引履いてるか?」
「だから言い方!、あと、そんなの履いてないよ」
「マジか!下半身寒いぞ!」
「股引とか、女子は履かないの!」
「そうか、強いな~」
まあ、真冬でも丈の短い制服のスカートだもんな、平気なのかもしれない。
「あとオイルカイロなんだけど、梓川さんの分も持ってきたぞ」
と小さいサイズの金属性のオイルカイロを渡す、
「うわ、更にレトロ感が・・・、あと使い捨てカイロ有るよ」
「でも使い捨てより暖かいぞ、取り合えずお腹とか、
冷える所へ仕込んでおいた方がいいぞ」
あとは買ったホットコーヒーで
軽く暖をとってから、駐輪スペースのバイクへ向かう、
ホンダ 400X、ABS装備の新型モデルで有る、4ストロークで400CC排気量
でゆとりが有る、ロードスポーツタイプやレーサーレプリカのバイクと違って
そこそこのオフロード性能もあり、軽いクラッチレバーも便利だし、
ロングツーリング向けのバイクだ、後ろに大型トップボックスも付いて、
手のグリップヒーターとUSBソケットも付いてスマホアーム付きでナビ機能も使える。
親戚の叔父さんがHonda系のバイク屋をしていて
勧められてバイク好きの親父が買った、でもその後、直ぐに親父は大型バイク免許を
取ったので、一年と使わずにアメリカンタイプのビックバイクに乗換やがった、
もともと俺はキャンプの足に中型のバイクが欲しかったので、ほぼ新車を貰えるならと
自分用の中古バイクは買わずに出世払いと車検込みで親父から譲り受けた、
本当はヤマハの250ccモデルのオフローダーバイクのSEROW(セロー)の中古が
軽くて扱い易そうで良かったのだが、まあクラスは上だし乗りやすいので
良かったと思う。
「うわっ、本当に大きいバイクだ!」
梓川さんがバイクを見て声を上げる。
「高速道路も乗れるヤツなんだぜ、普段なら二人乗りでも余裕だ」
「バイク好きなの?暴走なんとか?」
「あのなぁ、確かにバイクは好きな方だしツーリングは楽しいとは
思うけど、でも俺にとってバイクは道具なんだよな~、遠くへ行く為に
使うもの、本当は車の方が楽で荷物も乗って良いけど、免許まだ取れないし
自分の車とか無理だし」
「そうなんだ」
取り合えず、フルフェイスのヘルメットと
「絶対暖かいから」と持ってきたライダースジャケットを
貸して後ろに乗ってもらう、あとライダーグローブも勧める、
「リアシートのサイドにグリップと下に足掛け有るから、片手でグリップにぎって
後は俺の体の掴み安い所に手を添える感じで」
と乗り方を伝える、基本停車ぐらいでは足は付けずにしてもらう。
「なんか恥ずかしいね・・・」
「意識しすぎだろ、俺の背中にリュックも有るし、当たらないぞ」
「そうゆうことじゃなくて!」
何考えてるんだか?
「最初に近くのショッピングセンターで食材を買うけど良いか?」
「了解です。」
そうして、バイクを出す。
バイクでショッピングセンターへ向かう途中に、
安全運転はニ尻(ニケツ)では必須だが、なんか普段より重いな、
400㏄クラスだからパワーは十分足りてるけど、
梓川さんも最初はコーナーの度にバランスを取りずらそうにしてたけど、直ぐに
バランスを合わせる様になって来た、以外にセンスあるな、
おとなしい感じだったけど、チョット意外だ、
「あのね、貸してくれた、この上着ありがとね、ハーフダウンじゃ
寒かったかも、あとカイロも暖かいよ」
一様、音楽や会話様にと、両方のヘルメットに仕込んだインカム経由で梓川が話しかけてくる、
「股引は無くて、平気か?」
いたずらに聞いてみる、
「ちょっと、さっ・・・、全然平気だよ!、気にしないでね」
以外に意地っ張りなのか・・・田舎道で冷えなければいいが・・・
愛車のバイク(ホンダ400X ABS)で自宅へキャンプ荷物を取りに行く
途中でスマホに親父からラインの連絡が入った、
『なんか玄関に荷物があるがキャンプ行くのか、』と有った、
『いつものキャンプ場へ後ろに友達載せてと』と答えると
『友達?相沢君か?』『いや、奴とはニケツはしない』
『別の友達!!』なんだその驚きの表現は、
『そうだな、友達が増えるのは良いことだ、丁度車で出かける用事があるから、
ついでに荷物は運んでやる』とのこと、
『ついでででキャンプ椅子、一つ追加よろしく』と伝えておく、
『上手く友達を増やせよ』
余計な一報があったが、とりあえず荷物運びのお願いして連絡を終わる、
まあ女子と知ったら厄介だなと思って、それはあえて伝えずに置く
まあキャンプの管理人経由でいずれは、ばれそうだが。
荷物が無くなったので、追加のメットとか自分以外のジャケットとなどを自宅へ取りに戻って
荷物の積み込みが無くなったので早めの待ち合わせになる事を梓川さんへ
クラスの連絡用ラインで個人宛で伝える。
「待ったかな?」
「ううん、5分位、コンビニ店内の喫茶コーナーでカフェラッテ飲んでたから
寒く無かったし」
予定を前倒しにしたけど問題なかったようだ、
「俺もホットコーヒー買ってくるな」
取り合えず、バイクで冷えたのでホットコーヒーであったまる。
バイクでニケツなので、今の梓川さんはジーンズ姿に動きやすそうな
赤系のハーフダウンジャンパー、下はセーターとカーディガンらしい、
あとマフラー。
「暖かい格好をしてきたか?」
と梓川さんに聞いてみる、
「うん、バッチリ」
と自信ありげに答えるが、ハーフダウンジャンパーだけではバイクの寒さを
甘く見てるなと言う感じだ、
「俺なんか、ジーンズの下は分厚い遠赤の股引履いてるぞ、オイルカイロ装備でな、」
少し笑いながら、梓川が、
「股引って、おじさんですか、」
「バカ、バイクの寒さ対策は重要なんだぞ、もう日が暮れるし、股引は良いんだ!」
「いや、言い方がインナーパンツとか・・・」
「でも買うとき遠赤機能付き股引って有ったぞ、言い方なんか
関係ないじゃん、で梓川さんは股引履いてるか?」
「だから言い方!、あと、そんなの履いてないよ」
「マジか!下半身寒いぞ!」
「股引とか、女子は履かないの!」
「そうか、強いな~」
まあ、真冬でも丈の短い制服のスカートだもんな、平気なのかもしれない。
「あとオイルカイロなんだけど、梓川さんの分も持ってきたぞ」
と小さいサイズの金属性のオイルカイロを渡す、
「うわ、更にレトロ感が・・・、あと使い捨てカイロ有るよ」
「でも使い捨てより暖かいぞ、取り合えずお腹とか、
冷える所へ仕込んでおいた方がいいぞ」
あとは買ったホットコーヒーで
軽く暖をとってから、駐輪スペースのバイクへ向かう、
ホンダ 400X、ABS装備の新型モデルで有る、4ストロークで400CC排気量
でゆとりが有る、ロードスポーツタイプやレーサーレプリカのバイクと違って
そこそこのオフロード性能もあり、軽いクラッチレバーも便利だし、
ロングツーリング向けのバイクだ、後ろに大型トップボックスも付いて、
手のグリップヒーターとUSBソケットも付いてスマホアーム付きでナビ機能も使える。
親戚の叔父さんがHonda系のバイク屋をしていて
勧められてバイク好きの親父が買った、でもその後、直ぐに親父は大型バイク免許を
取ったので、一年と使わずにアメリカンタイプのビックバイクに乗換やがった、
もともと俺はキャンプの足に中型のバイクが欲しかったので、ほぼ新車を貰えるならと
自分用の中古バイクは買わずに出世払いと車検込みで親父から譲り受けた、
本当はヤマハの250ccモデルのオフローダーバイクのSEROW(セロー)の中古が
軽くて扱い易そうで良かったのだが、まあクラスは上だし乗りやすいので
良かったと思う。
「うわっ、本当に大きいバイクだ!」
梓川さんがバイクを見て声を上げる。
「高速道路も乗れるヤツなんだぜ、普段なら二人乗りでも余裕だ」
「バイク好きなの?暴走なんとか?」
「あのなぁ、確かにバイクは好きな方だしツーリングは楽しいとは
思うけど、でも俺にとってバイクは道具なんだよな~、遠くへ行く為に
使うもの、本当は車の方が楽で荷物も乗って良いけど、免許まだ取れないし
自分の車とか無理だし」
「そうなんだ」
取り合えず、フルフェイスのヘルメットと
「絶対暖かいから」と持ってきたライダースジャケットを
貸して後ろに乗ってもらう、あとライダーグローブも勧める、
「リアシートのサイドにグリップと下に足掛け有るから、片手でグリップにぎって
後は俺の体の掴み安い所に手を添える感じで」
と乗り方を伝える、基本停車ぐらいでは足は付けずにしてもらう。
「なんか恥ずかしいね・・・」
「意識しすぎだろ、俺の背中にリュックも有るし、当たらないぞ」
「そうゆうことじゃなくて!」
何考えてるんだか?
「最初に近くのショッピングセンターで食材を買うけど良いか?」
「了解です。」
そうして、バイクを出す。
バイクでショッピングセンターへ向かう途中に、
安全運転はニ尻(ニケツ)では必須だが、なんか普段より重いな、
400㏄クラスだからパワーは十分足りてるけど、
梓川さんも最初はコーナーの度にバランスを取りずらそうにしてたけど、直ぐに
バランスを合わせる様になって来た、以外にセンスあるな、
おとなしい感じだったけど、チョット意外だ、
「あのね、貸してくれた、この上着ありがとね、ハーフダウンじゃ
寒かったかも、あとカイロも暖かいよ」
一様、音楽や会話様にと、両方のヘルメットに仕込んだインカム経由で梓川が話しかけてくる、
「股引は無くて、平気か?」
いたずらに聞いてみる、
「ちょっと、さっ・・・、全然平気だよ!、気にしないでね」
以外に意地っ張りなのか・・・田舎道で冷えなければいいが・・・
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