嫌われ聖女は魔獣が跋扈する辺境伯領に押し付けられる
魔獣の森と国境の境目の辺境領地の領主、シリウス・レングナーの元に、ある日結婚を断ったはずの聖女サラが、隣の領からやってきた。
これまでの縁談で紹介されたのは、魔獣から国家を守る事でもらえる報奨金だけが目当ての女ばかりだった。
ましてや長年仲が悪いザカリアス伯爵が紹介する女なんて、スパイに決まっている。
しかし豪華な馬車でやってきたのだろうという予想を裏切り、聖女サラは魔物の跋扈する領地を、ただ一人で歩いてきた様子。
「チッ。お前のようなヤツは、嫌いだ。見ていてイライラする」
追い出そうとするシリウスに、サラは必死になって頭を下げる「私をレングナー伯爵様のところで、兵士として雇っていただけないでしょうか!?」
ザカリアス領に戻れないと言うサラを仕方なく雇って一月ほどしたある日、シリウスは休暇のはずのサラが、たった一人で、肩で息をしながら魔獣の浄化をしている姿を見てしまう。
これまでの縁談で紹介されたのは、魔獣から国家を守る事でもらえる報奨金だけが目当ての女ばかりだった。
ましてや長年仲が悪いザカリアス伯爵が紹介する女なんて、スパイに決まっている。
しかし豪華な馬車でやってきたのだろうという予想を裏切り、聖女サラは魔物の跋扈する領地を、ただ一人で歩いてきた様子。
「チッ。お前のようなヤツは、嫌いだ。見ていてイライラする」
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確かに、味方で良かった!敵だったら大変ですね。
待て待て待て、バドラー様の情報量が多すぎる。
主役2人のビジュアルがうすぼんやりなのに、脳内でバドラー様がイキイキと美しく活動してしまうーーーーーーーー!
…好き。
お話もですが、バドラーさまのますますのご活躍を楽しみにしてます。
感想ありがとうございます!
バトラー……最初彼はただのモブの執事でした。
名前も考えておらず、仮で「バトラー」として書き進めているうちに、それが名前本採用。
しかも腹心の部下として、魔獣退治まで一緒に行くことに……。
今後バトラー回あります(笑)お楽しみに!
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