99 / 111
異世界で問題になっていた件について!
しおりを挟む
何だかんだあったものの、身支度を整えられた。
「それじゃあ行ってくる」
「うん、気を付けてね」
『イレイラさんの事は心配しなくてもいいから、洸夜達は勉強に励むんだよ』
父さん達ならその辺のことは心配しなくてもいいだろう。
「ああ、わかった。行こうセリア、リタ」
「行って来まぁ~す!」
「それでは、失礼いたします」
挨拶の済んだ2人を連れて自室へと向かい、セリアの部屋へと転移する。
「さて、今日も勉学に励みますか」
「うん。でも・・・・・・」
「どうした? 」
「イレイラ王女様が学園に向かわないのは、ちょっと問題じゃないかなぁ? って私は思っているの。コウヤくんはどう思う?」
確かにイレイラ王女様は学園の生徒会長だからな。
「生徒会長の不在は、ちょっとした問題が起きると俺自身も思っている。だけど、その点は生徒会のメンバーや他の先生達が何とかカバーをするんじゃないか?」
生徒会のメンバーとは会ったことがないけどさ。
「そうだよ。コウヤの言う通り、誰か欠席したときは他の人がカバーをしてくれている筈だから、心配をしなくてもいいと思うよ」
「うん。そうかな」
「それよりも、セリアのお父さんとお母さんに挨拶しに行こう!」
「うん」
何処か不安そうな顔をしているセリアを引き連れてマーガレットさん達がいるコテージへと向かう。
「おはようございます、お母様」
「おはようございます、マーガレットさん」
「おはようセリアのお母さん!」
俺達がそう言うと、マーガレットさんは貴族らしく優雅に俺達のところへやって来た。
「おはよう、3人共。昨日はよく眠れましたか?」
「昨日は凄かったんだよ! 向こうの世界で雷が鳴っていたんだよ!」
「そうなのですか。セリア、大丈夫ですか?」
「うん、私は平気でした。ところでお父様の姿がお目見えしないのですが、お仕事の方へ行かれたのですか?」
セリアがそう聞くと、マーガレットさんは少し困った表情を浮かべた。
「ええ、アナタ達がここに来る前に出て行ってしまいましたよ。しかもイレイラ王女を暗殺を企てた者達を探す仕事をしているので、帰りが遅くなりそうとか言ってました」
ああ~、なるほど。殺害を企てた人達を調査に回ったんだなぁ。
「オルコシスさんも大変ですね」
「はい、コウヤさんの仰る通りです。しかしこの問題を放置する訳にはいけませんからね。旦那様には頑張って貰わなければなりません」
王族暗殺暗殺を企てた連中を放置していたら、王族は殺されそうになっても気にしない。と言われそうな気がするしな。
「おっと、セリアとコウヤさん。学園の方に向かわなくてもよろしいのですか?」
「あっ! そうだね。そろそろ行かないといけないね」
「ああ、すみませんマーガレットさん。学園の方に向かいます」
「3人共、気を付けて下さいね。もしかしたら誰かがアナタ達を狙っている可能性がありますから」
えっ!? 俺達マークされてんのかよ。
「あんなことをしたら仕方ないよ。それじゃあ行って来るよぉ!」
「リタさん、2人のことをよろしくお願いします」
「任せてちょうだい! 行こう、2人共!」
「あ、ちょっ!?」
「待ってリタさぁん!」
こうしてリタを追い掛けるようにして学園へと向かった。
「みんなおはよう」
そう言ってクラスに入ると、クラスメイトの1人が慌てたようすで俺達元へやって来た。
「3人共、大変だよ!」
「大変って、何かあったのか?」
「イレイラ王女様が何者かに襲われたらしいんだ! 幸い通り掛かった人に助けて貰えたから、助かったんだけれども・・・・・・その話で持ちきりなんだよ!」
「「「うん、知ってる」」」
だって俺が助けたんだからさ。
「あ、そう。ならそのイレイラ王女が何処かに姿を隠しているのは知ってる?」
「・・・・・・まぁ、何処かに行ったのまでは聞いているからさ」
「うん、そうだね。てっきり他の話題で盛り上がっていると思っていたよ」
「・・・・・・うん」
もうセリアに関しては、何も言えないって顔になっているよ。
「ああ、そう。でも本当に誰が助けたんだろうなぁ。それにイレイラ王女様は何処に行ったんだろう?」
「・・・・・・さぁ。わかんないな」
俺の一言を聞いたクラスメイトは、そのまま自分が座っていた席へと戻って行く。
これは結構ヤバイかもしれないな。
そう思いながら席に座り、隣を見てみるとリタとセリアが動揺した表情になっていた。
「2人共、そんな顔をするなよ」
「だ、だって・・・・・・」
「こんなの状況が続くと思うと、いつバレるのか心配にならないの?」
まぁ、2人の言うことを最もだけど。
「その点は心配しなくてもいいと思う。何かあったときはアニス学園長とかが何とかしてくれると思うし」
最悪の事態に陥ったら、熱りがさめるまで向こうんお世界にいればいいし。
「おっはよぉ~3人共ぉ! ってあれ? 何でセリアが心配した顔をしているの? 何かあったの?」
「まぁちょっとね。それよりもルノアは今日の放課後は何か用事とかある?」
「何もないけどぉ・・・・・・どうしたん?」
「今日セリアの家で遊ぼうか。って話をしていたところなんだ。予定が空いてなければ、別の日でもいいんだけど」
その言葉を聞いたルノアは、目を輝かせていた。何故ならこの“セリアの家で遊ぶ”と言う言葉は、向こうの世界へ行こう。って合言葉なのだから。
って言うか、2人共筋肉痛が治ったのか。
「行く行く!」
「そう。なら放課後に一緒に行こうか」
「うん!」
「我々もご一緒させて頂いてもよろしいでしょうか?」
その声がした後、教室の出入口からカーシャさんとアンリネットさんが入って来た。
「今の話、聞かれてた?」
「ええ、我々エルフは耳がいいですから聞こえてましたよ。それよりも、どうなのですか? 付いて行っても構わないですか?」
「えっとぉ~・・・・・・」
ダメって言ったら、何でですか? って聞かれそうな気がして面倒そうだなぁ。
「今回は“4人だ・け・な・の・で! ”アンリネット様はご遠慮願いますか?」
今言葉を強調しなかったか?
「・・・・・・どうしてもですか?」
「はい! どうしてもです」
「・・・・・・コウヤ」
潤んだ目で見つめて来るアンリネットだが、セリアが間に入って来た。
「お引き取り願います」
「・・・・・・いじわる」
2人の間に火花が散っているのは、気のせいだろうか?
「ああ~、ゴメン。今回はルノア達とやりたいことがあるからさ、また今度ってことでいいかな?」
「今度っていつ?」
「えっとぉ~。それはぁ・・・・・・」
何と言ったらいいのだろうか?
「今度と言うのは今度の機会って意味ですよ。アンリネット様」
「私だってそれぐらいのこと知ってる」
そう言うとまた睨み合うので止めようと思ったら、カーシャさんに肩を掴まれてしまった。
「お話はわかりました。今回は引くとしましょう。次の機会には我々を誘って下さいね。ミヤマ様」
笑顔でそう言って来る反面、次断ったらどうなるのか、わかってますよね? と脅されている気がしてならない。
「あ、はい。わかりました」
「よろしい。帰りましょう、アンリネット様」
「ムゥ、まだ話は終わってない」
「私の方で会う約束をしたので、心配せずともいいですよ」
「「「えっ!?」」」
いや待てっ! いつ会う約束をしたんだよ!
「ミヤマ様、今度の休みときに我々使用人一同がアナタ様方を歓迎いたしますので、楽しみにしていて下さい」
「コウヤそんな約束をしたの?」
「してないしてない! 身に覚えすらないっ!!」
カーシャさんが勝手に話を進めているだけだ!
「それでは、また会いましょう。行きますよ、アンリネット様」
「・・・・・・うん」
カーシャさんは戸惑っている俺達を他所に上機嫌なアンリネットさんを引き連れて、教室を出て行ってしまったのであった。
「それじゃあ行ってくる」
「うん、気を付けてね」
『イレイラさんの事は心配しなくてもいいから、洸夜達は勉強に励むんだよ』
父さん達ならその辺のことは心配しなくてもいいだろう。
「ああ、わかった。行こうセリア、リタ」
「行って来まぁ~す!」
「それでは、失礼いたします」
挨拶の済んだ2人を連れて自室へと向かい、セリアの部屋へと転移する。
「さて、今日も勉学に励みますか」
「うん。でも・・・・・・」
「どうした? 」
「イレイラ王女様が学園に向かわないのは、ちょっと問題じゃないかなぁ? って私は思っているの。コウヤくんはどう思う?」
確かにイレイラ王女様は学園の生徒会長だからな。
「生徒会長の不在は、ちょっとした問題が起きると俺自身も思っている。だけど、その点は生徒会のメンバーや他の先生達が何とかカバーをするんじゃないか?」
生徒会のメンバーとは会ったことがないけどさ。
「そうだよ。コウヤの言う通り、誰か欠席したときは他の人がカバーをしてくれている筈だから、心配をしなくてもいいと思うよ」
「うん。そうかな」
「それよりも、セリアのお父さんとお母さんに挨拶しに行こう!」
「うん」
何処か不安そうな顔をしているセリアを引き連れてマーガレットさん達がいるコテージへと向かう。
「おはようございます、お母様」
「おはようございます、マーガレットさん」
「おはようセリアのお母さん!」
俺達がそう言うと、マーガレットさんは貴族らしく優雅に俺達のところへやって来た。
「おはよう、3人共。昨日はよく眠れましたか?」
「昨日は凄かったんだよ! 向こうの世界で雷が鳴っていたんだよ!」
「そうなのですか。セリア、大丈夫ですか?」
「うん、私は平気でした。ところでお父様の姿がお目見えしないのですが、お仕事の方へ行かれたのですか?」
セリアがそう聞くと、マーガレットさんは少し困った表情を浮かべた。
「ええ、アナタ達がここに来る前に出て行ってしまいましたよ。しかもイレイラ王女を暗殺を企てた者達を探す仕事をしているので、帰りが遅くなりそうとか言ってました」
ああ~、なるほど。殺害を企てた人達を調査に回ったんだなぁ。
「オルコシスさんも大変ですね」
「はい、コウヤさんの仰る通りです。しかしこの問題を放置する訳にはいけませんからね。旦那様には頑張って貰わなければなりません」
王族暗殺暗殺を企てた連中を放置していたら、王族は殺されそうになっても気にしない。と言われそうな気がするしな。
「おっと、セリアとコウヤさん。学園の方に向かわなくてもよろしいのですか?」
「あっ! そうだね。そろそろ行かないといけないね」
「ああ、すみませんマーガレットさん。学園の方に向かいます」
「3人共、気を付けて下さいね。もしかしたら誰かがアナタ達を狙っている可能性がありますから」
えっ!? 俺達マークされてんのかよ。
「あんなことをしたら仕方ないよ。それじゃあ行って来るよぉ!」
「リタさん、2人のことをよろしくお願いします」
「任せてちょうだい! 行こう、2人共!」
「あ、ちょっ!?」
「待ってリタさぁん!」
こうしてリタを追い掛けるようにして学園へと向かった。
「みんなおはよう」
そう言ってクラスに入ると、クラスメイトの1人が慌てたようすで俺達元へやって来た。
「3人共、大変だよ!」
「大変って、何かあったのか?」
「イレイラ王女様が何者かに襲われたらしいんだ! 幸い通り掛かった人に助けて貰えたから、助かったんだけれども・・・・・・その話で持ちきりなんだよ!」
「「「うん、知ってる」」」
だって俺が助けたんだからさ。
「あ、そう。ならそのイレイラ王女が何処かに姿を隠しているのは知ってる?」
「・・・・・・まぁ、何処かに行ったのまでは聞いているからさ」
「うん、そうだね。てっきり他の話題で盛り上がっていると思っていたよ」
「・・・・・・うん」
もうセリアに関しては、何も言えないって顔になっているよ。
「ああ、そう。でも本当に誰が助けたんだろうなぁ。それにイレイラ王女様は何処に行ったんだろう?」
「・・・・・・さぁ。わかんないな」
俺の一言を聞いたクラスメイトは、そのまま自分が座っていた席へと戻って行く。
これは結構ヤバイかもしれないな。
そう思いながら席に座り、隣を見てみるとリタとセリアが動揺した表情になっていた。
「2人共、そんな顔をするなよ」
「だ、だって・・・・・・」
「こんなの状況が続くと思うと、いつバレるのか心配にならないの?」
まぁ、2人の言うことを最もだけど。
「その点は心配しなくてもいいと思う。何かあったときはアニス学園長とかが何とかしてくれると思うし」
最悪の事態に陥ったら、熱りがさめるまで向こうんお世界にいればいいし。
「おっはよぉ~3人共ぉ! ってあれ? 何でセリアが心配した顔をしているの? 何かあったの?」
「まぁちょっとね。それよりもルノアは今日の放課後は何か用事とかある?」
「何もないけどぉ・・・・・・どうしたん?」
「今日セリアの家で遊ぼうか。って話をしていたところなんだ。予定が空いてなければ、別の日でもいいんだけど」
その言葉を聞いたルノアは、目を輝かせていた。何故ならこの“セリアの家で遊ぶ”と言う言葉は、向こうの世界へ行こう。って合言葉なのだから。
って言うか、2人共筋肉痛が治ったのか。
「行く行く!」
「そう。なら放課後に一緒に行こうか」
「うん!」
「我々もご一緒させて頂いてもよろしいでしょうか?」
その声がした後、教室の出入口からカーシャさんとアンリネットさんが入って来た。
「今の話、聞かれてた?」
「ええ、我々エルフは耳がいいですから聞こえてましたよ。それよりも、どうなのですか? 付いて行っても構わないですか?」
「えっとぉ~・・・・・・」
ダメって言ったら、何でですか? って聞かれそうな気がして面倒そうだなぁ。
「今回は“4人だ・け・な・の・で! ”アンリネット様はご遠慮願いますか?」
今言葉を強調しなかったか?
「・・・・・・どうしてもですか?」
「はい! どうしてもです」
「・・・・・・コウヤ」
潤んだ目で見つめて来るアンリネットだが、セリアが間に入って来た。
「お引き取り願います」
「・・・・・・いじわる」
2人の間に火花が散っているのは、気のせいだろうか?
「ああ~、ゴメン。今回はルノア達とやりたいことがあるからさ、また今度ってことでいいかな?」
「今度っていつ?」
「えっとぉ~。それはぁ・・・・・・」
何と言ったらいいのだろうか?
「今度と言うのは今度の機会って意味ですよ。アンリネット様」
「私だってそれぐらいのこと知ってる」
そう言うとまた睨み合うので止めようと思ったら、カーシャさんに肩を掴まれてしまった。
「お話はわかりました。今回は引くとしましょう。次の機会には我々を誘って下さいね。ミヤマ様」
笑顔でそう言って来る反面、次断ったらどうなるのか、わかってますよね? と脅されている気がしてならない。
「あ、はい。わかりました」
「よろしい。帰りましょう、アンリネット様」
「ムゥ、まだ話は終わってない」
「私の方で会う約束をしたので、心配せずともいいですよ」
「「「えっ!?」」」
いや待てっ! いつ会う約束をしたんだよ!
「ミヤマ様、今度の休みときに我々使用人一同がアナタ様方を歓迎いたしますので、楽しみにしていて下さい」
「コウヤそんな約束をしたの?」
「してないしてない! 身に覚えすらないっ!!」
カーシャさんが勝手に話を進めているだけだ!
「それでは、また会いましょう。行きますよ、アンリネット様」
「・・・・・・うん」
カーシャさんは戸惑っている俺達を他所に上機嫌なアンリネットさんを引き連れて、教室を出て行ってしまったのであった。
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜
櫛田こころ
ファンタジー
僕は、諏方賢斗(すわ けんと)十九歳。
パンの製造員を目指す専門学生……だったんだけど。
車に轢かれそうになった猫ちゃんを助けようとしたら、あっさり事故死。でも、その猫ちゃんが神様の御使と言うことで……復活は出来ないけど、僕を異世界に転生させることは可能だと提案されたので、もちろん承諾。
ただ、ひとつ神様にお願いされたのは……その世界の、回復アイテムを開発してほしいとのこと。パンやお菓子以外だと家庭レベルの調理技術しかない僕で、なんとか出来るのだろうか心配になったが……転生した世界で出会ったスライムのお陰で、それは実現出来ることに!!
相棒のスライムは、パン製造の出来るレアスライム!
けど、出来たパンはすべて回復などを実現出来るポーションだった!!
パン職人が夢だった青年の異世界のんびりスローライフが始まる!!

悪女の代役ステラの逃走。〜逃げたいのに逃げられない!〜
朝比奈未涼
ファンタジー
リタ・ルードヴィング伯爵令嬢(18)の代役を務めるステラ(19)は契約満了の条件である、皇太子ロイ(20)との婚約式の夜、契約相手であるルードヴィング伯爵に裏切られ、命を狙われてしまう。助かる為に最終手段として用意していた〝時間を戻す魔法薬〟の試作品を飲んだステラ。しかし時間は戻らず、ステラは何故か12歳の姿になってしまう。
そんなステラを保護したのはリタと同じ学院に通い、リタと犬猿の仲でもある次期公爵ユリウス(18)だった。
命を狙われているステラは今すぐ帝国から逃げたいのだが、周りの人々に気に入られてしまい、逃げられない。
一方、ロイは婚約して以来どこか様子のおかしいリタを見て、自分が婚約したのは今目の前にいるリタではないと勘づく。
ユリウスもまたロイと同じように今のリタは自分の知っているリタではないと勘づき、2人は本物のリタ(ステラ)を探し始める。
逃げ出したいステラと、見つけ出したい、逃したくないユリウスとロイ。
悪女の代役ステラは無事に逃げ切り、生き延びることはできるのか?
*****
趣味全開好き勝手に書いております!
ヤンデレ、執着、溺愛要素ありです!
よろしくお願いします!

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる