67 / 111
第34話 真吾再び!
しおりを挟む
とにもかくにも麻雀の後、素直に帰って行った。しかし、唯一楽しめなかったゼウス様は 次こそは勝つからのぉ~!! と捨て台詞を残したが本当に大丈夫だろうか?
「今日のお夕飯は、昨日の残り物と餃子でぇ~す! 今から準備するから待っててねぇ~!!」
「『「はぁ~い!」』」
父さんとリタはリビングに置いてあるテレビを観て、俺は椅子に座ってライトノベルの読んで待っていた。
『あ、そうだ洸夜くん』
「ん?」
『今日ね、警察の方から連絡があってね。旧天坐学園の元校長は海外に逃亡したかもしれない。って連絡が来たんだよ』
「今更? こっちはもう把握しているのに」
『仕方ないよ。警察だって全てを把握している訳じゃないんだから』
そうだよな。足取り調査をして、その掴んだ情報が本当かどうか確認のしないといけないのだから、こんなに遅くなってもおかしくはないか。
「中国に逃げたのは把握しているが、今頃どうしているんだろうな?」
『さぁ? 大金を持っていることは確かだから、誰かに狙われているかもしれないよ』
「まぁ、中国マフィアの方はハゲ校長が大金を持っているのを知ってるからな」
「あ、そうそう! 校長の息子、無乃くんの最近について話を聞けたよ!」
あの問題児の?
「教えて、ねぇ早く教えて!」
「う~んとねぇ。離婚した母親が面会しに行った時には、昔の見る影もなくヤツれていたって言ってたらしいの」
少年院の中でコッテリ絞られたんだろうなぁ~。
「それで母親に、もうこんなところを出たいって言ったけど、アナタが犯した罪はそれ程重いものなのよ。そこで反省しなさい。って言って去ったらしいの」
「少年院から出そうとしなかったのか?」
駄爆と別れた母親は厳しい人なのか?
「駄爆さんの元奥さんは無乃くんが小学生5年生のときに離婚したみたいなの。その際に息子の親権を破棄と親子の縁を切ったらしいの」
「それ程酷かったってことなの?」
「うん、小学生の頃から手が付けられなかったらしいの。それに亡くなった祖父が溺愛していたらしくて、注意したら自分が怒られるのがパターンらしくて」
『それで もうこんな家と付き合ってられない。 って思ってさっき言っていた離婚をしたんだね』
「そうみたいよ。親子の縁を切るのはその祖父の提案で、すんなり受け入れたみたいなの」
「うわぁ~、酷いおじいちゃんだねぇ~!」
普通ならリタの言う通りだけど、その母親自身も無乃の限界を感じていたんだろうな。
「その母親は離婚して2年後に再婚して、今は幸せな家庭を築いているみたいなの」
『父親と祖父がしっかりしていれば、彼は少年院へ行かずに済んだのかもしれないね』
父さんの言う通りかも知れないな。
「ハァ~・・・・・母親はとっくの昔に息子と縁を切って他人になっていて、無蔵は息子を捨てて海外逃亡。唯一救いである祖父はこの世に居ない。無乃はもう自分の力で進むしかなさそうだな」
「少年院ってところから出ても、ロクなことをしない気がするよ」
その前にロクな仕事に在り付ける気がしないんだけどなぁ。
「あっ!? そういえば中古家具屋の話なんだけど、セリアを連れて行っていいかな?」
「えっ!? セリアちゃんを中古家具屋に連れて行くの? どうして?」
「どうして? って理由は簡単だ。向こうの世界の人から見て、違和感のない家具を買った方がいいと思ってさ」
『それで向こうの世界の住人の、セリアさんに品定めして貰おうと考えているんだね』
「そういうこと。一応本人には確認を取ったから安心して欲しい」
俺と一緒に行きたいって言っていたからなぁ~。
『そうなの・・・・・・洸夜くん』
「ん?」
『セリアさんのことをどう思っているの?』
「どうって・・・・・・友達」
『そうなんだぁ~』
「どうしたんだ、急に?」
『いや、何でもないから気にしないで』
父さんはそう言うとテレビに顔を向けるが、リタはジト目を向けて来る。
「どうしたんだ、リタ?」
「別に、何でもないよ」
そう言うとテレビに顔を向けた。
何なんだ一体?
「みんな、ご飯出来たよぉ~! 洸夜、運ぶの手伝ってぇ!」
「わかった」
そう返事をしてから焼きたての餃子と冷蔵庫に入っていた食べ物を運び、家族と共に食べたのだった。
「「「ご馳走様でした!」」」
「お粗末様」
「あ、なぁ父さん」
「・・・・・・?」
今はメガホンを持っていないので、何? と言いたそうな顔でこっちを見つめて来る。
「天坐学園のリニューアル計画は何処まで進んでるんだ?」
「っ!」
父さんは自分の顔の前に親指と人差し指を出した。この行動の意味は、ちょっとしか進んでないと俺に伝えたいんだ。
「そんなに話しが進んでないんだ」
俺がそう言うと頷いた。
まぁリニューアル計画を始めて間もないから、ちょっとしか進んでないのは当たり前か。
「ん? えっと何々? 色々と、意見が対立し合っているからぁ・・・・・・計画、目処。計画の目処が立たない」
父さんが得意な手話で説明して来たのだ。
「大変だなぁ~」
「同じITでもそれぞれの部門に意見が別れちゃってね。困っているみたいなの」
「ゲームみたいなプログラミングと、税理士が使うようなエクセルみたいなのを使うのとか?」
俺がそう言うと、父さんは頷いた。
「それは大変だなぁ~」
どっちの方向に力を入れて行くのかで、学校の今後が別れてしまうからなぁ~。
「それより洸夜、学校から宿題とか出されなかったの?」
「宿題は出されていないから大丈夫。ちょっと鍛えに行くけど、いいか?」
「いいよ!」
「んじゃ、ジャージに着替える」
そう言ってから自室へと行き、ジャージに着替えて外へと出ると準備運動を始める。
・・・・・・さて、準備体操も終わったから、走り込みを始めますか!
いつものコースを走り出し、河川敷にやって来ると武術の鍛錬を始める。すると見覚えのある姿が俺の方にやって来た。
「相変わらず、鍛えてるね」
「ん? 真吾。どうしてここにいるんだ?」
「洸夜に話があってここに来たんだ」
「俺に? 何の話だ?」
「駄爆親子についての話だ」
「ああ~・・・・・・それなら父さんと母さんに聞いたぞ」
「そう? なら、あの元校長が中国に逃げたのは知っているね?」
うん、もう知ってる。と言いたのをグッと堪える。
「海外に逃げたのは聞いていたが、まさか中国に逃げていたとはなぁ~。って、ん?」
防犯カメラの動画を静止させてプリントアウトした物を俺に差し出して来た。
「左したのここに、駄爆が映っているだろう」
「カバンを大事に抱えてるな」
てかこの画像を何処から手に入れたんだよ、お前はっ!?
「しかもこの防犯カメラが設置してある場所は、香港より西側にある田舎町なんだ」
「香港近くじゃなくて?」
「都会よりもど田舎の方で潜伏していた方が、安心出来ると踏んだんだろう。今はそこで家を探しているんじゃないか?」
「そうかぁ・・・・・・」
あれ? でも待てよ。鞄の中に入っているのはウォンじゃなくて日本のお札だから、お金を使おうにも使えないんじゃないのか?
「ん? どうしたんだい、洸夜」
「あ、いや・・・・・・家を見つけるの大変そうだなぁ~。って思ってな」
「そうか、確かに家を見付けるのは大変そうだな」
よかった。何とか誤魔化せた。
「それともう1つ、お前に知らせたいことがある」
「何を知らせたいんだ?」
いつになく真剣な表情を向けているから、きっと重要な話なのだろう。
「ニュースではまだ取り上げられていないが、2時間前に無乃が少年院から脱走した」
「えっ!?」
少年院から脱走しただって!?
「どういうことだよ?」
「元々無乃は根性がない人間。それに自由がない少年院での生活に嫌気が刺して、脱走してしまったみたいだよ」
「確か、少年院って脱走が難しいんじゃなかったか?」
「ああ、うん。でも脱走に成功したんだ・・・・・・洸夜」
「ん?」
「彼は警察に捕まってからは自分の父親である駄爆と、キミ達家族のことを恨んでいるんだ」
「俺達家族のことを恨んでいるだって?」
アイツとは関わりがないから、恨まれる覚えがない。
「自業自得とは言え、キミの一言で今までの悪事が明るみになったからね。母親が訪ねてからは、物騒な言葉をぶつくさと言っていたらしいんだ」
そのことを精神が病んでるって言うんじゃないのか?
「今も何処かにいる筈だから気を付けるんだよ」
そう言うと、手を振って歩き始めた。
「おい、何処に行くつもりなんだ?」
「無乃の足取りを調べに戻るよ。何かわかったら連絡するから」
足取りって、お前は警察かよ!?
「ああ、ありがとう。真吾!」
「どういたしまして!」
歩く真吾の背中を見つめ続けるのであった。
「今日のお夕飯は、昨日の残り物と餃子でぇ~す! 今から準備するから待っててねぇ~!!」
「『「はぁ~い!」』」
父さんとリタはリビングに置いてあるテレビを観て、俺は椅子に座ってライトノベルの読んで待っていた。
『あ、そうだ洸夜くん』
「ん?」
『今日ね、警察の方から連絡があってね。旧天坐学園の元校長は海外に逃亡したかもしれない。って連絡が来たんだよ』
「今更? こっちはもう把握しているのに」
『仕方ないよ。警察だって全てを把握している訳じゃないんだから』
そうだよな。足取り調査をして、その掴んだ情報が本当かどうか確認のしないといけないのだから、こんなに遅くなってもおかしくはないか。
「中国に逃げたのは把握しているが、今頃どうしているんだろうな?」
『さぁ? 大金を持っていることは確かだから、誰かに狙われているかもしれないよ』
「まぁ、中国マフィアの方はハゲ校長が大金を持っているのを知ってるからな」
「あ、そうそう! 校長の息子、無乃くんの最近について話を聞けたよ!」
あの問題児の?
「教えて、ねぇ早く教えて!」
「う~んとねぇ。離婚した母親が面会しに行った時には、昔の見る影もなくヤツれていたって言ってたらしいの」
少年院の中でコッテリ絞られたんだろうなぁ~。
「それで母親に、もうこんなところを出たいって言ったけど、アナタが犯した罪はそれ程重いものなのよ。そこで反省しなさい。って言って去ったらしいの」
「少年院から出そうとしなかったのか?」
駄爆と別れた母親は厳しい人なのか?
「駄爆さんの元奥さんは無乃くんが小学生5年生のときに離婚したみたいなの。その際に息子の親権を破棄と親子の縁を切ったらしいの」
「それ程酷かったってことなの?」
「うん、小学生の頃から手が付けられなかったらしいの。それに亡くなった祖父が溺愛していたらしくて、注意したら自分が怒られるのがパターンらしくて」
『それで もうこんな家と付き合ってられない。 って思ってさっき言っていた離婚をしたんだね』
「そうみたいよ。親子の縁を切るのはその祖父の提案で、すんなり受け入れたみたいなの」
「うわぁ~、酷いおじいちゃんだねぇ~!」
普通ならリタの言う通りだけど、その母親自身も無乃の限界を感じていたんだろうな。
「その母親は離婚して2年後に再婚して、今は幸せな家庭を築いているみたいなの」
『父親と祖父がしっかりしていれば、彼は少年院へ行かずに済んだのかもしれないね』
父さんの言う通りかも知れないな。
「ハァ~・・・・・母親はとっくの昔に息子と縁を切って他人になっていて、無蔵は息子を捨てて海外逃亡。唯一救いである祖父はこの世に居ない。無乃はもう自分の力で進むしかなさそうだな」
「少年院ってところから出ても、ロクなことをしない気がするよ」
その前にロクな仕事に在り付ける気がしないんだけどなぁ。
「あっ!? そういえば中古家具屋の話なんだけど、セリアを連れて行っていいかな?」
「えっ!? セリアちゃんを中古家具屋に連れて行くの? どうして?」
「どうして? って理由は簡単だ。向こうの世界の人から見て、違和感のない家具を買った方がいいと思ってさ」
『それで向こうの世界の住人の、セリアさんに品定めして貰おうと考えているんだね』
「そういうこと。一応本人には確認を取ったから安心して欲しい」
俺と一緒に行きたいって言っていたからなぁ~。
『そうなの・・・・・・洸夜くん』
「ん?」
『セリアさんのことをどう思っているの?』
「どうって・・・・・・友達」
『そうなんだぁ~』
「どうしたんだ、急に?」
『いや、何でもないから気にしないで』
父さんはそう言うとテレビに顔を向けるが、リタはジト目を向けて来る。
「どうしたんだ、リタ?」
「別に、何でもないよ」
そう言うとテレビに顔を向けた。
何なんだ一体?
「みんな、ご飯出来たよぉ~! 洸夜、運ぶの手伝ってぇ!」
「わかった」
そう返事をしてから焼きたての餃子と冷蔵庫に入っていた食べ物を運び、家族と共に食べたのだった。
「「「ご馳走様でした!」」」
「お粗末様」
「あ、なぁ父さん」
「・・・・・・?」
今はメガホンを持っていないので、何? と言いたそうな顔でこっちを見つめて来る。
「天坐学園のリニューアル計画は何処まで進んでるんだ?」
「っ!」
父さんは自分の顔の前に親指と人差し指を出した。この行動の意味は、ちょっとしか進んでないと俺に伝えたいんだ。
「そんなに話しが進んでないんだ」
俺がそう言うと頷いた。
まぁリニューアル計画を始めて間もないから、ちょっとしか進んでないのは当たり前か。
「ん? えっと何々? 色々と、意見が対立し合っているからぁ・・・・・・計画、目処。計画の目処が立たない」
父さんが得意な手話で説明して来たのだ。
「大変だなぁ~」
「同じITでもそれぞれの部門に意見が別れちゃってね。困っているみたいなの」
「ゲームみたいなプログラミングと、税理士が使うようなエクセルみたいなのを使うのとか?」
俺がそう言うと、父さんは頷いた。
「それは大変だなぁ~」
どっちの方向に力を入れて行くのかで、学校の今後が別れてしまうからなぁ~。
「それより洸夜、学校から宿題とか出されなかったの?」
「宿題は出されていないから大丈夫。ちょっと鍛えに行くけど、いいか?」
「いいよ!」
「んじゃ、ジャージに着替える」
そう言ってから自室へと行き、ジャージに着替えて外へと出ると準備運動を始める。
・・・・・・さて、準備体操も終わったから、走り込みを始めますか!
いつものコースを走り出し、河川敷にやって来ると武術の鍛錬を始める。すると見覚えのある姿が俺の方にやって来た。
「相変わらず、鍛えてるね」
「ん? 真吾。どうしてここにいるんだ?」
「洸夜に話があってここに来たんだ」
「俺に? 何の話だ?」
「駄爆親子についての話だ」
「ああ~・・・・・・それなら父さんと母さんに聞いたぞ」
「そう? なら、あの元校長が中国に逃げたのは知っているね?」
うん、もう知ってる。と言いたのをグッと堪える。
「海外に逃げたのは聞いていたが、まさか中国に逃げていたとはなぁ~。って、ん?」
防犯カメラの動画を静止させてプリントアウトした物を俺に差し出して来た。
「左したのここに、駄爆が映っているだろう」
「カバンを大事に抱えてるな」
てかこの画像を何処から手に入れたんだよ、お前はっ!?
「しかもこの防犯カメラが設置してある場所は、香港より西側にある田舎町なんだ」
「香港近くじゃなくて?」
「都会よりもど田舎の方で潜伏していた方が、安心出来ると踏んだんだろう。今はそこで家を探しているんじゃないか?」
「そうかぁ・・・・・・」
あれ? でも待てよ。鞄の中に入っているのはウォンじゃなくて日本のお札だから、お金を使おうにも使えないんじゃないのか?
「ん? どうしたんだい、洸夜」
「あ、いや・・・・・・家を見つけるの大変そうだなぁ~。って思ってな」
「そうか、確かに家を見付けるのは大変そうだな」
よかった。何とか誤魔化せた。
「それともう1つ、お前に知らせたいことがある」
「何を知らせたいんだ?」
いつになく真剣な表情を向けているから、きっと重要な話なのだろう。
「ニュースではまだ取り上げられていないが、2時間前に無乃が少年院から脱走した」
「えっ!?」
少年院から脱走しただって!?
「どういうことだよ?」
「元々無乃は根性がない人間。それに自由がない少年院での生活に嫌気が刺して、脱走してしまったみたいだよ」
「確か、少年院って脱走が難しいんじゃなかったか?」
「ああ、うん。でも脱走に成功したんだ・・・・・・洸夜」
「ん?」
「彼は警察に捕まってからは自分の父親である駄爆と、キミ達家族のことを恨んでいるんだ」
「俺達家族のことを恨んでいるだって?」
アイツとは関わりがないから、恨まれる覚えがない。
「自業自得とは言え、キミの一言で今までの悪事が明るみになったからね。母親が訪ねてからは、物騒な言葉をぶつくさと言っていたらしいんだ」
そのことを精神が病んでるって言うんじゃないのか?
「今も何処かにいる筈だから気を付けるんだよ」
そう言うと、手を振って歩き始めた。
「おい、何処に行くつもりなんだ?」
「無乃の足取りを調べに戻るよ。何かわかったら連絡するから」
足取りって、お前は警察かよ!?
「ああ、ありがとう。真吾!」
「どういたしまして!」
歩く真吾の背中を見つめ続けるのであった。
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
CV〇〇〇〇とか最強じゃん~憧れの声優〇〇〇〇の声を手に入れた男の勘違い成り上がり~(〇〇〇〇にはお好きな方の名前を入れてお楽しみください)
星上みかん
ファンタジー
親の借金を返すために睡眠時間を削ってバイトをしていた高校生のハルは、無理がたたって過労死してしまう。
異世界に転生して喋ってみると、なんとあの大人気声優〇〇〇〇(お好きな声をご想像ください)の声になっているではないか。
これは無双確定だな……ってあれ? なんか弱いような……
……まぁCV〇〇〇〇だし大丈夫だろう!
*CV〇〇〇〇の部分にはお好きな方の名前を入れてお楽しみください。
心の交差。
ゆーり。
ライト文芸
―――どうしてお前は・・・結黄賊でもないのに、そんなに俺の味方をするようになったんだろうな。
―――お前が俺の味方をしてくれるって言うんなら・・・俺も、伊達の味方でいなくちゃいけなくなるじゃんよ。
ある一人の少女に恋心を抱いていた少年、結人は、少女を追いかけ立川の高校へと進学した。
ここから桃色の生活が始まることにドキドキしていた主人公だったが、高校生になった途端に様々な事件が結人の周りに襲いかかる。
恋のライバルとも言える一見普通の優しそうな少年が現れたり、中学時代に遊びで作ったカラーセクト“結黄賊”が悪い噂を流され最悪なことに巻き込まれたり、
大切なチームである仲間が内部でも外部でも抗争を起こし、仲間の心がバラバラになりチーム崩壊へと陥ったり――――
そこから生まれる裏切りや別れ、涙や絆を描く少年たちの熱い青春物語がここに始まる。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
異世界無宿
ゆきねる
ファンタジー
運転席から見た景色は、異世界だった。
アクション映画への憧れを捨て切れない男、和泉 俊介。
映画の影響で筋トレしてみたり、休日にエアガンを弄りつつ映画を観るのが楽しみな男。
訳あって車を購入する事になった時、偶然通りかかったお店にて運命の出会いをする。
一目惚れで購入した車の納車日。
エンジンをかけて前方に目をやった時、そこは知らない景色(異世界)が広がっていた…
神様の道楽で異世界転移をさせられた男は、愛車の持つ特別な能力を頼りに異世界を駆け抜ける。
アクション有り!
ロマンス控えめ!
ご都合主義展開あり!
ノリと勢いで物語を書いてますので、B級映画を観るような感覚で楽しんでいただければ幸いです。
不定期投稿になります。
投稿する際の時間は11:30(24h表記)となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる