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第21話 転移対策
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セリアとの出会い、そして1ヶ月間何をしていたかをルコア先生に話したのだが、 キャーッ!? とか ステキ~ッ!? とか言っていた。アンタ何歳だよ。
その話の途中で予鈴が鳴ったので、ルコア先生は教壇へと戻って行った。
「それでは皆さん、先程話した通り明日から本格的な授業が始まるので勉学に励んで下さいね。後、クラブの方は明日のホームルームにお話をするので! それではご機嫌よう!」
ルコア先生がそう言うと、教室の外へと出て行ってしまった。
「明日から本格的な授業かぁ」
「コウヤは楽しみじゃないの?」
「ああ、楽しみにしているぞ」
俺の世界とは違う授業を受けられるから、楽しみにしている。
「それに、クラブ活動があったのか」
「あるよ。でもコウヤくんがいたところとは違って、魔法が主体の活動が多いの」
「コウヤの国の学校もあったの?」
「ああ、部活って名目であったんだ。魔法ではなく運動中心の活動が多い」
まぁ、魔法がない世界だからな。何て言えないよなぁ~。
「っと、アニス学園長に呼び出されているから、行かないと」
「あ、そうなんだ。今日は帰れないんだ」
「あ、ああ。そうだな」
ぶっちゃけ言って家に帰るだけなんだけどなぁ。
「それじゃあ2人共、また明日学校で会おう」
「まったねぇ~!」
「あ、じゃあね」
「また、ね」
2人にそう言ってから教室を後にしたのであった。
「う~ん、困ったなぁ」
「何が困ったの?」
周りに聞こえるぐらいの声を出して喋るのはよくないと思い、口を近づけて話し始める。
「いやさ、家に帰るのに一々学園長室へ行くのは怪しまれると思わないか?」
「ああ~、確かに。それは確かにそうかも」
「アニス学園長と相談しようか」
「そうだね。アニスと相談して考えなきゃだね。早く行こうかっ!!」
リタそう言うと我先にと言わんばかりに学園長室へと向かって飛んで行くのを、 ヤレヤレ と心で思いながら俺は追い掛ける。
「着いたぁ! 開けるよぉ!」
「ああ、待て待て! 部屋に入る前にノックしなきゃダメだろう」
「コウヤくんの言う通りだ」
「「えっ!?」」
何とアニス学園長が廊下の方から現れたのだ。
「アニス学園長、どうして廊下にいるんですか?」
「私も一介の教師だから、教鞭を持つのは普通だ」
「あ、そうなんですね」
てっきり書類仕事が中心だと思っていた。
「それよりも、部屋に入るんだ」
「あ、はい」
アニス学園長にそう返事をしてから学園長室へと入って行ったら、何と顔を伏せながら両肩に手を置かれた。
「き、聞いたぞ・・・・・・キミが、ルコアに・・・・・・バルゲルに勝ったことを話したのを・・・・・・ププッ!?」
「アニス学園長、もしかして笑い堪えてます?」
「いや、なに・・・・・・ルコアにちょっかいを掛けようと話し掛けた時に、ルコアがコウヤくんの話を持ち出しら驚いた拍子に自分の足をデスクの脚に引っ掛けて、転んでしまったんだ。
そのようすが可笑しくて・・・・・・」
「そんなことがあったんですか」
何もそこまで笑わなくてもいいんじゃないか?
「アホだねぇ~!?」
「ああ、その姿をリタくんに見せたかったよ。しばらくの間は周りにちょっかいを掛けないだろう」
「そうですね」
あの先生が周りから嫌われているのを再認識したのだった。
「あ、それよりも。コウヤ、さっきの言っていたことを相談しないと」
「さっき言っていたこと? 一体何を話していたんだ?」
「実はさっき、家に帰るのに一々学園長室を利用しているのは流石に怪しまれないか? って話していました」
「ああ、そうか。それなら問題ない」
そう言いながらポケットから鍵を取り出した。
「転移対策の為に家を一軒借りたんだ。今後はその家で転移をしてくれ」
「アニス学園長。ありがとうございます!」
そうお礼を述べてから鍵を受け取る。
「ところでそのお家は何処にあるの?」
「オルコス家の近くだ。案内をしよう」
「え? アニス学園長、仕事の方は?」
「行って戻って来るだけだから、キミが心配しなくても平気だ」
「はぁ、アニス学園長がそう仰るのでしたら気にしません」
俺はそう言うと、リタと共にアニス学園長の後を付いて行く。
「ねぇねぇ、お家ってどんな感じなの?」
「一戸建てで一階しかない感じで、そんなに広くないかなぁ?」
「コウヤのお家より広い?」
「いや、聞いている限りだと俺の家よりも狭いだろう」
廊下を歩きながら話していると、バル何とか先生が反対側から怒りの形相で走って来る。
「愚民、貴様ぁぁぁああああああっ!!?」
「何の用ですかバルバル先生?」
「バルゲンだっ!! いい加減名を覚えろ!」
「いや、そんなことを言っても、アンタがちゃんと名前を言ってくれないから、俺もお返しをしているだけ」
つーか、何の用だよ本当に。
「ルコアのヤツに何を教えたんだっ!?」
「何って・・・・・・有りのままの話ですよ」
「惚けるなっ!! この私がお前との模擬戦で情けなく負けたってことになっているんだぞっ!!」
「ええ~、コウヤに情けなく負けたのは事実じゃん」
リタがそう言うと、バルゲンは顔を真っ赤にさせる。
「しかもお前、ルコアにそのことを聞かれたら転んだんだって?」
「こ、転んでいない。躓いただけだ」
「証人がこちらにいらっしゃるのですが」
そう言いながら俺の横にいるアニス学園長を指さすと、身体をビクッとさせた。どうやら頭に血が上り過ぎて俺しか見えてなかったらしい。
「ああ、私は見たぞ。お前が情けなく転ぶ姿を」
「そ、そそそそ、それは人違いでは、ななないでしょうか?」
「それはおかしいなぁ~? 悪趣味な服を着ていてアクセサリーをふんだんに身に付けているヤツは、この学園でたった1人しかいなかった気がするんだがぁ~?」
アニス学園長の言葉を聞いた俺達は、ジト目でバルゲル先生を見つめる。
「うわぁ~・・・・・・子供っぽ」
「先生としての品位を疑いたくなるわぁ~」
「ウグッ!?」
バルゲル先生はそう言って一歩下がった。
「フッ、フンッ!? 魔法ありの戦闘であれば、キサマなど余裕で勝てるわ!」
「いや、もし魔法ありの試合になったら、クリスタルブレードでアンタを真っ二つにしていると思う」
あれの切れ味ハンパないからなぁ。人に向けたくない。
「わっ、私のしょっ、しょしょしょ障壁なら。たっ、耐えられるぞっ!!」
顔を青ざめさせながら言うので、嘘を言っているのが丸見えだ。
「何なら今から戦闘指南として、戦うことが出来るぞ。どうする?」
「あ、いや・・・・・・そのぉ~・・・・・・」
「俺は構わないぞ。自分の実力を知りたいし」
そう言って前に出ると、バルゲル先生の口から ヒィッ!? と小さな悲鳴が上がった。
「きょっ、今日は都合が悪いので、また今度の機会になっ!!」
そう言うと、自分が通って来た方向に向かって走り出した。
「逃げたな」
「ああ、逃げましたね」
「情けないヤツ」
まぁとにかく、彼の弱みがまた増えた瞬間だった。
「さて、ヤツも行ったことだし、家に向かうぞ」
「あ、はい!」
アニス学園長の後を追うようにして家へと向かう。
「ここが私が用意した家だ」
「ここがアニス学園長が用意してくれた家」
アニス学園長の言う通り、一戸建ての家で二階がないので1人暮らしには最適な家と言っていいかもしれない。
「で、向かい側の邸宅がオルコス家だ」
アニス学園長の言う通り、向かい側には立派な邸宅がそびえ立っている。
「因みに、ご両親には話は通しているから安心してくれ」
「あ、そうなんですか? 中のようすを見たら、あいさつをしておきますか」
「そうしてくれ、向こうの人達もキミが来るのを楽しみにしているみたいだから」
楽しみにしているか。ん?
オルコス家を見つめていたら、邸宅のドアが開いてセリアがこちらに向かって走って来たのだ。
「コウヤくん! やっと来たんだねっ!!」
やっと来たって言うことは、セリアも両親から話を聞いたみたいだな。
「ああ、今から家の中を見てみようと思っているんだけど、一緒に入るか?」
「う、うん。私も中がどうなっているか気になるからぁ」
恥ずかしそうにモジモジするセリアの姿を見て、何を嬉しがっているんだ? 思いながらドアの鍵を開き、家の中へと入るのであった。
その話の途中で予鈴が鳴ったので、ルコア先生は教壇へと戻って行った。
「それでは皆さん、先程話した通り明日から本格的な授業が始まるので勉学に励んで下さいね。後、クラブの方は明日のホームルームにお話をするので! それではご機嫌よう!」
ルコア先生がそう言うと、教室の外へと出て行ってしまった。
「明日から本格的な授業かぁ」
「コウヤは楽しみじゃないの?」
「ああ、楽しみにしているぞ」
俺の世界とは違う授業を受けられるから、楽しみにしている。
「それに、クラブ活動があったのか」
「あるよ。でもコウヤくんがいたところとは違って、魔法が主体の活動が多いの」
「コウヤの国の学校もあったの?」
「ああ、部活って名目であったんだ。魔法ではなく運動中心の活動が多い」
まぁ、魔法がない世界だからな。何て言えないよなぁ~。
「っと、アニス学園長に呼び出されているから、行かないと」
「あ、そうなんだ。今日は帰れないんだ」
「あ、ああ。そうだな」
ぶっちゃけ言って家に帰るだけなんだけどなぁ。
「それじゃあ2人共、また明日学校で会おう」
「まったねぇ~!」
「あ、じゃあね」
「また、ね」
2人にそう言ってから教室を後にしたのであった。
「う~ん、困ったなぁ」
「何が困ったの?」
周りに聞こえるぐらいの声を出して喋るのはよくないと思い、口を近づけて話し始める。
「いやさ、家に帰るのに一々学園長室へ行くのは怪しまれると思わないか?」
「ああ~、確かに。それは確かにそうかも」
「アニス学園長と相談しようか」
「そうだね。アニスと相談して考えなきゃだね。早く行こうかっ!!」
リタそう言うと我先にと言わんばかりに学園長室へと向かって飛んで行くのを、 ヤレヤレ と心で思いながら俺は追い掛ける。
「着いたぁ! 開けるよぉ!」
「ああ、待て待て! 部屋に入る前にノックしなきゃダメだろう」
「コウヤくんの言う通りだ」
「「えっ!?」」
何とアニス学園長が廊下の方から現れたのだ。
「アニス学園長、どうして廊下にいるんですか?」
「私も一介の教師だから、教鞭を持つのは普通だ」
「あ、そうなんですね」
てっきり書類仕事が中心だと思っていた。
「それよりも、部屋に入るんだ」
「あ、はい」
アニス学園長にそう返事をしてから学園長室へと入って行ったら、何と顔を伏せながら両肩に手を置かれた。
「き、聞いたぞ・・・・・・キミが、ルコアに・・・・・・バルゲルに勝ったことを話したのを・・・・・・ププッ!?」
「アニス学園長、もしかして笑い堪えてます?」
「いや、なに・・・・・・ルコアにちょっかいを掛けようと話し掛けた時に、ルコアがコウヤくんの話を持ち出しら驚いた拍子に自分の足をデスクの脚に引っ掛けて、転んでしまったんだ。
そのようすが可笑しくて・・・・・・」
「そんなことがあったんですか」
何もそこまで笑わなくてもいいんじゃないか?
「アホだねぇ~!?」
「ああ、その姿をリタくんに見せたかったよ。しばらくの間は周りにちょっかいを掛けないだろう」
「そうですね」
あの先生が周りから嫌われているのを再認識したのだった。
「あ、それよりも。コウヤ、さっきの言っていたことを相談しないと」
「さっき言っていたこと? 一体何を話していたんだ?」
「実はさっき、家に帰るのに一々学園長室を利用しているのは流石に怪しまれないか? って話していました」
「ああ、そうか。それなら問題ない」
そう言いながらポケットから鍵を取り出した。
「転移対策の為に家を一軒借りたんだ。今後はその家で転移をしてくれ」
「アニス学園長。ありがとうございます!」
そうお礼を述べてから鍵を受け取る。
「ところでそのお家は何処にあるの?」
「オルコス家の近くだ。案内をしよう」
「え? アニス学園長、仕事の方は?」
「行って戻って来るだけだから、キミが心配しなくても平気だ」
「はぁ、アニス学園長がそう仰るのでしたら気にしません」
俺はそう言うと、リタと共にアニス学園長の後を付いて行く。
「ねぇねぇ、お家ってどんな感じなの?」
「一戸建てで一階しかない感じで、そんなに広くないかなぁ?」
「コウヤのお家より広い?」
「いや、聞いている限りだと俺の家よりも狭いだろう」
廊下を歩きながら話していると、バル何とか先生が反対側から怒りの形相で走って来る。
「愚民、貴様ぁぁぁああああああっ!!?」
「何の用ですかバルバル先生?」
「バルゲンだっ!! いい加減名を覚えろ!」
「いや、そんなことを言っても、アンタがちゃんと名前を言ってくれないから、俺もお返しをしているだけ」
つーか、何の用だよ本当に。
「ルコアのヤツに何を教えたんだっ!?」
「何って・・・・・・有りのままの話ですよ」
「惚けるなっ!! この私がお前との模擬戦で情けなく負けたってことになっているんだぞっ!!」
「ええ~、コウヤに情けなく負けたのは事実じゃん」
リタがそう言うと、バルゲンは顔を真っ赤にさせる。
「しかもお前、ルコアにそのことを聞かれたら転んだんだって?」
「こ、転んでいない。躓いただけだ」
「証人がこちらにいらっしゃるのですが」
そう言いながら俺の横にいるアニス学園長を指さすと、身体をビクッとさせた。どうやら頭に血が上り過ぎて俺しか見えてなかったらしい。
「ああ、私は見たぞ。お前が情けなく転ぶ姿を」
「そ、そそそそ、それは人違いでは、ななないでしょうか?」
「それはおかしいなぁ~? 悪趣味な服を着ていてアクセサリーをふんだんに身に付けているヤツは、この学園でたった1人しかいなかった気がするんだがぁ~?」
アニス学園長の言葉を聞いた俺達は、ジト目でバルゲル先生を見つめる。
「うわぁ~・・・・・・子供っぽ」
「先生としての品位を疑いたくなるわぁ~」
「ウグッ!?」
バルゲル先生はそう言って一歩下がった。
「フッ、フンッ!? 魔法ありの戦闘であれば、キサマなど余裕で勝てるわ!」
「いや、もし魔法ありの試合になったら、クリスタルブレードでアンタを真っ二つにしていると思う」
あれの切れ味ハンパないからなぁ。人に向けたくない。
「わっ、私のしょっ、しょしょしょ障壁なら。たっ、耐えられるぞっ!!」
顔を青ざめさせながら言うので、嘘を言っているのが丸見えだ。
「何なら今から戦闘指南として、戦うことが出来るぞ。どうする?」
「あ、いや・・・・・・そのぉ~・・・・・・」
「俺は構わないぞ。自分の実力を知りたいし」
そう言って前に出ると、バルゲル先生の口から ヒィッ!? と小さな悲鳴が上がった。
「きょっ、今日は都合が悪いので、また今度の機会になっ!!」
そう言うと、自分が通って来た方向に向かって走り出した。
「逃げたな」
「ああ、逃げましたね」
「情けないヤツ」
まぁとにかく、彼の弱みがまた増えた瞬間だった。
「さて、ヤツも行ったことだし、家に向かうぞ」
「あ、はい!」
アニス学園長の後を追うようにして家へと向かう。
「ここが私が用意した家だ」
「ここがアニス学園長が用意してくれた家」
アニス学園長の言う通り、一戸建ての家で二階がないので1人暮らしには最適な家と言っていいかもしれない。
「で、向かい側の邸宅がオルコス家だ」
アニス学園長の言う通り、向かい側には立派な邸宅がそびえ立っている。
「因みに、ご両親には話は通しているから安心してくれ」
「あ、そうなんですか? 中のようすを見たら、あいさつをしておきますか」
「そうしてくれ、向こうの人達もキミが来るのを楽しみにしているみたいだから」
楽しみにしているか。ん?
オルコス家を見つめていたら、邸宅のドアが開いてセリアがこちらに向かって走って来たのだ。
「コウヤくん! やっと来たんだねっ!!」
やっと来たって言うことは、セリアも両親から話を聞いたみたいだな。
「ああ、今から家の中を見てみようと思っているんだけど、一緒に入るか?」
「う、うん。私も中がどうなっているか気になるからぁ」
恥ずかしそうにモジモジするセリアの姿を見て、何を嬉しがっているんだ? 思いながらドアの鍵を開き、家の中へと入るのであった。
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