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第23話 セリアとアンリネットの攻防戦
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朝食を済ませたので、学園の方へ行く為に靴を持って部屋へと向かう。
「忘れ物はない?」
「大丈夫。全部持ってる」
「そう? なら向こうに行こう!」
「ああ」
リタが肩に乗ったのを確認したら目を瞑り、【転移】を唱えた。
「ようやく来たか」
「おはようございます、アニス学園長」
ん? 何か怒っている感じがしないか?
「おはよう! 何か怒ってない?」
ストレートに聞くなぁ。
「ああ、まぁな。昨日キミ達が帰った後に色々あってな。まぁキミ達が気にすることではないから、気にしないでくれ」
う~ん・・・・・・恐らく、俺達に聞かせられない内容なんだろうな。
「セリアくんが来たら、教室へ移動するぞ」
「あ、はい」
多分トイレに行ったんだろうなぁ~。 と思っていたら、セリアさんが 失礼します。 と言って教室に入って来たが、大柄な男性まで入って来たが、どう見ても顎ひげ蓄えている上に甲冑を着けている時点で、学生じゃないのは丸わかりだ!
「失礼致します。アニス学園長」
「あ、ああ。確かアナタはセリアくんの親御様でしたか?」
「はい、 マルコシス・オルコス 子爵です。事前に連絡をせずに訪問してしまって、申し訳ありません」
そう言って頭を下げると、俺のことを見つめて来た。
「こちらが例の彼ですか」
「れ、例の?」
何を言ってんだろう、この人は? と思っていると両肩を掴んで来たので、ビックリしてしまった!
「う~ん、悪くはない」
「・・・・・・え?」
何が悪くない?
「もうお父さん! いい加減にしてっ!!」
セリアは顔を真っ赤にさせて父親に言い放つが、身体に電気を纏わせているから恐いと感じてしまう。
「そ、そうか。えっとぉ・・・・・・コウヤくんだったか?」
「あ、はい。そうです」
「我が娘と仲良くしてあげてくれ」
「あ、はい」
彼はそう言うと、理事長室を出て行ってしまった。
「えっとぉ~・・・・・・今の人、セリアさんの父親で合ってる?」
「・・・・・・うん」
彼女はそう返事をするが、恥ずかしいのかモジモジしていた。
「ねぇ、どうしてセリアの父親が学園に来たの?」
「あのねリタさん。話せば長くなるんだけどぉ~。お母さんに、 ここ最近学校へ行っているけど、何をしているの? と聞かれたから、女神様達以外のことを正直に話したの。
それで、コウヤくんのことをしつこく聞かれちゃって・・・・・・」
ああ、俺と同じようにしつこく聞かれたのか。
「その会話をお父さんが偶然聞いていて、それでぇ~・・・・・・」
「気になったから、ここまで来たってことか」
俺がそう言うと、コクリッと頷いた。
「うむ、まぁキミ達も苦労していたんだな。よし!」
アニス学園長はそう言うと椅子から立ち上がり、こっちに来た。
「そろそろ教室の方へ行こうか」
「あ、はい」
そういえば勉強の開始時間、過ぎていたんだよなぁ。 そう思った後にアニス学園長に付いて行き、ちょっと駆け足気味に授業を受けた。
「・・・・・・という訳だ。いつものように午後から校庭で授業をするから、遅れないように。以上」
アニス学園長はそう言って、外に出ようとしたが出入口を見つめながらピタリと足を止めてしまった。
「どうしたんですか、アニス学園長?」
セリアがそう聞くが、アニス学園長は ハァ~・・・・・・。 と溜息を吐いて出入口に向かって話し掛ける。
「そんなところで何をしているんだ、アンリネット」
「見学」
嘘だろ。授業を見ていたのか?
「・・・・・・そうか。用がないなら家に帰りなさい」
「用はある」
「何? 私にか?」
「違う」
アンリネットはそう言いながら首を横に振った。
「じゃあ誰だ?」
「コウヤ」
彼女は俺に指を差しながらそう言ったので、 どうしてだろう? と言いたそうな顔でリタとセリアの顔を交互に見つめたが、彼女達も どうして? と言いたそうな顔で見つめて来たので本人に聞くことにした。
「俺?」
「うん」
「どうして?」
「興味あるから」
単調的な言葉じゃなく、長文で説明してくれ!
「私から説明させて頂きます」
「カーシャさん! どうしてここに?」
「今回はアンリネット様のお目付け役です。お嬢様は昨日、粗相を致しましたからね」
彼女はそう言いながらアンリネットを見つめたら、本人はプイッと顔を逸らした。
「それで先ほどの話の続きなのですが、お嬢様はコウヤ様が使う武術にご興味があるみたいです」
「そうなんですか」
「なので、今日も見学させて頂けないでしょうか?」
見学かぁ・・・・・・。
「アニス学園長の許可次第です」
「私は構わないと思っております」
「でしたら問題ありませんね。では午後の授業が始まる時間にお伺いします。お嬢様、昼食を取りに行きましょう」
そう言ってから歩き出したが、すぐにアンリネットが付いて来なかったのに気付き、振り向いた。
「どうかなさいましたか、お嬢様?」
「コウヤと一緒がいい」
「・・・・・・へぇ?」
アンリネットの発言にカーシャの目が点なっていた。
それほど驚くことなのか?
「お嬢様、今何と仰いましたか?」
「コウヤと一緒に食べる」
カーシャさんはその言葉を耳にした途端、クワッと目を見開き俺を見つめて来た。それと同時に隣からゾクッとするぐらいの殺気を感じた。
「・・・・・・コウヤくん」
横を向くとセリアさんが笑顔で見つめていたが、目が笑っていない。
「えっとぉ~・・・・・・アンリネット、ゴメン! セリアと一緒に食事する約束をしているから、無理!」
極力ボロが出ないようにしたいし、転移魔法を使わないと俺は食事にあり付けない。そして何よりも横にいるセリアが恐いから。
「ダメ。一緒に食事する」
アンリネットさんはそう言うと、俺の袖口を掴んで来た。
どうしよう? と思いながらリタを見つめるが、 彼女自身もどうすればいいのかわからず、オロオロしていた。
「どうしよう、セリアさん」
今度はセリアを見つめるが、彼女は彼女で頬を膨らませていた。もしかして嫉妬?
「私と約束があるから諦めて」
彼女はそう言うと俺の腕にしがみ付いて来た上に、アンリネットさんを目で睨んでいた。
「無理」
アンリネットもそう言って、俺の腕にしがみ付いてセリアさんを喧嘩腰に見つめている。
「えっとぉ~・・・・・・ええ~っとぉ・・・・・・・・・・・・」
この状況、一体どうすれば。
「もぉ~、2人共離れてよ! 食事に行けないじゃない!」
「「それどころじゃないっ!!」」
俺にしがみ付いている2人がリタにそう言い放ったら、リタは ゴメンなさい。 と言って恐いのか少し離れた。
「3人で食堂の方へ行ったらどうだ?」
「そうですね。その方がよろしいですね」
カーシャさんはそう言うと、俺達のところまで来た。
「さぁ、食堂へ向かいましょう」
はい。と言いたいところ何だけど、2人は歪み合っているので立てずにいる。
「向・か・い・ま・す・よ!」
彼女がそう言った途端、2人は身体をビクッとさせた後にカーシャさんに向かってコクコクと首を縦に振った。
2人がカーシャさんに対して脅えている。2人に一体何をしたんだ?
「さぁ立ち上がって向かいましょう」
「「はいっ!」」
彼女達は俺にしがみ付いたまま立ち上がり、そのままカーシャさんに付いて行く。
2人が震えている。カーシャさんに対して恐がっているのか?
「あ、お金」
俺、こっちの世界の通貨を持っていない。
「あ、そうだったな。キミの両親から預かった金を少し渡しておこう」
アニス学園長はそう言うと俺に銀色のコインを1枚渡して来た。
「ありがとうございます」
「ああ、楽しんで来なさい」
アニス学園長はそう言うと、ブツクサと何かを言いながら教室を出て行った。
「さて、我々も向かいましょうか。私が先導するのであしからず」
「「「は、はい」」」
カーシャさんはとてもいい笑顔させながら歩き出し、俺の方はしがみ付いている2人に困りながらカーシャさんの後を付いて行くのであった。
「忘れ物はない?」
「大丈夫。全部持ってる」
「そう? なら向こうに行こう!」
「ああ」
リタが肩に乗ったのを確認したら目を瞑り、【転移】を唱えた。
「ようやく来たか」
「おはようございます、アニス学園長」
ん? 何か怒っている感じがしないか?
「おはよう! 何か怒ってない?」
ストレートに聞くなぁ。
「ああ、まぁな。昨日キミ達が帰った後に色々あってな。まぁキミ達が気にすることではないから、気にしないでくれ」
う~ん・・・・・・恐らく、俺達に聞かせられない内容なんだろうな。
「セリアくんが来たら、教室へ移動するぞ」
「あ、はい」
多分トイレに行ったんだろうなぁ~。 と思っていたら、セリアさんが 失礼します。 と言って教室に入って来たが、大柄な男性まで入って来たが、どう見ても顎ひげ蓄えている上に甲冑を着けている時点で、学生じゃないのは丸わかりだ!
「失礼致します。アニス学園長」
「あ、ああ。確かアナタはセリアくんの親御様でしたか?」
「はい、 マルコシス・オルコス 子爵です。事前に連絡をせずに訪問してしまって、申し訳ありません」
そう言って頭を下げると、俺のことを見つめて来た。
「こちらが例の彼ですか」
「れ、例の?」
何を言ってんだろう、この人は? と思っていると両肩を掴んで来たので、ビックリしてしまった!
「う~ん、悪くはない」
「・・・・・・え?」
何が悪くない?
「もうお父さん! いい加減にしてっ!!」
セリアは顔を真っ赤にさせて父親に言い放つが、身体に電気を纏わせているから恐いと感じてしまう。
「そ、そうか。えっとぉ・・・・・・コウヤくんだったか?」
「あ、はい。そうです」
「我が娘と仲良くしてあげてくれ」
「あ、はい」
彼はそう言うと、理事長室を出て行ってしまった。
「えっとぉ~・・・・・・今の人、セリアさんの父親で合ってる?」
「・・・・・・うん」
彼女はそう返事をするが、恥ずかしいのかモジモジしていた。
「ねぇ、どうしてセリアの父親が学園に来たの?」
「あのねリタさん。話せば長くなるんだけどぉ~。お母さんに、 ここ最近学校へ行っているけど、何をしているの? と聞かれたから、女神様達以外のことを正直に話したの。
それで、コウヤくんのことをしつこく聞かれちゃって・・・・・・」
ああ、俺と同じようにしつこく聞かれたのか。
「その会話をお父さんが偶然聞いていて、それでぇ~・・・・・・」
「気になったから、ここまで来たってことか」
俺がそう言うと、コクリッと頷いた。
「うむ、まぁキミ達も苦労していたんだな。よし!」
アニス学園長はそう言うと椅子から立ち上がり、こっちに来た。
「そろそろ教室の方へ行こうか」
「あ、はい」
そういえば勉強の開始時間、過ぎていたんだよなぁ。 そう思った後にアニス学園長に付いて行き、ちょっと駆け足気味に授業を受けた。
「・・・・・・という訳だ。いつものように午後から校庭で授業をするから、遅れないように。以上」
アニス学園長はそう言って、外に出ようとしたが出入口を見つめながらピタリと足を止めてしまった。
「どうしたんですか、アニス学園長?」
セリアがそう聞くが、アニス学園長は ハァ~・・・・・・。 と溜息を吐いて出入口に向かって話し掛ける。
「そんなところで何をしているんだ、アンリネット」
「見学」
嘘だろ。授業を見ていたのか?
「・・・・・・そうか。用がないなら家に帰りなさい」
「用はある」
「何? 私にか?」
「違う」
アンリネットはそう言いながら首を横に振った。
「じゃあ誰だ?」
「コウヤ」
彼女は俺に指を差しながらそう言ったので、 どうしてだろう? と言いたそうな顔でリタとセリアの顔を交互に見つめたが、彼女達も どうして? と言いたそうな顔で見つめて来たので本人に聞くことにした。
「俺?」
「うん」
「どうして?」
「興味あるから」
単調的な言葉じゃなく、長文で説明してくれ!
「私から説明させて頂きます」
「カーシャさん! どうしてここに?」
「今回はアンリネット様のお目付け役です。お嬢様は昨日、粗相を致しましたからね」
彼女はそう言いながらアンリネットを見つめたら、本人はプイッと顔を逸らした。
「それで先ほどの話の続きなのですが、お嬢様はコウヤ様が使う武術にご興味があるみたいです」
「そうなんですか」
「なので、今日も見学させて頂けないでしょうか?」
見学かぁ・・・・・・。
「アニス学園長の許可次第です」
「私は構わないと思っております」
「でしたら問題ありませんね。では午後の授業が始まる時間にお伺いします。お嬢様、昼食を取りに行きましょう」
そう言ってから歩き出したが、すぐにアンリネットが付いて来なかったのに気付き、振り向いた。
「どうかなさいましたか、お嬢様?」
「コウヤと一緒がいい」
「・・・・・・へぇ?」
アンリネットの発言にカーシャの目が点なっていた。
それほど驚くことなのか?
「お嬢様、今何と仰いましたか?」
「コウヤと一緒に食べる」
カーシャさんはその言葉を耳にした途端、クワッと目を見開き俺を見つめて来た。それと同時に隣からゾクッとするぐらいの殺気を感じた。
「・・・・・・コウヤくん」
横を向くとセリアさんが笑顔で見つめていたが、目が笑っていない。
「えっとぉ~・・・・・・アンリネット、ゴメン! セリアと一緒に食事する約束をしているから、無理!」
極力ボロが出ないようにしたいし、転移魔法を使わないと俺は食事にあり付けない。そして何よりも横にいるセリアが恐いから。
「ダメ。一緒に食事する」
アンリネットさんはそう言うと、俺の袖口を掴んで来た。
どうしよう? と思いながらリタを見つめるが、 彼女自身もどうすればいいのかわからず、オロオロしていた。
「どうしよう、セリアさん」
今度はセリアを見つめるが、彼女は彼女で頬を膨らませていた。もしかして嫉妬?
「私と約束があるから諦めて」
彼女はそう言うと俺の腕にしがみ付いて来た上に、アンリネットさんを目で睨んでいた。
「無理」
アンリネットもそう言って、俺の腕にしがみ付いてセリアさんを喧嘩腰に見つめている。
「えっとぉ~・・・・・・ええ~っとぉ・・・・・・・・・・・・」
この状況、一体どうすれば。
「もぉ~、2人共離れてよ! 食事に行けないじゃない!」
「「それどころじゃないっ!!」」
俺にしがみ付いている2人がリタにそう言い放ったら、リタは ゴメンなさい。 と言って恐いのか少し離れた。
「3人で食堂の方へ行ったらどうだ?」
「そうですね。その方がよろしいですね」
カーシャさんはそう言うと、俺達のところまで来た。
「さぁ、食堂へ向かいましょう」
はい。と言いたいところ何だけど、2人は歪み合っているので立てずにいる。
「向・か・い・ま・す・よ!」
彼女がそう言った途端、2人は身体をビクッとさせた後にカーシャさんに向かってコクコクと首を縦に振った。
2人がカーシャさんに対して脅えている。2人に一体何をしたんだ?
「さぁ立ち上がって向かいましょう」
「「はいっ!」」
彼女達は俺にしがみ付いたまま立ち上がり、そのままカーシャさんに付いて行く。
2人が震えている。カーシャさんに対して恐がっているのか?
「あ、お金」
俺、こっちの世界の通貨を持っていない。
「あ、そうだったな。キミの両親から預かった金を少し渡しておこう」
アニス学園長はそう言うと俺に銀色のコインを1枚渡して来た。
「ありがとうございます」
「ああ、楽しんで来なさい」
アニス学園長はそう言うと、ブツクサと何かを言いながら教室を出て行った。
「さて、我々も向かいましょうか。私が先導するのであしからず」
「「「は、はい」」」
カーシャさんはとてもいい笑顔させながら歩き出し、俺の方はしがみ付いている2人に困りながらカーシャさんの後を付いて行くのであった。
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