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バルグ邸メイド達のお仕事
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ルル達をモフモフして遊んでいたら、バルグさんが部屋にやって来た。
「皆さん仲良く遊んでいらっしゃいますね」
「ええ、ルルちゃん達って本当にいい子達ですよ」
ミレイさんはそう言いながらルルの頭を撫でる。
「そうですか。そろそろ夕食の時間になりますが、ミレイはまだカイリくん達と遊びたいですか?」
「夕食? …あら? もうそんな時間かしら?」
「はい。時間を忘れてしまうほど夢中になっていたのですね」
「そうね。ルルちゃん達と遊ぶのはとっても楽しかったわ。私達の子供が産まれて来たら、こんなふうに楽しい時間を過ごせるかしら?」
「ミレイのように素直でいい子が産まれて来ると私は思ってますよ」
「私は男の子だったら、旦那様のような賢い子が産まれてくると思っております」
「……ミレイさん」
「……旦那様」
お互いの目を見つめ合って2人の世界を作る姿に、カイリ達は呆れた様子を浮かべている。そして何よりもミレイに抱かれているルルが自分が場違いな損じゃないか? と思っている様子を見せる。
「……バルグ様。夕食の方はいかがなさいますか?」
「ああ、そうでした! ミレイさん。まだルルさん達と遊びたいですか?」
「きっとアイリちゃんもお腹が空いていると思うので、お夕食の方を頂くことにします」
ミレイさんがそう言いながらお腹を摩るので、本当にミレイさんの子供が産まれて来たら、ちゃんと教育出来るのかどうか心配になって来る。
「そうですね。カイトくんもお腹が空いていると思いますよ」
実際問題まだ産まれて来てないから、ミレイさんのお腹にいる子がお腹が空いたのかどうか分からないんだけど……ツッコミを入れると面倒な気がするから止めておこう。
「カイリさん達はどうします?」
「ご一緒させて頂きます」
何せミレイさんがルルを抱いて立ち上がってるのだから、付いて行かなきゃルルが寂しがりそうだしな。
「分かりました。では食卓の方へ案内致しますので、我々に付いて来て下さい」
サシャさん先導の下、食卓へと案内されて夕食をご馳走になった。毎度のことながらルルに用意されたご飯が犬用のやつなんだがぁ~……言わないでおこうか。その後は客室に案内された。
「今日1日大変だったなぁ~……」
「キャンッ⁉︎」
ルルが「そうだね!」と言いたそう感じに吠える。
「でもブンゼのヤツがまた来るって考えると、ちょっと憂鬱になるな」
「~~~♪」
ファニーちゃんが「あの人怖いよ」と言いたそうな声を出しながら、怯えた様子を見せる。
プルンッ⁉︎
ファニーちゃんに対してプル太郎が「大丈夫!」と言いたそうな感じで震える。
「そうだよ。きっとバルグさんやゼラフさんが何とかしてくれると思うから、待っていようか」
「~~~♪」
ファニーちゃんは「……うん」と不安そうな声で答えてくれた。
それにアイツが襲って来るようなら、俺自身も武器を取って立ち向かう覚悟を持たないといけないよな……。
そう言って指輪を見つめているとファニーちゃんが俺の顔をツンツン突いて来た。
「どうしたんだ?」
「~~~♪」
ファニーちゃんが「ルルが……」みたいなことを言いながら指をさしているので、ルルの方に顔を向けて見ると眠たいのかウトウトとしていた。
「ルルがお眠みたいだから、そろそろ寝ようか」
プルンッ⁉︎
「~~~♪」
プル太郎とファニーちゃんが「はぁい!」と言いたそうな返事をすると、プル太郎はベッドの上に乗ってファニーちゃんは空中で丸まってふわふわ浮遊しているような飛び方に変わる。
毎回思うんだけど、あれが妖精達の寝方なのか?
そんなことを思いながらベッドの上に寝そべり、布団を身体にかけた。
「ルル…こっちおいで」
「……キャン」
ルルが返事をしてこっちに来るのだけれども、眠たいせいで千鳥足いる。このままじゃ転けそうな気がしたのでルルを抱き寄せた。
「お休み…みんな」
「……クゥ」
プルンッ⁉︎
「~~~♪」
ルル達の「お休み」と返事を返したのを聞いた後、眼を閉じて眠りに着いた。一方その頃……バルグ邸の一室でサシャとカイリを世話をしていたメイド達が集まっていた。
「調べてみた結果はどうでしたか?」
「私達が軽く調べたところ……」
「……軽く?」
「いや、あのぉ! 軽く調べたところでたくさんの情報が出て来たんですよ!」
髪フェチメイドが慌てて言うと、今度は肌フェチメイドが続くように答える。
「そうです! 彼女の言う通り、3人で手分けして調べてみたら予想よりも結構情報が舞い込んで来たんですよ!」
「そうですか」
サシャさんは興味深そうな顔で3人のメイドを見つめていると、今度は足フェチが答える。
「ブンゼのお店なのですが、経営がちょっとマズイ状況になっているみたいです」
「具体的にはどうなのですか?」
「はい。もう知っていると思いますがブンドロー商会の経営の仕方が余りにも詐欺まがいなやり方なので、お客様がほぼいない状態です。
たまに人がお店に入っているところを目撃した人がいるそうですが、ガラが悪い人達なので近寄り難いと仰いましたよ」
「そうですか……」
そう言って悩ましい顔をさせているサシャに、肌フェチメイドが続くように話をする。
「もしかしたらその人達は借金取りか密売人の可能性がありますよ」
「密売人?」
「はい。もしかしたらルル様とファニー様を闇市で売るつもりなのだと思います」
「……なるほど。フェアリーやフェンリルは貴族の間では、家に住んでいるだけでステータスになりますからね」
フェアリーのいる家。それは妖精族と親しいエルフ族と友好関係を結べる可能性を持てる。そしてフェンリルが家にいると言うことは神の眷属に認められた一族と意味合いを持つ。
どちらにして家名に箔がつくので、喉から手が出るほど欲しがるだろう。
そう思っていると今度は足フェチのメイドがサシャに話をする。
「さらに言いますと、ブンゼはその密売人に借金しているみたいです」
「借金ですか?」
「はい。売上が下降傾向にあったところで、その密売人にお金を借りて何とか経営を保っていたそうなんです。しかし所詮は闇で働く人達。だんだん借りたお金が増えて行き、最終的にはお金を返すことが出来なくなってしまい、今ではその密売人の言いなりになっているみたいです」
「そうですか」
「大方その密売人に“ルル様とファニー様を連れて来ることが出来たら、借金を減額してやる。”と言われたのでしょう」
「その可能性は無くはない」と思っていると、今度は髪フェチのメイドが話し始める。
「念の為にブンゼの様子を見に行きました。そしたら焦った様子が見えました」
「焦った様子……。密売人に急かされている可能性があるかもしれませんね」
「あり得そうですね……む?」
サシャさんを含めたメイド達は、何かに気付いたように窓の外を見つめる。
「サシャ様。今日のお客様はどうお持て成し差し上げたらよいのでしょうか?」
「1人残して残りはお帰り頂きましょう」
「なるほど。その方からお話を聞くのですね」
「ええ、マナもお客様の存在に気付いていると思います。なのでマナに話を通しておいて下さいね」
「承知しました。では私の方でマナ様にお伝えしに行きます」
肌フェチメイドはそう言うと部屋を出て行った。
「…さて。我々は先にお客様を歓迎しに行きましょう。旦那様達はお休みになられているので、お静かに対応しましょう」
「「かしこまりました。サシャ様」」
こうしてサシャ達は外にいるお客様の下へと向かい、静かにおもてなしをした。
「皆さん仲良く遊んでいらっしゃいますね」
「ええ、ルルちゃん達って本当にいい子達ですよ」
ミレイさんはそう言いながらルルの頭を撫でる。
「そうですか。そろそろ夕食の時間になりますが、ミレイはまだカイリくん達と遊びたいですか?」
「夕食? …あら? もうそんな時間かしら?」
「はい。時間を忘れてしまうほど夢中になっていたのですね」
「そうね。ルルちゃん達と遊ぶのはとっても楽しかったわ。私達の子供が産まれて来たら、こんなふうに楽しい時間を過ごせるかしら?」
「ミレイのように素直でいい子が産まれて来ると私は思ってますよ」
「私は男の子だったら、旦那様のような賢い子が産まれてくると思っております」
「……ミレイさん」
「……旦那様」
お互いの目を見つめ合って2人の世界を作る姿に、カイリ達は呆れた様子を浮かべている。そして何よりもミレイに抱かれているルルが自分が場違いな損じゃないか? と思っている様子を見せる。
「……バルグ様。夕食の方はいかがなさいますか?」
「ああ、そうでした! ミレイさん。まだルルさん達と遊びたいですか?」
「きっとアイリちゃんもお腹が空いていると思うので、お夕食の方を頂くことにします」
ミレイさんがそう言いながらお腹を摩るので、本当にミレイさんの子供が産まれて来たら、ちゃんと教育出来るのかどうか心配になって来る。
「そうですね。カイトくんもお腹が空いていると思いますよ」
実際問題まだ産まれて来てないから、ミレイさんのお腹にいる子がお腹が空いたのかどうか分からないんだけど……ツッコミを入れると面倒な気がするから止めておこう。
「カイリさん達はどうします?」
「ご一緒させて頂きます」
何せミレイさんがルルを抱いて立ち上がってるのだから、付いて行かなきゃルルが寂しがりそうだしな。
「分かりました。では食卓の方へ案内致しますので、我々に付いて来て下さい」
サシャさん先導の下、食卓へと案内されて夕食をご馳走になった。毎度のことながらルルに用意されたご飯が犬用のやつなんだがぁ~……言わないでおこうか。その後は客室に案内された。
「今日1日大変だったなぁ~……」
「キャンッ⁉︎」
ルルが「そうだね!」と言いたそう感じに吠える。
「でもブンゼのヤツがまた来るって考えると、ちょっと憂鬱になるな」
「~~~♪」
ファニーちゃんが「あの人怖いよ」と言いたそうな声を出しながら、怯えた様子を見せる。
プルンッ⁉︎
ファニーちゃんに対してプル太郎が「大丈夫!」と言いたそうな感じで震える。
「そうだよ。きっとバルグさんやゼラフさんが何とかしてくれると思うから、待っていようか」
「~~~♪」
ファニーちゃんは「……うん」と不安そうな声で答えてくれた。
それにアイツが襲って来るようなら、俺自身も武器を取って立ち向かう覚悟を持たないといけないよな……。
そう言って指輪を見つめているとファニーちゃんが俺の顔をツンツン突いて来た。
「どうしたんだ?」
「~~~♪」
ファニーちゃんが「ルルが……」みたいなことを言いながら指をさしているので、ルルの方に顔を向けて見ると眠たいのかウトウトとしていた。
「ルルがお眠みたいだから、そろそろ寝ようか」
プルンッ⁉︎
「~~~♪」
プル太郎とファニーちゃんが「はぁい!」と言いたそうな返事をすると、プル太郎はベッドの上に乗ってファニーちゃんは空中で丸まってふわふわ浮遊しているような飛び方に変わる。
毎回思うんだけど、あれが妖精達の寝方なのか?
そんなことを思いながらベッドの上に寝そべり、布団を身体にかけた。
「ルル…こっちおいで」
「……キャン」
ルルが返事をしてこっちに来るのだけれども、眠たいせいで千鳥足いる。このままじゃ転けそうな気がしたのでルルを抱き寄せた。
「お休み…みんな」
「……クゥ」
プルンッ⁉︎
「~~~♪」
ルル達の「お休み」と返事を返したのを聞いた後、眼を閉じて眠りに着いた。一方その頃……バルグ邸の一室でサシャとカイリを世話をしていたメイド達が集まっていた。
「調べてみた結果はどうでしたか?」
「私達が軽く調べたところ……」
「……軽く?」
「いや、あのぉ! 軽く調べたところでたくさんの情報が出て来たんですよ!」
髪フェチメイドが慌てて言うと、今度は肌フェチメイドが続くように答える。
「そうです! 彼女の言う通り、3人で手分けして調べてみたら予想よりも結構情報が舞い込んで来たんですよ!」
「そうですか」
サシャさんは興味深そうな顔で3人のメイドを見つめていると、今度は足フェチが答える。
「ブンゼのお店なのですが、経営がちょっとマズイ状況になっているみたいです」
「具体的にはどうなのですか?」
「はい。もう知っていると思いますがブンドロー商会の経営の仕方が余りにも詐欺まがいなやり方なので、お客様がほぼいない状態です。
たまに人がお店に入っているところを目撃した人がいるそうですが、ガラが悪い人達なので近寄り難いと仰いましたよ」
「そうですか……」
そう言って悩ましい顔をさせているサシャに、肌フェチメイドが続くように話をする。
「もしかしたらその人達は借金取りか密売人の可能性がありますよ」
「密売人?」
「はい。もしかしたらルル様とファニー様を闇市で売るつもりなのだと思います」
「……なるほど。フェアリーやフェンリルは貴族の間では、家に住んでいるだけでステータスになりますからね」
フェアリーのいる家。それは妖精族と親しいエルフ族と友好関係を結べる可能性を持てる。そしてフェンリルが家にいると言うことは神の眷属に認められた一族と意味合いを持つ。
どちらにして家名に箔がつくので、喉から手が出るほど欲しがるだろう。
そう思っていると今度は足フェチのメイドがサシャに話をする。
「さらに言いますと、ブンゼはその密売人に借金しているみたいです」
「借金ですか?」
「はい。売上が下降傾向にあったところで、その密売人にお金を借りて何とか経営を保っていたそうなんです。しかし所詮は闇で働く人達。だんだん借りたお金が増えて行き、最終的にはお金を返すことが出来なくなってしまい、今ではその密売人の言いなりになっているみたいです」
「そうですか」
「大方その密売人に“ルル様とファニー様を連れて来ることが出来たら、借金を減額してやる。”と言われたのでしょう」
「その可能性は無くはない」と思っていると、今度は髪フェチのメイドが話し始める。
「念の為にブンゼの様子を見に行きました。そしたら焦った様子が見えました」
「焦った様子……。密売人に急かされている可能性があるかもしれませんね」
「あり得そうですね……む?」
サシャさんを含めたメイド達は、何かに気付いたように窓の外を見つめる。
「サシャ様。今日のお客様はどうお持て成し差し上げたらよいのでしょうか?」
「1人残して残りはお帰り頂きましょう」
「なるほど。その方からお話を聞くのですね」
「ええ、マナもお客様の存在に気付いていると思います。なのでマナに話を通しておいて下さいね」
「承知しました。では私の方でマナ様にお伝えしに行きます」
肌フェチメイドはそう言うと部屋を出て行った。
「…さて。我々は先にお客様を歓迎しに行きましょう。旦那様達はお休みになられているので、お静かに対応しましょう」
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こうしてサシャ達は外にいるお客様の下へと向かい、静かにおもてなしをした。
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