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第5話 盗賊の始末と商人の娘リリーとの出会い
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前回のまとめ
食事の大切さを改めて感謝
→お金の価値を把握→宿を出た
→モブキャラの名前は興味ないよね
久しぶりに景色が変わったので
ルンルン気分で歩いていると、遠くの方で馬車が襲われていた
護衛の人達の何人かは瀕死もしくは、死んでいるのが見受けられる。
イカれた咲は人殺し、してみたいと思って
駆け足で襲われている馬車の方へ向かうと
いきなり襲われた。
「おい、おめえ。俺たちが何者かわかってるんだろうな?」
眉間のシワを寄せて私を睨み付け、ドシドシと向かってくる。
屈強な肉体の厳つい集団が私を殺ろうとしてくるのだ。
前世ならちびっていたかもしれない。
まあ、今はそんな程度じゃビクともしないのだが。
「体術の練習相手とお金くれるゴミ達でしょ?」
そう言い私はお得意の煽りをした。
私は、煽るのが好きなのである。
貰った短剣を賊に向けて構える。
勿論、中指を立てるのを忘れずに
「殺っちまえ!」
斧を持った一人の掛け声で全員が私に向け攻撃を仕掛ける。
――でも正直、弱すぎた。
振り下ろされる剣を防ごうと短剣で下から弾くと勢いよく剣が宙へとんでいく。
矢が放たれるも鋭さがなく、避けるのも防ぐのも容易。
私の素早さに全くついてこられてない。
小さな町の所にいた、ゴブリン達の方がまだマシだね
そう思いながら、何人かを短剣で首を突き刺して遊んでいた。
あっという間に残りは斧を持った1人だけになった。
「さて、と。あとはお前だけだな」
「クソッ! お、お前は何者なんだ!?」
「咲でーす!美少女でーす趣味は拷問でーす!」
「血液型は忘れましたー 好きな食べ物はお肉でーす!」
私は優しいのでちゃんと答えてあげた。
すでに先ほどまでの威圧感はなく、そこにあるのは震えを隠せない弱者である。
体格も心なしか小さく見える。
うーん、このまま倒して終わりってのもなんだか味気ない。
――そうだ、相手は賊。
"解体"の練習をしよう!!
さてと、とりあえず左脛を思いっきり蹴ってみた
つま先蹴り、わかりやすく言うと
初心者がみんなやりがちなサッカー蹴りである
すると盗賊は脛を抑えてぴょんぴょん
跳ねていたので、大声で笑ってしまった
虐めるの楽しいなー
次に右足が蹴りやすそうなので
私は左足で相手の左太ももを蹴った
ローキックと呼ばれる奴である。
膝から崩れ落ちて、動けなくなった的に
向かって、短剣で相手の左眼を突き刺した
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
うるさいので砂を拾って左眼の中に砂を入れてあげた。
まだ騒いでいるので、口の中の歯に向かって
右拳をプレゼントした。
「うっっっ」
殆どの歯がポロポロ剥がれた
「盗賊って人体実験していい道具だよね?」
「何で死にかけているの?まだ死んじゃダメだよ!
辞めてと言っていたにも関わらず、殺した人や拷問した人
何人か居たよね?それでも辞めなかったよね?」
そういいながら咲は盗賊の首を絞めた
「た・・て」
歯は、殆ど地面に転がっているが、
伝えたいであろう言葉は理解している。
「分かった、助けてあげるね、優しいから」
そういった直後に、首を絞めながら、
右手左手右腕左腕を連続で短剣で切断して数分放置した。
すると、「うっ・・・」と言う言葉を
最後に、最後の|一人<モルモット>は絶命した。
「あー楽しかったー」
そう言いながら襲われていた人達の方へ、とことこ呑気に歩いていった。
すると馬車の中から綺麗な女の子が
めちゃくちゃビビりながら、お礼を言ってきた。
「た、たふけていただいて」
「あ、ありがとうございました」
噛んでて可愛いけど、そのままにしておくのも
なんか違うから、声をかけてあげよう。
「大丈夫だよ、盗賊だから遊んでいただけであって、悪くない人達には危害を与えないから」
「ちゃんと話せるまで待ってるからね
ゆっくりしててね、怖かったねちゃんと盗賊は、皆殺しにしたからもう危険はないよ。」
そう言い少し距離を置いて、適当に地面の上に腰をかけた。
10分程、待っていると、馬車から可愛い女の子がこちらに歩いてきた。
「お待たせ致しました。私は、商人の一人娘のリリーと申します」
「危ない所を助けていただき、本当にありがとうございました」
言葉とほぼ同時に頭を下げてきた。
この人も感謝が言える人だ。
私も自己紹介しなきゃね、、商人との付き合いは必須だから
「私の名前は咲と言います。遠い所から来たので
この辺りが分かりませんので、護衛しますので
案内してもらえませんか?」
「助けて頂いたお礼と護衛の代金は私の家に着いたら
お渡しします。案内なら任せて下さい!」
良かったー、この辺り分からないから
本当に助かった。
何貰えるのかなー、楽しみだなー
「護衛依頼を受けてくれた冒険者さんが全員
死んでしまったようなので私と咲さんだけに
なっちゃいましたね。冒険者さんの遺体どうします?」
「私が冒険者と盗賊から使えそうなものを
剥ぎ取りますので馬車で待っててください
幸い馬車だけは無事なようですし」
「分かりました!馬車で待ってますね!」
そう言いリリーは馬車の方へ向かった。
さてと、剥ぎ取り!剥ぎ取り!
食料とか持ってないかな~
アイテムポーチ持ってる奇跡とかないかな~
まずは盗賊からいこうかな
ドレドレ
「キター!アイテムポーチじゃんこれ!」
なぜ分かるかって?ポーチの中に手を突っ込むと
中に空間魔法がかけられているからである。
「ラッキーだわ。リリーに感謝しなきゃね」
他には短剣やら冒険者が使っていた長剣
盗賊が使っていた、斧や金貨が多数それに食料も
結構な量奪ったのか沢山あるから、生活には困らないな
冒険者のお金も全部貰おう、お金は大切だからね!
他にはないかな?
「な゛に゛こ゛れ゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」
スキル玉? 予想だけど笑 説明書とかないかな~っと
「あった、あったなになに」
説明 スキル玉 激レア
中身 《鑑定Lv1》
《鑑定》
ものの価値がわかる
自分より弱い者のステータスが見える
植物や高価な物は
どこ生えているか、名称、お金に換算したら幾らなのか
が何となくわかる。
レベルが上がるとより詳しくわかる
テンプレだよ!テンプレ!
手にかざして、鑑定と呟くと手に入るらしい
早速しよう!
「鑑定こい!」
『ピロリロリーン スキル 鑑定を入手しました。』
鑑定とアイテムポーチが手に入ったから
これで、欲しいものはある程度手に入ったわね
「さて、リリーの所に行こかな」
「お待たせ~」
そう言いながらリリーの馬車へ向かって行った
食事の大切さを改めて感謝
→お金の価値を把握→宿を出た
→モブキャラの名前は興味ないよね
久しぶりに景色が変わったので
ルンルン気分で歩いていると、遠くの方で馬車が襲われていた
護衛の人達の何人かは瀕死もしくは、死んでいるのが見受けられる。
イカれた咲は人殺し、してみたいと思って
駆け足で襲われている馬車の方へ向かうと
いきなり襲われた。
「おい、おめえ。俺たちが何者かわかってるんだろうな?」
眉間のシワを寄せて私を睨み付け、ドシドシと向かってくる。
屈強な肉体の厳つい集団が私を殺ろうとしてくるのだ。
前世ならちびっていたかもしれない。
まあ、今はそんな程度じゃビクともしないのだが。
「体術の練習相手とお金くれるゴミ達でしょ?」
そう言い私はお得意の煽りをした。
私は、煽るのが好きなのである。
貰った短剣を賊に向けて構える。
勿論、中指を立てるのを忘れずに
「殺っちまえ!」
斧を持った一人の掛け声で全員が私に向け攻撃を仕掛ける。
――でも正直、弱すぎた。
振り下ろされる剣を防ごうと短剣で下から弾くと勢いよく剣が宙へとんでいく。
矢が放たれるも鋭さがなく、避けるのも防ぐのも容易。
私の素早さに全くついてこられてない。
小さな町の所にいた、ゴブリン達の方がまだマシだね
そう思いながら、何人かを短剣で首を突き刺して遊んでいた。
あっという間に残りは斧を持った1人だけになった。
「さて、と。あとはお前だけだな」
「クソッ! お、お前は何者なんだ!?」
「咲でーす!美少女でーす趣味は拷問でーす!」
「血液型は忘れましたー 好きな食べ物はお肉でーす!」
私は優しいのでちゃんと答えてあげた。
すでに先ほどまでの威圧感はなく、そこにあるのは震えを隠せない弱者である。
体格も心なしか小さく見える。
うーん、このまま倒して終わりってのもなんだか味気ない。
――そうだ、相手は賊。
"解体"の練習をしよう!!
さてと、とりあえず左脛を思いっきり蹴ってみた
つま先蹴り、わかりやすく言うと
初心者がみんなやりがちなサッカー蹴りである
すると盗賊は脛を抑えてぴょんぴょん
跳ねていたので、大声で笑ってしまった
虐めるの楽しいなー
次に右足が蹴りやすそうなので
私は左足で相手の左太ももを蹴った
ローキックと呼ばれる奴である。
膝から崩れ落ちて、動けなくなった的に
向かって、短剣で相手の左眼を突き刺した
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
うるさいので砂を拾って左眼の中に砂を入れてあげた。
まだ騒いでいるので、口の中の歯に向かって
右拳をプレゼントした。
「うっっっ」
殆どの歯がポロポロ剥がれた
「盗賊って人体実験していい道具だよね?」
「何で死にかけているの?まだ死んじゃダメだよ!
辞めてと言っていたにも関わらず、殺した人や拷問した人
何人か居たよね?それでも辞めなかったよね?」
そういいながら咲は盗賊の首を絞めた
「た・・て」
歯は、殆ど地面に転がっているが、
伝えたいであろう言葉は理解している。
「分かった、助けてあげるね、優しいから」
そういった直後に、首を絞めながら、
右手左手右腕左腕を連続で短剣で切断して数分放置した。
すると、「うっ・・・」と言う言葉を
最後に、最後の|一人<モルモット>は絶命した。
「あー楽しかったー」
そう言いながら襲われていた人達の方へ、とことこ呑気に歩いていった。
すると馬車の中から綺麗な女の子が
めちゃくちゃビビりながら、お礼を言ってきた。
「た、たふけていただいて」
「あ、ありがとうございました」
噛んでて可愛いけど、そのままにしておくのも
なんか違うから、声をかけてあげよう。
「大丈夫だよ、盗賊だから遊んでいただけであって、悪くない人達には危害を与えないから」
「ちゃんと話せるまで待ってるからね
ゆっくりしててね、怖かったねちゃんと盗賊は、皆殺しにしたからもう危険はないよ。」
そう言い少し距離を置いて、適当に地面の上に腰をかけた。
10分程、待っていると、馬車から可愛い女の子がこちらに歩いてきた。
「お待たせ致しました。私は、商人の一人娘のリリーと申します」
「危ない所を助けていただき、本当にありがとうございました」
言葉とほぼ同時に頭を下げてきた。
この人も感謝が言える人だ。
私も自己紹介しなきゃね、、商人との付き合いは必須だから
「私の名前は咲と言います。遠い所から来たので
この辺りが分かりませんので、護衛しますので
案内してもらえませんか?」
「助けて頂いたお礼と護衛の代金は私の家に着いたら
お渡しします。案内なら任せて下さい!」
良かったー、この辺り分からないから
本当に助かった。
何貰えるのかなー、楽しみだなー
「護衛依頼を受けてくれた冒険者さんが全員
死んでしまったようなので私と咲さんだけに
なっちゃいましたね。冒険者さんの遺体どうします?」
「私が冒険者と盗賊から使えそうなものを
剥ぎ取りますので馬車で待っててください
幸い馬車だけは無事なようですし」
「分かりました!馬車で待ってますね!」
そう言いリリーは馬車の方へ向かった。
さてと、剥ぎ取り!剥ぎ取り!
食料とか持ってないかな~
アイテムポーチ持ってる奇跡とかないかな~
まずは盗賊からいこうかな
ドレドレ
「キター!アイテムポーチじゃんこれ!」
なぜ分かるかって?ポーチの中に手を突っ込むと
中に空間魔法がかけられているからである。
「ラッキーだわ。リリーに感謝しなきゃね」
他には短剣やら冒険者が使っていた長剣
盗賊が使っていた、斧や金貨が多数それに食料も
結構な量奪ったのか沢山あるから、生活には困らないな
冒険者のお金も全部貰おう、お金は大切だからね!
他にはないかな?
「な゛に゛こ゛れ゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」
スキル玉? 予想だけど笑 説明書とかないかな~っと
「あった、あったなになに」
説明 スキル玉 激レア
中身 《鑑定Lv1》
《鑑定》
ものの価値がわかる
自分より弱い者のステータスが見える
植物や高価な物は
どこ生えているか、名称、お金に換算したら幾らなのか
が何となくわかる。
レベルが上がるとより詳しくわかる
テンプレだよ!テンプレ!
手にかざして、鑑定と呟くと手に入るらしい
早速しよう!
「鑑定こい!」
『ピロリロリーン スキル 鑑定を入手しました。』
鑑定とアイテムポーチが手に入ったから
これで、欲しいものはある程度手に入ったわね
「さて、リリーの所に行こかな」
「お待たせ~」
そう言いながらリリーの馬車へ向かって行った
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