白の贄女と四人の魔女

 平成初期の人気ゲーム「アイス・エンド・ワールド」の世界に、主人公の里紗は異世界転移を果たす。

 里紗は重い心臓病を患っていたが、交通事故で亡くなった双子の妹・月菜の心臓を移植し、幸せな人生を過ごしたのだ。
 いつも通りに月菜の墓参りに訪れていた里紗は、一人の美しい悪魔に出会う。その悪魔は月菜が異世界に転生していて、里紗に助けを求めていると話したのだった。
 悪魔に魂を売り渡し、里紗は16歳まで若返り異世界に転移する。
その世界は平静初期の人気ゲーム「アイス・エンド・ワールド」の世界だったのだ。
 双子の妹月菜はルルリアナという公爵令嬢に転生していて、このままいけば「アイス・エンド・ワールド」ラストシリーズでラスボスの生贄として捧げられる少女だったのだ。

 里紗はリースと名前を変え、男装してルルリアナに近づいていく。ルルリアナの運命を変えるために。

 ルルリアナは、報われない婚約者への愛に心を傷つけられていた。

 巨大国家である神国と物語のストーリーを変えるべく、伝説の魔女3人(スマホ版の課金アイテム)を駆使し、奮闘するそんなお話。
 恋愛はゆっくり進行します。
 弱かった主人公もきっと…そのうち…強くなります!


小説になろうとカクヨムでも投稿を始めました。
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