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第4話
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ー翌日ー
寝室の前で直人が声をかけた。
「夏生さん、朝ごはん一緒に食べませんか?」
口にした後、ドアを突き抜けて全裸姿の渚が現れた。
「夏生、まだ寝てるんだ」
「何で全裸なんだ」
「忘れてた」
ドアを突き抜けて中に入り渚は制服を着てズボンを穿くと再びドアを突き抜けて直人の前に現れた。
「直人、お前に頼みがあるんだけど」
「何?」
「俺の代わりに司に言ってほしいんだ、夏生に近づくなって」
「司はお前のこと見えるんだろお前が言えよ」
「司を見てると…」
「わかった、お前の代わりに言う」
「ありがとう」
寝室の前で渚が直人にお礼を言ったその時、寝室のドアが開きスーツ姿の夏生が現れた。
「おはようございます」
「おはようございます、朝ごはん一緒に食べませんか?」
「良いんですか?」
「せっかく2人分、作ったから一緒に食べましょう」
「はい」
「……」
直人と一緒にダイニングに向かう夏生を見つめると渚は声をかけず姿を消した。
直人と夏生は向かい合って椅子に座り朝ごはんを食べ始めた。
「今、行っている学校を辞めて別の学校を見つけて先生をします」
「頑張ってください」
「はい……ごちそうさまでした…」
「食べるの早いですね」
「食器を片づけて出かけます」
「頑張って」
「……」
お辞儀をし夏生は食器をキッチンに運び片づけ外に出た。
そして夏生は歩き出し中学校に向かった。
ー中学校、校長室ー
ソファーに向かい合って座りながら司と校長は会話をしていた。
「司、生徒の生活は止めて校長にならないか」
「良いの?」
「お前なら良い校長になるだろ、あとで全校生に伝えよう」
「わかった」
司の返事後、夏生は校長室の前で立ち止まった。
その後、夏生はノックした。
校長はドアを開き夏生を見つめた。
「夏生先生!」
「学校を辞めます、働いた分のお金を貰いに来ました」
「中へどうぞ」
「失礼します」
中に入り夏生はソファーに座っている司を見つめた。
ソファーに座っている司が校長に向かって口を開いた。
「全校生に伝えるのは明日にしましょう」
「そうだな」
「夏生先生の対応は俺がします」
「わかった」
校長が出ていきドアを閉めるとソファーに座りながら司が声をかけた。
「どうぞ、お座りください」
「……」
警戒しながら夏生はソファーに近づき向かい合って座った。
「学校、辞めさせていただきます、だから働いた分のお金を支払ってください」
「……」
司は立ち上がり夏生の側に座った。
夏生は少し離れ口を開いた。
「大声を出します」
「俺達、恋人同士だろ」
「あなたと俺は恋人同士ではありません」
「夏生」
「払ってもらえないのなら帰ります」
夏生が立ち上がると司はソファーに座ったまま夏生の手首を掴んだ。
夏生は司を見つめながらと少し怒った口調で「手を離してください」と口にした。
司は夏生をソファーに寝かせ覆い被さった。
「渚のいじめどんなのか教えてやろうか」
「……」
夏生は抵抗するもむりやり行為をされた。
それから暫くして夏生は全裸姿で気を失った。
司は夏生から離れ乱れた衣服を整えた。
その時ドアをノックする音がした。
司はドアを少し開き「はい」と返事をした。
警察服の直人が口を開いた。
「久しぶりだな司、俺だ」
ドアを開き直人はソファーに目を向け全裸姿で気を失っている夏生に驚いた。
直人はソファーに近づき上服を脱ぐと夏生の身体にかけた。
「夏生さんを渚のようにするきか」
「直人、何しに来たんだ」
「……」
直人は気を失っている夏生をお姫様抱っこしドアに近づき口を開いた。
「俺と渚から夏生を傷つけるな」
直人は夏生を連れてパトカーに近づき夏生を後部座席に乗せると直人は運転席に乗った。
その後、直人は自宅に向かった。
司はドアを閉め声をかけた。
「渚、いるんだろ出てこい」
「……」
幽霊の渚が姿を現すと司は目を向け渚と司は見つめ合った。
寝室の前で直人が声をかけた。
「夏生さん、朝ごはん一緒に食べませんか?」
口にした後、ドアを突き抜けて全裸姿の渚が現れた。
「夏生、まだ寝てるんだ」
「何で全裸なんだ」
「忘れてた」
ドアを突き抜けて中に入り渚は制服を着てズボンを穿くと再びドアを突き抜けて直人の前に現れた。
「直人、お前に頼みがあるんだけど」
「何?」
「俺の代わりに司に言ってほしいんだ、夏生に近づくなって」
「司はお前のこと見えるんだろお前が言えよ」
「司を見てると…」
「わかった、お前の代わりに言う」
「ありがとう」
寝室の前で渚が直人にお礼を言ったその時、寝室のドアが開きスーツ姿の夏生が現れた。
「おはようございます」
「おはようございます、朝ごはん一緒に食べませんか?」
「良いんですか?」
「せっかく2人分、作ったから一緒に食べましょう」
「はい」
「……」
直人と一緒にダイニングに向かう夏生を見つめると渚は声をかけず姿を消した。
直人と夏生は向かい合って椅子に座り朝ごはんを食べ始めた。
「今、行っている学校を辞めて別の学校を見つけて先生をします」
「頑張ってください」
「はい……ごちそうさまでした…」
「食べるの早いですね」
「食器を片づけて出かけます」
「頑張って」
「……」
お辞儀をし夏生は食器をキッチンに運び片づけ外に出た。
そして夏生は歩き出し中学校に向かった。
ー中学校、校長室ー
ソファーに向かい合って座りながら司と校長は会話をしていた。
「司、生徒の生活は止めて校長にならないか」
「良いの?」
「お前なら良い校長になるだろ、あとで全校生に伝えよう」
「わかった」
司の返事後、夏生は校長室の前で立ち止まった。
その後、夏生はノックした。
校長はドアを開き夏生を見つめた。
「夏生先生!」
「学校を辞めます、働いた分のお金を貰いに来ました」
「中へどうぞ」
「失礼します」
中に入り夏生はソファーに座っている司を見つめた。
ソファーに座っている司が校長に向かって口を開いた。
「全校生に伝えるのは明日にしましょう」
「そうだな」
「夏生先生の対応は俺がします」
「わかった」
校長が出ていきドアを閉めるとソファーに座りながら司が声をかけた。
「どうぞ、お座りください」
「……」
警戒しながら夏生はソファーに近づき向かい合って座った。
「学校、辞めさせていただきます、だから働いた分のお金を支払ってください」
「……」
司は立ち上がり夏生の側に座った。
夏生は少し離れ口を開いた。
「大声を出します」
「俺達、恋人同士だろ」
「あなたと俺は恋人同士ではありません」
「夏生」
「払ってもらえないのなら帰ります」
夏生が立ち上がると司はソファーに座ったまま夏生の手首を掴んだ。
夏生は司を見つめながらと少し怒った口調で「手を離してください」と口にした。
司は夏生をソファーに寝かせ覆い被さった。
「渚のいじめどんなのか教えてやろうか」
「……」
夏生は抵抗するもむりやり行為をされた。
それから暫くして夏生は全裸姿で気を失った。
司は夏生から離れ乱れた衣服を整えた。
その時ドアをノックする音がした。
司はドアを少し開き「はい」と返事をした。
警察服の直人が口を開いた。
「久しぶりだな司、俺だ」
ドアを開き直人はソファーに目を向け全裸姿で気を失っている夏生に驚いた。
直人はソファーに近づき上服を脱ぐと夏生の身体にかけた。
「夏生さんを渚のようにするきか」
「直人、何しに来たんだ」
「……」
直人は気を失っている夏生をお姫様抱っこしドアに近づき口を開いた。
「俺と渚から夏生を傷つけるな」
直人は夏生を連れてパトカーに近づき夏生を後部座席に乗せると直人は運転席に乗った。
その後、直人は自宅に向かった。
司はドアを閉め声をかけた。
「渚、いるんだろ出てこい」
「……」
幽霊の渚が姿を現すと司は目を向け渚と司は見つめ合った。
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