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第2話
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幸多と別れたオチリは街を歩きながら幸多のことが気になっていた。
同じ頃、幸多は同じホストの福原直哉(ふくはらなおや)と会っていた。
「直哉、何でここに?」
「雪子さん、大丈夫だったか、気になってお前を探してたんだ」
「俺、雪子さんにはっきり言おうと思ってる」
「言うって何を」
「迷惑だって言うんです」
「お客様にそんなこと言ったら」
「それでクビになっても俺は後悔しない、俺を助けてくれた男性が教えてくれたんです」
そう言って幸多が微笑むと直哉が口にした。
「惚れたか」
「え…」
直哉に目線を向けたその時、幸多は直哉に唇を奪われた。
その後、直哉は唇を離し口にした。
「お前を渡したくない」
そう言って直哉は幸多の手首を掴み仕事場のホストクラブに戻らずラブホテルに向かった。
30分後、ラブホテルの前に着き幸多は驚いた。
「直哉、ここって」
「……」
「あの男は」
直哉に連れられてラブホテルの中に入っていく幸多の姿を目撃したオチリは気になってオチリもラブホテルの中に入っていった。
「直哉」
「……」
直哉は無言で部屋のドアを開き幸多を中に入れると直哉も中に入りドアを閉めた。
「直哉」
「服を全て脱いで全裸になれ」
「何、言ってんだ」
「俺の言う通りにした方が良いぞ」
「店に戻る」
「……」
無言で直哉はドアから出ようとする幸多の手首を掴み離れさせるとベッドに倒した。
幸多は身体を起こし「何するんだ」と口にした。
直哉はタキシードを全て脱ぎ全裸になった。
その姿に幸多は驚き「何してんだ」と問いかけた。
直哉は幸多の身体を倒し覆い被さりながら口にした。
「お前は俺のものだ誰にも渡さないそれが女でも」
口にした後、直哉は幸多の唇を奪った。
幸多は抵抗し直哉の身体を離れさせようともがいた。
直哉は力が強く幸多は左右の手首を掴まれた。
「直哉、やめろ」
「幸多、お前は俺のものだ」
そう言って直哉は幸多のタキシードを脱がせながら唇を奪った。
その声を隣の部屋で聞いていたオチリはなぜかイラついた。
「……」
「直哉、やめろ」
「……」
「直哉…」
「あーもう…」
オチリは部屋を出て隣の部屋に行きドアを開いた。
そしてオチリはベッドに近づき全裸姿の幸多の身体を奪っている直哉を離れさせた。
「誰だお前」
「……」
直哉を無視しながらオチリは気を失っている全裸姿の幸多をお姫様抱っこしその後、直哉に向かって口を開いた。
「嫌がる相手をムリヤリ奪おうとするなんてお前、最低だな」
「お前、幸多のなんなんだ」
「ただの知り合いだ」
「ただの知り合いが助けに来るかよ」
「とにかく今は彼をお前から連れ出す」
そう言ってオチリは幸多をお姫様抱っこしたまま部屋を出て行き隣の部屋に向かい中に入った。
その後、オチリはベッドに近づき全裸姿の幸多を仰向けで寝かせ掛け布団を身体にかけた。
そのままオチリはベッドに座り幸多の目覚めを見守った。
同じ頃、幸多は同じホストの福原直哉(ふくはらなおや)と会っていた。
「直哉、何でここに?」
「雪子さん、大丈夫だったか、気になってお前を探してたんだ」
「俺、雪子さんにはっきり言おうと思ってる」
「言うって何を」
「迷惑だって言うんです」
「お客様にそんなこと言ったら」
「それでクビになっても俺は後悔しない、俺を助けてくれた男性が教えてくれたんです」
そう言って幸多が微笑むと直哉が口にした。
「惚れたか」
「え…」
直哉に目線を向けたその時、幸多は直哉に唇を奪われた。
その後、直哉は唇を離し口にした。
「お前を渡したくない」
そう言って直哉は幸多の手首を掴み仕事場のホストクラブに戻らずラブホテルに向かった。
30分後、ラブホテルの前に着き幸多は驚いた。
「直哉、ここって」
「……」
「あの男は」
直哉に連れられてラブホテルの中に入っていく幸多の姿を目撃したオチリは気になってオチリもラブホテルの中に入っていった。
「直哉」
「……」
直哉は無言で部屋のドアを開き幸多を中に入れると直哉も中に入りドアを閉めた。
「直哉」
「服を全て脱いで全裸になれ」
「何、言ってんだ」
「俺の言う通りにした方が良いぞ」
「店に戻る」
「……」
無言で直哉はドアから出ようとする幸多の手首を掴み離れさせるとベッドに倒した。
幸多は身体を起こし「何するんだ」と口にした。
直哉はタキシードを全て脱ぎ全裸になった。
その姿に幸多は驚き「何してんだ」と問いかけた。
直哉は幸多の身体を倒し覆い被さりながら口にした。
「お前は俺のものだ誰にも渡さないそれが女でも」
口にした後、直哉は幸多の唇を奪った。
幸多は抵抗し直哉の身体を離れさせようともがいた。
直哉は力が強く幸多は左右の手首を掴まれた。
「直哉、やめろ」
「幸多、お前は俺のものだ」
そう言って直哉は幸多のタキシードを脱がせながら唇を奪った。
その声を隣の部屋で聞いていたオチリはなぜかイラついた。
「……」
「直哉、やめろ」
「……」
「直哉…」
「あーもう…」
オチリは部屋を出て隣の部屋に行きドアを開いた。
そしてオチリはベッドに近づき全裸姿の幸多の身体を奪っている直哉を離れさせた。
「誰だお前」
「……」
直哉を無視しながらオチリは気を失っている全裸姿の幸多をお姫様抱っこしその後、直哉に向かって口を開いた。
「嫌がる相手をムリヤリ奪おうとするなんてお前、最低だな」
「お前、幸多のなんなんだ」
「ただの知り合いだ」
「ただの知り合いが助けに来るかよ」
「とにかく今は彼をお前から連れ出す」
そう言ってオチリは幸多をお姫様抱っこしたまま部屋を出て行き隣の部屋に向かい中に入った。
その後、オチリはベッドに近づき全裸姿の幸多を仰向けで寝かせ掛け布団を身体にかけた。
そのままオチリはベッドに座り幸多の目覚めを見守った。
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