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第4話
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「帰るか」
かき氷にゃんこ、いちごが歩き出し50秒後、氷翠が姿を現した。
かき氷にゃんこ、いちごは立ち止まり見つめた。
「もしかして…」
「氷の国を作った主の氷翠です」
「氷翠さんに頼みがあります」
「何かしら」
氷翠は近づき見つめた。
「シロタマを大好きな主の元に帰してやってください、お願いします」
初めてかき氷にゃんこ、いちごは人間の氷翠に向ってお辞儀をした。
氷翠はかき氷にゃんこ、いちごの手を掴んだ。
かき氷にゃんこ、いちごは顔をあげ見つめた。
氷翠は手を離し「シロタマさんと離れていちご、あなたの心は大丈夫?」とかき氷にゃんこ、いちごに問かけた。
「心は大丈夫ってどう意味ですか?」
「シロタマさんのこと好きでしょ」
「俺が?」
「……」
優しく微笑みながら氷翠が頷くとかき氷にゃんこ、いちごの顔が赤くなり「好きじゃねぇよ」と言って歩き出した。
氷翠は振り向き「いちご」と声をかけた。
「だから好きじゃねぇって」
立ち止まりかき氷にゃんこ、いちごは振り返り氷翠を見つめた。
氷翠はかき氷にゃんこ、いちごに近づき小さな氷の玉を渡した。
「氷だけど冷たくない」
「シロタマさんと一緒に私の家に来なさい、氷の玉が教えてくれるから」
「……」
「いつでもいいから」
氷翠がその場から姿を消すとかき氷にゃんこ、いちごは立ち尽くしながら氷の玉を見つめた。
その頃、シロタマは堂々と街を歩いていた。
「こんな所に幸央は居ないよな」
「シロタマ」
「え!」
背後からの幸央の声にシロタマは立ち止まり振り返った。
シロタマは行き交うかき氷にゃんこ達の姿を見つめた。
「気のせいだったのかな」
再び歩き出そうとしたその時、再び「シロタマ」と声をかけられシロタマは振り返り白い身体に鮮やかな青が混じったかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーに目を向けた。
「あなたですか?」
シロタマが問いかけるとかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが「あなたの名を口にしました」と答えた。
「どうして俺の名を知ってるんですか?」
「いちごが名を口にしてるから」
「俺に何かようですか?」
「君が言ってた幸央って火山(ひやま)幸央のこと?」
「そうです、火山幸央は俺が探している主です、知ってるんですか?」
「皆は知らないけど俺、氷の国を作った主のこと知ってんだ、氷翠の家に行ってたとき氷翠が氷の玉に向って誰かと話してたんだ、その時、氷翠が幸央って名を口にしたんだ、だから君が幸央って名を口にしてるのを聞いて声をかけたんだ」
「氷翠って人に会わせてください」
「良いよ、ついて来て」
かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが走り出すとシロタマも走り出しついて行った。
走り続けて2時間後、青い海の前に着いた。
「海の中を歩いて30分後に家が現れるから」
「海の中を歩くってどうやって歩くんですか?」
「俺の通りについて来て」
「わかりました」
かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが海の中に立ち歩き出すとシロタマも恐る恐る海の中に立ち驚いた。
「海の中に橋がある」
「早くおいで」
「はい」
落ちないように海の中に橋を歩きながらシロタマはかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーについて行った。
30分後、白い大きな家が現れた。
「ここが氷翠の家だ」
かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーは声をかけた。
「氷翠、居るか、俺だハワイアンだ」
「今、鍵をあけた入っておいで」
「行こうか」
ドアを開きかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーはシロタマと共に中に入りドアを閉めた。
その後、かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーはシロタマを連れて氷翠が居る秘密部屋に向かい中に入った。
氷翠が振り返り「いちごじゃなくてハワイアンがシロタマさんを連れてくるとは思わなかった」と口にするとかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが口を開いた。
「あとよろしく」
「帰るの?」
「あぁ」
「明日、かき氷にゃんこを連れてきてね」
「わかった」
かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが部屋を出てドアが閉まると氷翠とシロタマは見つめ合った。
かき氷にゃんこ、いちごが歩き出し50秒後、氷翠が姿を現した。
かき氷にゃんこ、いちごは立ち止まり見つめた。
「もしかして…」
「氷の国を作った主の氷翠です」
「氷翠さんに頼みがあります」
「何かしら」
氷翠は近づき見つめた。
「シロタマを大好きな主の元に帰してやってください、お願いします」
初めてかき氷にゃんこ、いちごは人間の氷翠に向ってお辞儀をした。
氷翠はかき氷にゃんこ、いちごの手を掴んだ。
かき氷にゃんこ、いちごは顔をあげ見つめた。
氷翠は手を離し「シロタマさんと離れていちご、あなたの心は大丈夫?」とかき氷にゃんこ、いちごに問かけた。
「心は大丈夫ってどう意味ですか?」
「シロタマさんのこと好きでしょ」
「俺が?」
「……」
優しく微笑みながら氷翠が頷くとかき氷にゃんこ、いちごの顔が赤くなり「好きじゃねぇよ」と言って歩き出した。
氷翠は振り向き「いちご」と声をかけた。
「だから好きじゃねぇって」
立ち止まりかき氷にゃんこ、いちごは振り返り氷翠を見つめた。
氷翠はかき氷にゃんこ、いちごに近づき小さな氷の玉を渡した。
「氷だけど冷たくない」
「シロタマさんと一緒に私の家に来なさい、氷の玉が教えてくれるから」
「……」
「いつでもいいから」
氷翠がその場から姿を消すとかき氷にゃんこ、いちごは立ち尽くしながら氷の玉を見つめた。
その頃、シロタマは堂々と街を歩いていた。
「こんな所に幸央は居ないよな」
「シロタマ」
「え!」
背後からの幸央の声にシロタマは立ち止まり振り返った。
シロタマは行き交うかき氷にゃんこ達の姿を見つめた。
「気のせいだったのかな」
再び歩き出そうとしたその時、再び「シロタマ」と声をかけられシロタマは振り返り白い身体に鮮やかな青が混じったかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーに目を向けた。
「あなたですか?」
シロタマが問いかけるとかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが「あなたの名を口にしました」と答えた。
「どうして俺の名を知ってるんですか?」
「いちごが名を口にしてるから」
「俺に何かようですか?」
「君が言ってた幸央って火山(ひやま)幸央のこと?」
「そうです、火山幸央は俺が探している主です、知ってるんですか?」
「皆は知らないけど俺、氷の国を作った主のこと知ってんだ、氷翠の家に行ってたとき氷翠が氷の玉に向って誰かと話してたんだ、その時、氷翠が幸央って名を口にしたんだ、だから君が幸央って名を口にしてるのを聞いて声をかけたんだ」
「氷翠って人に会わせてください」
「良いよ、ついて来て」
かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが走り出すとシロタマも走り出しついて行った。
走り続けて2時間後、青い海の前に着いた。
「海の中を歩いて30分後に家が現れるから」
「海の中を歩くってどうやって歩くんですか?」
「俺の通りについて来て」
「わかりました」
かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが海の中に立ち歩き出すとシロタマも恐る恐る海の中に立ち驚いた。
「海の中に橋がある」
「早くおいで」
「はい」
落ちないように海の中に橋を歩きながらシロタマはかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーについて行った。
30分後、白い大きな家が現れた。
「ここが氷翠の家だ」
かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーは声をかけた。
「氷翠、居るか、俺だハワイアンだ」
「今、鍵をあけた入っておいで」
「行こうか」
ドアを開きかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーはシロタマと共に中に入りドアを閉めた。
その後、かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーはシロタマを連れて氷翠が居る秘密部屋に向かい中に入った。
氷翠が振り返り「いちごじゃなくてハワイアンがシロタマさんを連れてくるとは思わなかった」と口にするとかき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが口を開いた。
「あとよろしく」
「帰るの?」
「あぁ」
「明日、かき氷にゃんこを連れてきてね」
「わかった」
かき氷にゃんこ、ハワイアンブルーが部屋を出てドアが閉まると氷翠とシロタマは見つめ合った。
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