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第10話
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「誰?」
栄地が声をかけると瑛士が口を開いた。
「栄地の友達が話してた転校生の瑛士」
「どうして俺の名前を」
「これを見せたらわかるかな」
そう言って瑛士が制服から私服姿に変身すると栄地は男性の首に身につけている小さな土星に目を向け口を開いた。
「あんたサターン、どうしてここに」
「君のことが気になって転校してきたんだ」
そう言って瑛士は栄地の頬に触れた。
栄地は瑛士の手を払いのけ警戒した顔で見つめながら口を開いた。
「ここから出ていけ」
「俺は敵じゃないんだ」
そう言って瑛士は栄地の顎を掴み再び口を開いた。
「警戒しなくても」
「俺にとってあなたは敵です」
「……」
栄地の言葉に笑みを浮かべると瑛士は栄地の顎を掴んだまま顔を近づけ唇を重ねた。
その後、瑛士は唇を離し何も言わず背を向けドアに向かって歩き出した。
栄地は声をかけた。
「何でキスしたんですか」
「……」
無言で立ち止まり背を向けながら瑛士は口を開いた。
「好きになったから」
「俺は男です」
「男が男に恋をする、おかしいことじゃない」
「……」
「君だってアーズに恋をしていただから命を奪った俺に怒ってる、そうだろ」
そう言って瑛士が振り向き目線を向けると栄地が口を開いた。
「あなたの言う通り、俺はアーズに恋してただからアーズの命を奪ったあなたのことが許せない」
そう栄地が口にすると小さな地球が瑛士の目の前で栄地をクリスタルに閉じ込めた。
「地球が栄地をクリスタルに閉じ込めた、もしかして栄地を俺から守ろうとしてるのか」
驚いた顔で瑛士が見つめると別のクリスタルが現れた。
瑛士が警戒しながら見つめると青い猫のブルーが現れた。
「警戒しなくても大丈夫だ」
「ブルー!」
「新しい戦士を紹介するよ」
「新しい戦士?」
瑛士が問いかけると栄地のクリスタルではないクリスタルが崩れ短い青い髪に足首まで長い青い服姿のアーズが現れた。
「アーズ!何でアーズが生きてるんだ」
驚いた顔をしながら驚いた口調で瑛士が口にすると青い猫のブルーが口を開いた。
「瑛士、新しい戦士アーズだ」
「新しい戦士?アーズは敵だった男だ」
「お前に命を奪われた男だ」
「覚えてるのか」
アーズの言葉に瑛士が問いかけると青い猫のブルーが口を開いた。
「戦士が敵同士になるなんていけないことだ、だから俺は天界に行き神様にアーズを地球の戦士として生き返らせてくれと頼んだんだ」
「よく神様が承知したな」
「神様は見ていた」
「……」
「アースによって浄化されたアーズの命を奪ったことも見ていた」
「……」
瑛士が青い猫のブルーから目線を向けるとアーズは栄地を閉じ込めているクリスタルに触れ壊した。
「……」
「……」
栄地が倒れかけるとアーズは栄地を抱き止め青い猫のブルーに向かって口を開いた。
「ブルー、栄地を休ませたいから森林の小屋に運んで良いか?」
「まだ瑛士に話があるから小屋に行って良いぞ」
「わかった」
返事をするとアーズは栄地をお姫様抱っこしそのまま屋上から姿を消した。
「彼らは知ってるのか?」
再び瑛士が話しかけると青い猫のブルーが口を開いた。
「烈火と清水と宏樹と銀太のことか?」
「あぁ」
「彼らの戦士としての記憶を消した」
そう言って青い猫のブルーは小さな火星と水星と木星と金星を瑛士に見せた。
「なぜ彼らの戦士としての記憶を消したんだ」
驚いた口調で瑛士が口にすると青い猫のブルーが口を開いた。
「天界の神様がしたことだ、俺はそれに従う」
そう言って青い猫のブルーが小さな火星と水星と木星と金星を上空に放つと小さな火星と水星と木星と金星は新たな戦士を求めて姿を消した。
「俺も記憶を消すのか?」
警戒しながら瑛士が口にすると青い猫のブルーが口を開いた。
「お前が戦士として生きられるかどうかは栄地しだいだ」
そう言って青い猫のブルーが屋上から姿を消すと瑛士は1人、屋上で立ち尽くした。
栄地が声をかけると瑛士が口を開いた。
「栄地の友達が話してた転校生の瑛士」
「どうして俺の名前を」
「これを見せたらわかるかな」
そう言って瑛士が制服から私服姿に変身すると栄地は男性の首に身につけている小さな土星に目を向け口を開いた。
「あんたサターン、どうしてここに」
「君のことが気になって転校してきたんだ」
そう言って瑛士は栄地の頬に触れた。
栄地は瑛士の手を払いのけ警戒した顔で見つめながら口を開いた。
「ここから出ていけ」
「俺は敵じゃないんだ」
そう言って瑛士は栄地の顎を掴み再び口を開いた。
「警戒しなくても」
「俺にとってあなたは敵です」
「……」
栄地の言葉に笑みを浮かべると瑛士は栄地の顎を掴んだまま顔を近づけ唇を重ねた。
その後、瑛士は唇を離し何も言わず背を向けドアに向かって歩き出した。
栄地は声をかけた。
「何でキスしたんですか」
「……」
無言で立ち止まり背を向けながら瑛士は口を開いた。
「好きになったから」
「俺は男です」
「男が男に恋をする、おかしいことじゃない」
「……」
「君だってアーズに恋をしていただから命を奪った俺に怒ってる、そうだろ」
そう言って瑛士が振り向き目線を向けると栄地が口を開いた。
「あなたの言う通り、俺はアーズに恋してただからアーズの命を奪ったあなたのことが許せない」
そう栄地が口にすると小さな地球が瑛士の目の前で栄地をクリスタルに閉じ込めた。
「地球が栄地をクリスタルに閉じ込めた、もしかして栄地を俺から守ろうとしてるのか」
驚いた顔で瑛士が見つめると別のクリスタルが現れた。
瑛士が警戒しながら見つめると青い猫のブルーが現れた。
「警戒しなくても大丈夫だ」
「ブルー!」
「新しい戦士を紹介するよ」
「新しい戦士?」
瑛士が問いかけると栄地のクリスタルではないクリスタルが崩れ短い青い髪に足首まで長い青い服姿のアーズが現れた。
「アーズ!何でアーズが生きてるんだ」
驚いた顔をしながら驚いた口調で瑛士が口にすると青い猫のブルーが口を開いた。
「瑛士、新しい戦士アーズだ」
「新しい戦士?アーズは敵だった男だ」
「お前に命を奪われた男だ」
「覚えてるのか」
アーズの言葉に瑛士が問いかけると青い猫のブルーが口を開いた。
「戦士が敵同士になるなんていけないことだ、だから俺は天界に行き神様にアーズを地球の戦士として生き返らせてくれと頼んだんだ」
「よく神様が承知したな」
「神様は見ていた」
「……」
「アースによって浄化されたアーズの命を奪ったことも見ていた」
「……」
瑛士が青い猫のブルーから目線を向けるとアーズは栄地を閉じ込めているクリスタルに触れ壊した。
「……」
「……」
栄地が倒れかけるとアーズは栄地を抱き止め青い猫のブルーに向かって口を開いた。
「ブルー、栄地を休ませたいから森林の小屋に運んで良いか?」
「まだ瑛士に話があるから小屋に行って良いぞ」
「わかった」
返事をするとアーズは栄地をお姫様抱っこしそのまま屋上から姿を消した。
「彼らは知ってるのか?」
再び瑛士が話しかけると青い猫のブルーが口を開いた。
「烈火と清水と宏樹と銀太のことか?」
「あぁ」
「彼らの戦士としての記憶を消した」
そう言って青い猫のブルーは小さな火星と水星と木星と金星を瑛士に見せた。
「なぜ彼らの戦士としての記憶を消したんだ」
驚いた口調で瑛士が口にすると青い猫のブルーが口を開いた。
「天界の神様がしたことだ、俺はそれに従う」
そう言って青い猫のブルーが小さな火星と水星と木星と金星を上空に放つと小さな火星と水星と木星と金星は新たな戦士を求めて姿を消した。
「俺も記憶を消すのか?」
警戒しながら瑛士が口にすると青い猫のブルーが口を開いた。
「お前が戦士として生きられるかどうかは栄地しだいだ」
そう言って青い猫のブルーが屋上から姿を消すと瑛士は1人、屋上で立ち尽くした。
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