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第7章 呪われた血筋
208.久々のバチバチッ
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キクノ大陸と合流したのはそれから間もなくだった。
本来ならこちら担当だった騎士団の班長さんがあちらのリーダーと対話する予定だったけど、レイナルドさんが此方にいることで彼も其処に加わることになった。
双方の担当者が出したメッセンジャー用の魔石に、代表者同士の証紋を刻んでやり取りが出来るように準備。
これで自分たちを中継して更に遠い場所にいる仲間まで情報が届けられるようになった。
この遣り取りに約30分。
スィンコ国から北端ウノ国に向かうゲンジャルさん達とは、地図上を斜めに移動している内に合流。そこから北上してウノ国の王都を制圧する――という今後の予定を全員で再確認した後だった。
「レン」
レイナルドさんに呼ばれて振り向くと、彼はキクノ大陸の武士たちと一緒にいた。
そう、予想していた通りキクノ大陸の騎士団だと紹介された彼らが身に着けていたのは歴史のあるお祭りや時代劇なんかで見たことがある武者鎧で、武器は槍や弓、そして刀!
いまはみんな戦い易そうな服に鎧だけど、普段着は着物だったりするのかな。
場違いなのは判っているけど気になる。
そんな俺の心境を知ってか知らずかレイナルドさんに手招きされたので近付く。
彼の側には2人の獣人族がいて、耳が羽毛に覆われていたり、黒目が大きかったり、あぁ鳥っぽいなという特徴がよく判る。
森人族と同じように鳥を祖先に持ちながら、森人族とは違って獣人族になった彼ら。リーデン様に聞いてその理由を知った身としては、ちょっと口元が緩みそうになる。
横に立った俺を、レイナルドさんが紹介してくれた。
「お待たせしました。彼が主神様の伴侶になる僧侶のレンです。人族です」
「僧侶のレンです。よろしくお願いします」
「キクノ大陸代表ネーヴェ国の鶴領隊隊長ジークファルト・シンシィです。レン様のお噂はかねがね」
いきなり様付け。
しかもウワサって。
「キクノ大陸ノワル国の梟領隊隊長シン・オリヴィエです。お会い出来て光栄です」
そう言ったシンさんが俺の手を取ろうとした時だ。
なんで? って思った瞬間に急にバチバチッて手元で火花が散って彼は押し返された。
「なっ」
驚くジークファルトさん。
シンさんも驚いていたけど何とか足で踏ん張って転ぶまではいかず、同じく驚いていたレイナルドさんは、でもすぐに思い当たったみたいで天を仰いだ。
「あー……すまん。レンには主神様の保護が手厚くてな……本人が驚くだけでも特製の防御陣が反応する」
レイナルドさんに言われて俺もハッとした。
「ごめんなさいっ。最近こういうことがまるでなかったから防御陣のこと完全に忘れてました!」
慌てて弁明したら、驚いた顔のまま固まっていたジークファルトさんとシンさんもハッとしたように姿勢を正す。
「いえ。レン様が主神様の伴侶になられる方だと承知していながら無遠慮に触れようとしたこちらの落ち度です。大変失礼致しました」
シンさんに深々とお辞儀され、ジークファルトさんからも「不用意に触れないよう全隊員に伝えておきます」と言われて申し訳ないやら居た堪れないやら……。
「え、っと……これから一緒に戦うことになる皆さんを一人ひとりご紹介いただいてもいいですか? 俺は応援領域持ちなので、顔見知りになるだけでも効果がありますから」
慌ててそう言い繋いだら、レイナルドさんは仕方ないって顔をするし、キクノ大陸のお二人はまた表情を固めたけど、しばらくして何とか笑顔を浮かべてくれた。
「それは、こちらとしても有難いことです。ぜひ紹介させてください」
「レン様の御心に感謝申し上げます」
うおおおっ、痒い!
そんな丁寧な対応されるのすごいイヤなんだけど、レイナルドさんたちからしたら「当然の対応」だそうだ。
お二人から紹介されて、キクノ大陸の他の人たちとあいさつをする時間は、普通に接してくれるパーティのみんながどれだけ貴重な存在なのかを改めて実感する時間でもあった。
昼食を軽く済ませて、人数が倍以上に増えた俺たちはゲンジャルさんたちとの合流を目指して移動を始めた。
カンヨン国で貴族の奴隷だったんだろうクールについては、キクノ大陸の船に預ける案も話し合ったけど、部隊を分けて少人数で移動するのはあまり好ましくない。結果、ウノの国で王城を制圧した後、そこで保護する方が人員も時間も現状維持で問題なくなる。
「魔豹には負担が掛かるが、こいつらに乗っててくれれば速度を抑える必要がないしな」
「この子たちの負担はあまり考えなくて良いと思います。魔力が貰えるの、すごい喜んでいるので」
「魔石に戻りたくないのかしらね」
レイナルドさん、アッシュさんとそんな会話をしていると、ジークファルトさんが興味深そうに加わって来た。
「なぜ魔石に魔力を込めようと思ったのですか?」
「え……っと、なんとなく?」
「なんとなく」
復唱されるとちょっと恥ずかしい。
「魔石って、魔導具に組み込むために術式を刻んで、でも魔力は俺たちがその都度充填するじゃないですか」
「はい」
「じゃあ術式刻んでない魔石に魔力を流したらどうなるのかなって、好奇心が」
まさか異世界の創作物に触発されたとは言えないのでそれっぽく誤魔化してみたが、ジークファルトさんは「なるほど」って頷いているし、レイナルドさんとアッシュさんは静観しているので、問題ないはず。
「ダンジョン内では長期間生存し続けた魔物は最下層のボス並みに強くなるそうですが、レン様の魔豹たちも同様でしょうか。少なくとも見た目はダンジョンで見かける個体の数倍です」
「かなり強いと思います」
「ネーヴェでもいくつかの魔石で試しているのですが、特に変化を来した魔物はいないのです。何かコツなどはありますか?」
「んー……、魔石に戻すときに、顕現するには少し足りないくらいの魔力を常に残しておくようにしています。あと、俺以外の魔力は注がないようにしています」
「魔力を残しておくのは何か理由が?」
「最初は、次に顕現するときに魔力を節約するためだったんですけど、この子たちが強くなった理由の一つなのかもって思ってて」
「レン様以外の魔力は使わないというのは……」
「長く一緒にいると家族みたいで……、これも意味があるのか今は騎士団でも検証中みたいです」
俺がそれを知ったのはつい最近だし、個人的にはリーデン様がそう言ったからっていうのもあるけど、横でレイナルドさんが苦笑する。
「騎士団の検証では効果ありという結果が得られそうだ。ハエ足が相当頑丈になったからな」
「ハエ足が頑丈……?」
ものすごく微妙な顔をするジークファルトさんに俺も同意。
あれが頑丈って言われても、……ねぇ?
本来ならこちら担当だった騎士団の班長さんがあちらのリーダーと対話する予定だったけど、レイナルドさんが此方にいることで彼も其処に加わることになった。
双方の担当者が出したメッセンジャー用の魔石に、代表者同士の証紋を刻んでやり取りが出来るように準備。
これで自分たちを中継して更に遠い場所にいる仲間まで情報が届けられるようになった。
この遣り取りに約30分。
スィンコ国から北端ウノ国に向かうゲンジャルさん達とは、地図上を斜めに移動している内に合流。そこから北上してウノ国の王都を制圧する――という今後の予定を全員で再確認した後だった。
「レン」
レイナルドさんに呼ばれて振り向くと、彼はキクノ大陸の武士たちと一緒にいた。
そう、予想していた通りキクノ大陸の騎士団だと紹介された彼らが身に着けていたのは歴史のあるお祭りや時代劇なんかで見たことがある武者鎧で、武器は槍や弓、そして刀!
いまはみんな戦い易そうな服に鎧だけど、普段着は着物だったりするのかな。
場違いなのは判っているけど気になる。
そんな俺の心境を知ってか知らずかレイナルドさんに手招きされたので近付く。
彼の側には2人の獣人族がいて、耳が羽毛に覆われていたり、黒目が大きかったり、あぁ鳥っぽいなという特徴がよく判る。
森人族と同じように鳥を祖先に持ちながら、森人族とは違って獣人族になった彼ら。リーデン様に聞いてその理由を知った身としては、ちょっと口元が緩みそうになる。
横に立った俺を、レイナルドさんが紹介してくれた。
「お待たせしました。彼が主神様の伴侶になる僧侶のレンです。人族です」
「僧侶のレンです。よろしくお願いします」
「キクノ大陸代表ネーヴェ国の鶴領隊隊長ジークファルト・シンシィです。レン様のお噂はかねがね」
いきなり様付け。
しかもウワサって。
「キクノ大陸ノワル国の梟領隊隊長シン・オリヴィエです。お会い出来て光栄です」
そう言ったシンさんが俺の手を取ろうとした時だ。
なんで? って思った瞬間に急にバチバチッて手元で火花が散って彼は押し返された。
「なっ」
驚くジークファルトさん。
シンさんも驚いていたけど何とか足で踏ん張って転ぶまではいかず、同じく驚いていたレイナルドさんは、でもすぐに思い当たったみたいで天を仰いだ。
「あー……すまん。レンには主神様の保護が手厚くてな……本人が驚くだけでも特製の防御陣が反応する」
レイナルドさんに言われて俺もハッとした。
「ごめんなさいっ。最近こういうことがまるでなかったから防御陣のこと完全に忘れてました!」
慌てて弁明したら、驚いた顔のまま固まっていたジークファルトさんとシンさんもハッとしたように姿勢を正す。
「いえ。レン様が主神様の伴侶になられる方だと承知していながら無遠慮に触れようとしたこちらの落ち度です。大変失礼致しました」
シンさんに深々とお辞儀され、ジークファルトさんからも「不用意に触れないよう全隊員に伝えておきます」と言われて申し訳ないやら居た堪れないやら……。
「え、っと……これから一緒に戦うことになる皆さんを一人ひとりご紹介いただいてもいいですか? 俺は応援領域持ちなので、顔見知りになるだけでも効果がありますから」
慌ててそう言い繋いだら、レイナルドさんは仕方ないって顔をするし、キクノ大陸のお二人はまた表情を固めたけど、しばらくして何とか笑顔を浮かべてくれた。
「それは、こちらとしても有難いことです。ぜひ紹介させてください」
「レン様の御心に感謝申し上げます」
うおおおっ、痒い!
そんな丁寧な対応されるのすごいイヤなんだけど、レイナルドさんたちからしたら「当然の対応」だそうだ。
お二人から紹介されて、キクノ大陸の他の人たちとあいさつをする時間は、普通に接してくれるパーティのみんながどれだけ貴重な存在なのかを改めて実感する時間でもあった。
昼食を軽く済ませて、人数が倍以上に増えた俺たちはゲンジャルさんたちとの合流を目指して移動を始めた。
カンヨン国で貴族の奴隷だったんだろうクールについては、キクノ大陸の船に預ける案も話し合ったけど、部隊を分けて少人数で移動するのはあまり好ましくない。結果、ウノの国で王城を制圧した後、そこで保護する方が人員も時間も現状維持で問題なくなる。
「魔豹には負担が掛かるが、こいつらに乗っててくれれば速度を抑える必要がないしな」
「この子たちの負担はあまり考えなくて良いと思います。魔力が貰えるの、すごい喜んでいるので」
「魔石に戻りたくないのかしらね」
レイナルドさん、アッシュさんとそんな会話をしていると、ジークファルトさんが興味深そうに加わって来た。
「なぜ魔石に魔力を込めようと思ったのですか?」
「え……っと、なんとなく?」
「なんとなく」
復唱されるとちょっと恥ずかしい。
「魔石って、魔導具に組み込むために術式を刻んで、でも魔力は俺たちがその都度充填するじゃないですか」
「はい」
「じゃあ術式刻んでない魔石に魔力を流したらどうなるのかなって、好奇心が」
まさか異世界の創作物に触発されたとは言えないのでそれっぽく誤魔化してみたが、ジークファルトさんは「なるほど」って頷いているし、レイナルドさんとアッシュさんは静観しているので、問題ないはず。
「ダンジョン内では長期間生存し続けた魔物は最下層のボス並みに強くなるそうですが、レン様の魔豹たちも同様でしょうか。少なくとも見た目はダンジョンで見かける個体の数倍です」
「かなり強いと思います」
「ネーヴェでもいくつかの魔石で試しているのですが、特に変化を来した魔物はいないのです。何かコツなどはありますか?」
「んー……、魔石に戻すときに、顕現するには少し足りないくらいの魔力を常に残しておくようにしています。あと、俺以外の魔力は注がないようにしています」
「魔力を残しておくのは何か理由が?」
「最初は、次に顕現するときに魔力を節約するためだったんですけど、この子たちが強くなった理由の一つなのかもって思ってて」
「レン様以外の魔力は使わないというのは……」
「長く一緒にいると家族みたいで……、これも意味があるのか今は騎士団でも検証中みたいです」
俺がそれを知ったのはつい最近だし、個人的にはリーデン様がそう言ったからっていうのもあるけど、横でレイナルドさんが苦笑する。
「騎士団の検証では効果ありという結果が得られそうだ。ハエ足が相当頑丈になったからな」
「ハエ足が頑丈……?」
ものすごく微妙な顔をするジークファルトさんに俺も同意。
あれが頑丈って言われても、……ねぇ?
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