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第17話 キスし放題ってこと!?
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「失礼します。」
昼休みにカレンをつれて写真部のスタジオにきた。
「何これ!?」
もちろん入るのは初めてだったが、スタジオはまるでテレビ局の中のような立派なもので、多くの芸能人の撮影された写真などが飾られていた。
部員は精鋭と呼ばれる人が三人いるだけで、その一人がこちらに気づいた。
「誰?ああチェリーか。」
俺の顔を見てそう話すのは写真部部長、3年生の佐津江命《さつえみこと》先輩だ。
写真会の風雲児と呼ばれる彼は、数々の著名人の写真集にも携わり、最近脱いだあの人も彼が撮るのならと言うことだったとかなんとか。
俺はこの学校の珍獣として何度か廊下で撮影されたことがあるので、彼とも面識がある。
てかこの学校逸材多くね!?
バカなヤリチンばっかのはずなのにポテンシャルお化けな人ばっかだな…
「命先輩に聞きたいことがあって来たんです。この子の恥ずかしい写真を漏洩させようとしている連中がいるらしいんですが、心当たりはないですか?」
「おお、この子は校長先生の娘さんだろ?噂はかねがね、学校一の美少女として一度被写体になってもらいたかったんだよ。なんだ、彼女と知り合いなのか?チェリーのくせに」
そのチェリーのくせにっている?
「まぁ知り合いというか、なんて言うのかな。」
「快斗は私の彼氏」
カレンはとんでもないことを普通に喋った…
「え、マジか!?なんだお前すげぇじゃねえか。学校一の美少女を捕まえるなんて、童貞拗らせた甲斐があったってもんだよ。いやぁしかしいいなー、チェリーのくせに」
だからそのチェリーのくせにってのをやめろよ!
「い、いやそうじゃなくて…」
「でも快斗が彼氏って言ってた。だから彼氏」
そう言って俺の腕をギュッとするカレンは周りからは本当の彼女のように見えたのか、羨ましそうな視線が俺を襲う。
「なんだなんだ、見せつけにきたのか?チェリーのくせに。それで、この子の写真がなんだって?俺たちにも撮らせてくれるのか?え?」
だからチェリーのくせにってのいい加減にしろ!
それに命先輩は普段は気さくな人なのだが写真のこととなると少し目が怖い…
「いや、そうじゃなくてですね…」
俺はことの顛末を説明した。
「なるほど…カレンちゃんのそんな写真を勝手に…写真で人を汚すとは許すまじ行為だ。よし、何かわかったらすぐに知らせよう。」
よかった、やはり持つべきものは良い先輩だ。
「しかし条件がある。」
「条件?できることならなんでもしますよ」
正直藁をもすがる思いだし、無償で手伝ってもらうのも気が引ける。なにか見返りを求めてくれた方がこっちも気が楽になる。
「よろしい、報酬はカレンちゃんのヌード写真撮影でどうだ?」
「いやあんた話聞いてた!?それがダメだから探してるの!」
やっぱりこの学校の人間は皆バカばっかりだ…
「俺が撮るのだぞ!?」
「誰が撮ってもダメなの!いや、あんた自分に自信ありすぎだろ!?」
なんなんだこの人も…だいたい写真会の風雲児ってなんなんだよ…
「うーむ、それではせめてこれでどうだ。」
持ってきたのはなんとチアリーダーのユニフォームだった。
「こ、これは…」
「そう、これは我が高校のチアリーダーのユニフォームだ。そしてデザインは校長先生の名作中の名作『彼女が変なところばっかりを見て応援してくる件について』に出てくるものを忠実に再現しているという、男の夢が詰まった服だ。是非これを着て写真を撮らせてくれ。」
ちなみにこの作品はヒロインのチアの女の子が男の体に興味を持ってしまい、応援の最中にいつも男の変なところばかりを見て興奮してしまい、彼氏がひたすら嫉妬するというちょっと異質なラブコメディだが、2年前に実写化もされた超有名作品だ。
「え、いや、それは…」
「どうだ?君も彼女のチアリーダー姿で応援されたいだろ?ウィンウィンじゃないか。」
正直見てみたいけど…他の人に見せたくもない…
あれ、やっぱり俺って独占欲強いのかな?
「いいよ、着てみたい。それ可愛い」
謎にカレンが同意した。
「おお、そうか。なら交渉成立だ。俺たちも早速情報収集にあたるとしよう。放課後にまた来てくれたまえ。」
そう言われて命先輩は他の二人に何か指示を出していた。
とりあえず俺たちはスタジオを出て教室の方へ戻ることにした。
「いいのかカレン?あんな約束して。結構あの服際どいデザインしてたぞ?まぁ校長の趣味ならああなるのかもしれんが…」
「快斗見たそうにしてたから。だからいいよ。」
うーん、最近俺への奉仕がすごいな…
案外こいつ俺のこと本気で好きなのか?
いや、カレンに限っては世間の常識で判断するのは危険すぎる…変な期待はやめよう。
「よし、とりあえず俺もクラスの人間にもう一回聞いて見るよ。」
そう言った矢先に校内放送が流れた。
「2年B組桜庭君、至急校長室へ。繰り返す…」
なんだ、昼休み終わってしまうぞ?
「カレン、ちょっと行ってくるから先に戻ってろ。」
俺は校長室へ走っていった。
「失礼します。」
「おお、君は契約履行の鬼、桜庭さんではないか。ささ、座りたまえ。」
なんだそのあだ名?でもやっぱり機嫌がいいな…ちょっと不気味だ。
「何かいいことでもあったんですか校長?」
「んふふ、そう見える?いやぁ、聞きたい?」
え、めんどくせ
別におっさんの嬉しかったエピソードとかいらないんですけど…
「ま、まぁどうしてもというのなら…」
「おお、聞いてくれるか!さすがは心の友じゃ。」
勝手に人の心に変な友人を作るなよ…
まぁ機嫌とっとかないと借金の件があるしなぁ。
「それがの、メラニーとあの後ホテルに行ったんじゃが、もうそれはそれは凄かったんじゃ、ホテルについた途端もぅビッシャビシャでそれから…」
「いや、そんな生々しいやつは聞きたくないって!何そのビッシャビシャって!?お宅ではそれが流行ってるんですか!?」
なんで校長のそんな話聞かにゃならんのだ…
でもメラニーさんがビッシャビシャ…いかんちょっと興奮してきた…
「なんじゃつまらんの。しかしの、君が半日メラニーを焦らしてくれたおかげで最高の結婚記念日になったわい。ワシからのささやかな礼として、借金の減額を特別に許可してやろう。」
「え、まじですか!?やったー!!」
「ほっほっほ、減額は100万じゃ。どうじゃ、太っ腹じゃろ」
1億700万が1億600万か…
「いや、ケチすぎるだろ!半額とか言えよ!」
「お前さんは100万の価値がわかっておるのか!?」
「わかっとるわ!あんたこそ1億円の意味わかってんのか!?」
クソッ、期待した俺がバカだった…
「ウソウソ、冗談じゃ。メラニーからしつこく言われておっての、借金は写真の件が終わるまで保留じゃ。それにこの課題が片付いたらキスは解禁してやろう。」
「え、それってカレンとキスし放題ってこと!?」
「そうじゃ、もうここまでチュッチュされたら一回も十回も一緒じゃわい。」
一つ屋根の下の美少女とキスし放題…やばい、考えただけでイキそう…
メラニーさん、一体何を話してくれたんだろうか。とにかく感謝しかない。
「その代わり解決できなかった時は借金の精算をして死んでもらうぞい」
「え、死ぬの!?精算もして死なないといけないの?」
なんかハイリスクな条件だな…
でもどうせ今のままなら払えない…
それにカレンとチューし放題…
「わかりました、その代わり課題クリアしたら存分にカレンとチュッチュしますからね!」
「ほほう、いい顔になったな少年。では早速私が得た情報じゃ。どうやら生徒会には裏の顔が存在するとのことじゃ。大石はその隠蓑と言ったところだったようじゃ」
真・生徒会
生徒が指名した生徒会長を囮につかい、更なる影で暗躍する謎の集団。
その存在はあまりに厳重に秘匿され、学校の要人でも名前すら知らない人の方が多いとか…
「なんかロクなことにならない予感しかしませんが…他に情報はありますか?」
「いや、残念ながら私が知り得たのはここまでじゃ。」
とにかくその真生徒会とやらを探し出し、写真データを壊して犯人を捕まえたらいいんだな。
「校長、失礼しました。」
俺は教室に戻ると授業が始まっていて、先生に無茶苦茶に怒られた。
校長室に呼ばれていたと話しても、そんなことはあり得ないと叱咤された…
いや、ちゃんと先生に話通しとけよクソ親父!!
これといった情報はなく、放課後になりカレンと写真部へ向かうことにしたのだが…
この学校にまともな部活があるのなら教えてください。
ここの生徒にまともな人がいたら紹介してください。
写真部の活動を見て俺はまた絶望した…
昼休みにカレンをつれて写真部のスタジオにきた。
「何これ!?」
もちろん入るのは初めてだったが、スタジオはまるでテレビ局の中のような立派なもので、多くの芸能人の撮影された写真などが飾られていた。
部員は精鋭と呼ばれる人が三人いるだけで、その一人がこちらに気づいた。
「誰?ああチェリーか。」
俺の顔を見てそう話すのは写真部部長、3年生の佐津江命《さつえみこと》先輩だ。
写真会の風雲児と呼ばれる彼は、数々の著名人の写真集にも携わり、最近脱いだあの人も彼が撮るのならと言うことだったとかなんとか。
俺はこの学校の珍獣として何度か廊下で撮影されたことがあるので、彼とも面識がある。
てかこの学校逸材多くね!?
バカなヤリチンばっかのはずなのにポテンシャルお化けな人ばっかだな…
「命先輩に聞きたいことがあって来たんです。この子の恥ずかしい写真を漏洩させようとしている連中がいるらしいんですが、心当たりはないですか?」
「おお、この子は校長先生の娘さんだろ?噂はかねがね、学校一の美少女として一度被写体になってもらいたかったんだよ。なんだ、彼女と知り合いなのか?チェリーのくせに」
そのチェリーのくせにっている?
「まぁ知り合いというか、なんて言うのかな。」
「快斗は私の彼氏」
カレンはとんでもないことを普通に喋った…
「え、マジか!?なんだお前すげぇじゃねえか。学校一の美少女を捕まえるなんて、童貞拗らせた甲斐があったってもんだよ。いやぁしかしいいなー、チェリーのくせに」
だからそのチェリーのくせにってのをやめろよ!
「い、いやそうじゃなくて…」
「でも快斗が彼氏って言ってた。だから彼氏」
そう言って俺の腕をギュッとするカレンは周りからは本当の彼女のように見えたのか、羨ましそうな視線が俺を襲う。
「なんだなんだ、見せつけにきたのか?チェリーのくせに。それで、この子の写真がなんだって?俺たちにも撮らせてくれるのか?え?」
だからチェリーのくせにってのいい加減にしろ!
それに命先輩は普段は気さくな人なのだが写真のこととなると少し目が怖い…
「いや、そうじゃなくてですね…」
俺はことの顛末を説明した。
「なるほど…カレンちゃんのそんな写真を勝手に…写真で人を汚すとは許すまじ行為だ。よし、何かわかったらすぐに知らせよう。」
よかった、やはり持つべきものは良い先輩だ。
「しかし条件がある。」
「条件?できることならなんでもしますよ」
正直藁をもすがる思いだし、無償で手伝ってもらうのも気が引ける。なにか見返りを求めてくれた方がこっちも気が楽になる。
「よろしい、報酬はカレンちゃんのヌード写真撮影でどうだ?」
「いやあんた話聞いてた!?それがダメだから探してるの!」
やっぱりこの学校の人間は皆バカばっかりだ…
「俺が撮るのだぞ!?」
「誰が撮ってもダメなの!いや、あんた自分に自信ありすぎだろ!?」
なんなんだこの人も…だいたい写真会の風雲児ってなんなんだよ…
「うーむ、それではせめてこれでどうだ。」
持ってきたのはなんとチアリーダーのユニフォームだった。
「こ、これは…」
「そう、これは我が高校のチアリーダーのユニフォームだ。そしてデザインは校長先生の名作中の名作『彼女が変なところばっかりを見て応援してくる件について』に出てくるものを忠実に再現しているという、男の夢が詰まった服だ。是非これを着て写真を撮らせてくれ。」
ちなみにこの作品はヒロインのチアの女の子が男の体に興味を持ってしまい、応援の最中にいつも男の変なところばかりを見て興奮してしまい、彼氏がひたすら嫉妬するというちょっと異質なラブコメディだが、2年前に実写化もされた超有名作品だ。
「え、いや、それは…」
「どうだ?君も彼女のチアリーダー姿で応援されたいだろ?ウィンウィンじゃないか。」
正直見てみたいけど…他の人に見せたくもない…
あれ、やっぱり俺って独占欲強いのかな?
「いいよ、着てみたい。それ可愛い」
謎にカレンが同意した。
「おお、そうか。なら交渉成立だ。俺たちも早速情報収集にあたるとしよう。放課後にまた来てくれたまえ。」
そう言われて命先輩は他の二人に何か指示を出していた。
とりあえず俺たちはスタジオを出て教室の方へ戻ることにした。
「いいのかカレン?あんな約束して。結構あの服際どいデザインしてたぞ?まぁ校長の趣味ならああなるのかもしれんが…」
「快斗見たそうにしてたから。だからいいよ。」
うーん、最近俺への奉仕がすごいな…
案外こいつ俺のこと本気で好きなのか?
いや、カレンに限っては世間の常識で判断するのは危険すぎる…変な期待はやめよう。
「よし、とりあえず俺もクラスの人間にもう一回聞いて見るよ。」
そう言った矢先に校内放送が流れた。
「2年B組桜庭君、至急校長室へ。繰り返す…」
なんだ、昼休み終わってしまうぞ?
「カレン、ちょっと行ってくるから先に戻ってろ。」
俺は校長室へ走っていった。
「失礼します。」
「おお、君は契約履行の鬼、桜庭さんではないか。ささ、座りたまえ。」
なんだそのあだ名?でもやっぱり機嫌がいいな…ちょっと不気味だ。
「何かいいことでもあったんですか校長?」
「んふふ、そう見える?いやぁ、聞きたい?」
え、めんどくせ
別におっさんの嬉しかったエピソードとかいらないんですけど…
「ま、まぁどうしてもというのなら…」
「おお、聞いてくれるか!さすがは心の友じゃ。」
勝手に人の心に変な友人を作るなよ…
まぁ機嫌とっとかないと借金の件があるしなぁ。
「それがの、メラニーとあの後ホテルに行ったんじゃが、もうそれはそれは凄かったんじゃ、ホテルについた途端もぅビッシャビシャでそれから…」
「いや、そんな生々しいやつは聞きたくないって!何そのビッシャビシャって!?お宅ではそれが流行ってるんですか!?」
なんで校長のそんな話聞かにゃならんのだ…
でもメラニーさんがビッシャビシャ…いかんちょっと興奮してきた…
「なんじゃつまらんの。しかしの、君が半日メラニーを焦らしてくれたおかげで最高の結婚記念日になったわい。ワシからのささやかな礼として、借金の減額を特別に許可してやろう。」
「え、まじですか!?やったー!!」
「ほっほっほ、減額は100万じゃ。どうじゃ、太っ腹じゃろ」
1億700万が1億600万か…
「いや、ケチすぎるだろ!半額とか言えよ!」
「お前さんは100万の価値がわかっておるのか!?」
「わかっとるわ!あんたこそ1億円の意味わかってんのか!?」
クソッ、期待した俺がバカだった…
「ウソウソ、冗談じゃ。メラニーからしつこく言われておっての、借金は写真の件が終わるまで保留じゃ。それにこの課題が片付いたらキスは解禁してやろう。」
「え、それってカレンとキスし放題ってこと!?」
「そうじゃ、もうここまでチュッチュされたら一回も十回も一緒じゃわい。」
一つ屋根の下の美少女とキスし放題…やばい、考えただけでイキそう…
メラニーさん、一体何を話してくれたんだろうか。とにかく感謝しかない。
「その代わり解決できなかった時は借金の精算をして死んでもらうぞい」
「え、死ぬの!?精算もして死なないといけないの?」
なんかハイリスクな条件だな…
でもどうせ今のままなら払えない…
それにカレンとチューし放題…
「わかりました、その代わり課題クリアしたら存分にカレンとチュッチュしますからね!」
「ほほう、いい顔になったな少年。では早速私が得た情報じゃ。どうやら生徒会には裏の顔が存在するとのことじゃ。大石はその隠蓑と言ったところだったようじゃ」
真・生徒会
生徒が指名した生徒会長を囮につかい、更なる影で暗躍する謎の集団。
その存在はあまりに厳重に秘匿され、学校の要人でも名前すら知らない人の方が多いとか…
「なんかロクなことにならない予感しかしませんが…他に情報はありますか?」
「いや、残念ながら私が知り得たのはここまでじゃ。」
とにかくその真生徒会とやらを探し出し、写真データを壊して犯人を捕まえたらいいんだな。
「校長、失礼しました。」
俺は教室に戻ると授業が始まっていて、先生に無茶苦茶に怒られた。
校長室に呼ばれていたと話しても、そんなことはあり得ないと叱咤された…
いや、ちゃんと先生に話通しとけよクソ親父!!
これといった情報はなく、放課後になりカレンと写真部へ向かうことにしたのだが…
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