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おもちゃたちの魂
七
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条件付きというわけだ。私はぬいぐるみたちの前に屈んで首をかしげた。
「どう、遊ぶの?」
私の問いにぬいぐるみたちはまたもや顔を見合わせ、一人、女の子のぬいぐるみが声を上げた。
「いつもやってる、お値段ゲームは?」
しかし鮭のぬいぐるみが、重たい頭を傾けた。
「でもこの人、おもちゃじゃないじゃん。店で売られたことないでしょ」
「けど、チルギ様が言ってたよ。自殺者には価値がないって、あ、ヒロタにはナイショだよ。だから、この人でそれが本当なのか知りたいの」
確かに、確かに、と至るところから声が上がった。ヒロタが自殺者だと言うのは周知の事実らしい。ということは本当だろうか、考えていると雪だるまのぬいぐるみが、手がないからか頭突きをしてきた。
「どう、遊ぶの?」
私の問いにぬいぐるみたちはまたもや顔を見合わせ、一人、女の子のぬいぐるみが声を上げた。
「いつもやってる、お値段ゲームは?」
しかし鮭のぬいぐるみが、重たい頭を傾けた。
「でもこの人、おもちゃじゃないじゃん。店で売られたことないでしょ」
「けど、チルギ様が言ってたよ。自殺者には価値がないって、あ、ヒロタにはナイショだよ。だから、この人でそれが本当なのか知りたいの」
確かに、確かに、と至るところから声が上がった。ヒロタが自殺者だと言うのは周知の事実らしい。ということは本当だろうか、考えていると雪だるまのぬいぐるみが、手がないからか頭突きをしてきた。
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