能力が基本となった世界3

脅威

私達はそこで合流していた。
「勝様はとこでしょう？」
「勝、というのはこいつの事か？」
っと1人の男が勝様を引っ張っていた。
「あなたは？」
っと全員構えながら訊いた。
「俺の名はどうでもいい、こいつを倒したんだからな」
「何？お前なんぞが勝に勝てると思うなよ！の『能力解ほ』」
「遅い」
っと吉沢が能力を発動しようとすると敵は目にも止まらない速さで攻撃をし、吉沢をダウンさせた。
「日本の奴らは弱いんだな、本気を出す前に倒れるなんてよ」
そうして吉沢の頭を踏みつける。
「足を、退けてください」 
「こいつは弱い、弱いものを踏みつけて何が悪い？
お前達も悪い奴らを倒し、殺して来たんだろ？それとこれと何が違う？」
そう言いながら吉沢を踏む力を強めようとする男に私は能力を使い懐に入り攻撃を当てた。
「これは、中々やるではないか」
「ちっ」
その体は硬かった。
攻撃が効かないほどに
「この人、強い」
男は吉沢から足をどけ、勝様を蹴り飛ばした。
「がはっ、」
っと気絶していた勝様が目を覚ました。
『勝！』
勝様は肺の近くを蹴られたので息ができないのか咳を連続でしている。
「一旦引くとする。今ここで全員殺してもいいが、それは面白くないんでな」
と言って一瞬で姿を消した。
「勝！」
1番ダメージが大きい勝を耐え残ったアジトへと運ぶのだった。