能力が基本となった世界

カイリ

そこには1つの椅子が置いてあった。
「まぁ座ってください。勝様」
「カイリ…なんで」
っとそこは目を疑う光景があった。
「あなたは、なんで復習を望むのですか？」
っと俯きながら言うカイリに俺は
「お前のためだ。お前が殺された時、俺は何も出来なかった。だからせめて俺があいつを殺すことによって俺の目的が果たされる。」
っと俺は宣言した。どう思われてもいい。笑われてもいい。ただ俺はこいつのために…
「そうですか、・・・ならあなたには私の能力の全てをあげましょう！どうか後悔のないような決断を！私はあなたがどんな状況だろうとあなたの味方です」
そう言ってカイリは俺の頭に手を置いて能力を流し込んだ。
「私が扱えなかった分まで！」
そうして気が付くとさっきの場所にいるのだった…