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43話
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ーー『麻痺』
僕は妨害攻撃の『付与』を行なった。
「これって・・・」
この『付与』の対象は、【双剣使いのアル】と【双剣使いのルア】が持つ二本の剣である。
2人が持つ剣の刀身が黄色い光を帯びていて、電気が走るようにバチバチと放電している。
「アルさん、ルアさん。
その剣で【アーマー・バイパー】を攻撃してください。
ダメージがなくても剣が当たれば、いずれ麻痺します」
僕は2人の剣に麻痺属性を付けたことで、麻痺させての足止め。
動きを封じることでのチャンス作りを同時に行なう。
「まかせて!」
「うん」
2人は剣に起きたことを理解すると早速、【アーマー・バイパー】に突撃していった。
「お願いします」
2人の手数ならすぐに【アーマー・バイパー】を麻痺させて、動けなくできるだろう。
そのタイミングで【大剣使いのクイナ】の攻撃が決まれば完璧ともいえる。
ーー『連撃』
ガンガンガンガンガンッッッッッ
すると、アルとルアの2人も大技を使ったようで、【アーマー・バイパー】の鎧のような鱗に何度弾かれてもお構いなしに斬撃を与えている。
このペースならすぐに麻痺するかもしれない。
「もう少しでいけます」
クイナも大技の準備がもうすぐ整うようで合図してきた。
上手くいけばタイミングがばっちりになるかもしれない。
ビリビリッ・・・
その時、突然【アーマー・バイパー】の動きが痺れた様に止まる。
無事アルとルアの攻撃で麻痺させることができたようだ。
しっかりクイナが狙いを定められるような位置でもある。
「クイナさん、いけますか?」
「いきます!」
ちょうどよくクイナの準備も整ったようだ。
ーー『一天』
クイナの大技が【アーマー・バイパー】の一枚の鱗に目掛けて放たれた。
バギッ・・・
すると、強烈な突きが一枚の鱗を破壊し、【アーマー・バイパー】の肉体に深々と突き刺さる。
シャァァァァァッ
その瞬間、【アーマー・バイパー】が初めて痛みを感じた様に雄叫びを上げた。
「やりました、成功です!」
僕達も初めてダメージを与えられたことに喜ぶ。
これまで誰も成しえなかった鱗の破壊に成功したのだ。
これで突破口が見つかった。
「はっ!」
クイナが【アーマー・バイパー】の体に突き刺さった大剣を抜く。
その部分には鎧のような鱗はもう無く、中の肉体があらわになっている。
「やぁーっ!」
「やっ!」
その弱点部位ともいえる箇所に、アルとルアがつかさず攻撃を仕掛けていく。
シャァァァァァッ
今まで無敵の姿だった【アーマー・バイパー】が痛みで苦しんでいた。
僕は妨害攻撃の『付与』を行なった。
「これって・・・」
この『付与』の対象は、【双剣使いのアル】と【双剣使いのルア】が持つ二本の剣である。
2人が持つ剣の刀身が黄色い光を帯びていて、電気が走るようにバチバチと放電している。
「アルさん、ルアさん。
その剣で【アーマー・バイパー】を攻撃してください。
ダメージがなくても剣が当たれば、いずれ麻痺します」
僕は2人の剣に麻痺属性を付けたことで、麻痺させての足止め。
動きを封じることでのチャンス作りを同時に行なう。
「まかせて!」
「うん」
2人は剣に起きたことを理解すると早速、【アーマー・バイパー】に突撃していった。
「お願いします」
2人の手数ならすぐに【アーマー・バイパー】を麻痺させて、動けなくできるだろう。
そのタイミングで【大剣使いのクイナ】の攻撃が決まれば完璧ともいえる。
ーー『連撃』
ガンガンガンガンガンッッッッッ
すると、アルとルアの2人も大技を使ったようで、【アーマー・バイパー】の鎧のような鱗に何度弾かれてもお構いなしに斬撃を与えている。
このペースならすぐに麻痺するかもしれない。
「もう少しでいけます」
クイナも大技の準備がもうすぐ整うようで合図してきた。
上手くいけばタイミングがばっちりになるかもしれない。
ビリビリッ・・・
その時、突然【アーマー・バイパー】の動きが痺れた様に止まる。
無事アルとルアの攻撃で麻痺させることができたようだ。
しっかりクイナが狙いを定められるような位置でもある。
「クイナさん、いけますか?」
「いきます!」
ちょうどよくクイナの準備も整ったようだ。
ーー『一天』
クイナの大技が【アーマー・バイパー】の一枚の鱗に目掛けて放たれた。
バギッ・・・
すると、強烈な突きが一枚の鱗を破壊し、【アーマー・バイパー】の肉体に深々と突き刺さる。
シャァァァァァッ
その瞬間、【アーマー・バイパー】が初めて痛みを感じた様に雄叫びを上げた。
「やりました、成功です!」
僕達も初めてダメージを与えられたことに喜ぶ。
これまで誰も成しえなかった鱗の破壊に成功したのだ。
これで突破口が見つかった。
「はっ!」
クイナが【アーマー・バイパー】の体に突き刺さった大剣を抜く。
その部分には鎧のような鱗はもう無く、中の肉体があらわになっている。
「やぁーっ!」
「やっ!」
その弱点部位ともいえる箇所に、アルとルアがつかさず攻撃を仕掛けていく。
シャァァァァァッ
今まで無敵の姿だった【アーマー・バイパー】が痛みで苦しんでいた。
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