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24話
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『付与』を受けた51階層のボス【キラー・ビー】は得意の素早い飛行を失い、宙に浮くのが精一杯という姿になる。
「アルさん、ルアさん、今です。
お願いします」
「まかせて!」
「うん!」
動きが遅くなっている【キラー・ビー】に対して、瞬発力の上がっている【双剣使いのアル】、【双剣使いのルア】を送り出した。
2人の速度の前では、今の【キラー・ビー】は止まっているも同然である。
「やぁっ!」
ビィィィィィッ
次々に斬撃を与えていくアル達の攻撃は、飛ぶために必要な羽をも切り裂く。
それによってバランスを失った【キラー・ビー】は地面へと落下した。
「私も行きます!」
そこで、地面に待機していた【大剣使いのクイナ】も攻撃に参加。
後は言うまでもなく、逃げる方法を失った【キラー・ビー】は3人の連携によって倒された。
◇◇◇
「ーーえぇぇぇぇ。
51階層の攻略も、もう終わったのですか!?」
僕達【パレード】は攻略を終えて、ギルドに戻ってきた。
【受付嬢のミリア】に報告するとまたこうして驚いている。
それもそのはずで、今回もまた1日で攻略を終えたからだ。
本来、階層が深くなるに連れて、攻略に費やされる時間が増えていく。
かなり浅い階層なら1日で攻略できてもおかしくはない。
だが、【パレード】が1日で攻略した昨日の40階層もだけど、今日の51階層も決して浅くはない階層なのだ。
「ですよね・・・」
僕も二度の攻略で流石に異常な速さで攻略しているのはわかる。
元パーティーであるトップ冒険者パーティー【竜の爪】でも、もっとモンスター達に苦戦しつつ攻略していた。
その時は初攻略で事前情報がないとはいえ、モンスターの強さはその時と変わらないので、苦戦していないのが異常なのだ。
「とりあえず、また冒険者カードを見せてもらっていいですか?」
「かまいませんよ」
また証明として、冒険者カードをミリアに渡し、確認されることに・・・。
その間、僕達はまた個室へと案内された。
ーーしばらく待っていると、確認を終えたミリアが部屋に入ってくる。
「お待たせしました。
51階層の攻略を確認できました。
やはり異例の速度ですね」
「そうですか」
僕も何が起きているのかわからないので何も言えない。
「そこで、流石の異例続きに、上の者から命令が下りました。
次の攻略は私も同行します」
「え?」
なんと僕達が行なった二度の最速攻略に、ギルドの上の人間が異常事態と判断したようだ。
そこで、僕達の担当とも呼べるミリアが直接攻略に同行して様子を見ることになった。
「アルさん、ルアさん、今です。
お願いします」
「まかせて!」
「うん!」
動きが遅くなっている【キラー・ビー】に対して、瞬発力の上がっている【双剣使いのアル】、【双剣使いのルア】を送り出した。
2人の速度の前では、今の【キラー・ビー】は止まっているも同然である。
「やぁっ!」
ビィィィィィッ
次々に斬撃を与えていくアル達の攻撃は、飛ぶために必要な羽をも切り裂く。
それによってバランスを失った【キラー・ビー】は地面へと落下した。
「私も行きます!」
そこで、地面に待機していた【大剣使いのクイナ】も攻撃に参加。
後は言うまでもなく、逃げる方法を失った【キラー・ビー】は3人の連携によって倒された。
◇◇◇
「ーーえぇぇぇぇ。
51階層の攻略も、もう終わったのですか!?」
僕達【パレード】は攻略を終えて、ギルドに戻ってきた。
【受付嬢のミリア】に報告するとまたこうして驚いている。
それもそのはずで、今回もまた1日で攻略を終えたからだ。
本来、階層が深くなるに連れて、攻略に費やされる時間が増えていく。
かなり浅い階層なら1日で攻略できてもおかしくはない。
だが、【パレード】が1日で攻略した昨日の40階層もだけど、今日の51階層も決して浅くはない階層なのだ。
「ですよね・・・」
僕も二度の攻略で流石に異常な速さで攻略しているのはわかる。
元パーティーであるトップ冒険者パーティー【竜の爪】でも、もっとモンスター達に苦戦しつつ攻略していた。
その時は初攻略で事前情報がないとはいえ、モンスターの強さはその時と変わらないので、苦戦していないのが異常なのだ。
「とりあえず、また冒険者カードを見せてもらっていいですか?」
「かまいませんよ」
また証明として、冒険者カードをミリアに渡し、確認されることに・・・。
その間、僕達はまた個室へと案内された。
ーーしばらく待っていると、確認を終えたミリアが部屋に入ってくる。
「お待たせしました。
51階層の攻略を確認できました。
やはり異例の速度ですね」
「そうですか」
僕も何が起きているのかわからないので何も言えない。
「そこで、流石の異例続きに、上の者から命令が下りました。
次の攻略は私も同行します」
「え?」
なんと僕達が行なった二度の最速攻略に、ギルドの上の人間が異常事態と判断したようだ。
そこで、僕達の担当とも呼べるミリアが直接攻略に同行して様子を見ることになった。
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