雨、アメ、あめ 【完結、おまけ追加】

僕は、雨が大嫌いだ。

大切な人を連れ去ってしまうから。

家で飼っていたポチが死んだ日も雨、幼馴染が僕の元から去った日も雨、親が死んだ日も雨。

「だから、僕は雨が大嫌いだ。」

ぽつり、呟いた声も雨音に消される。





─────

《簡単なあらすじ》

雨に嫌な記憶しかない皐月 遥。そんな遥の前にある雨の日、一人の女子生徒が現れる。その人は雨宮 さらと名乗った。
遥はさらと話していくうちにだんだんと雨が好きになっていくのだった。

しかし、その楽しい日常も梅雨が始まると共に崩れ去る──



─────

※この話はフィクションです。

※ノベプラ、カクヨムにも重複投稿しました。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,760 位 / 193,760件 ライト文芸 7,647 位 / 7,647件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

チェイス★ザ★フェイス!

松穂
ライト文芸
他人の顔を瞬間的に記憶できる能力を持つ陽乃子。ある日、彼女が偶然ぶつかったのは派手な夜のお仕事系男女。そのまま記憶の奥にしまわれるはずだった思いがけないこの出会いは、陽乃子の人生を大きく軌道転換させることとなり――……騒がしくて自由奔放、風変わりで自分勝手な仲間たちが営む探偵事務所で、陽乃子が得るものは何か。陽乃子が捜し求める “顔” は、どこにあるのか。 ※この作品は完全なフィクションです。 ※他サイトにも掲載しております。 ※第1部、完結いたしました。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

放課後砂時計部!

甘露蜜柑
ライト文芸
高校一年生の田中未来は焦っていた。校則により部活に所属しなければいけないのにも関わらず、まだ部活を決めていなかったからだ。そんな折、幼馴染である一之瀬華子からある部活に誘われ―― 「砂時計部!?」 美人な先輩ばかりに囲まれ、未来の不思議で不可思議な部活ライフが始まるのだった。

瞬間、青く燃ゆ

葛城騰成
ライト文芸
 ストーカーに刺殺され、最愛の彼女である相場夏南(あいばかなん)を失った春野律(はるのりつ)は、彼女の死を境に、他人の感情が顔の周りに色となって見える病、色視症(しきししょう)を患ってしまう。  時が経ち、夏南の一周忌を二ヶ月後に控えた4月がやって来た。高校三年生に進級した春野の元に、一年生である市川麻友(いちかわまゆ)が訪ねてきた。色視症により、他人の顔が見えないことを悩んでいた春野は、市川の顔が見えることに衝撃を受ける。    どうして? どうして彼女だけ見えるんだ?  狼狽する春野に畳み掛けるように、市川がストーカーの被害に遭っていることを告げる。 春野は、夏南を守れなかったという罪の意識と、市川の顔が見える理由を知りたいという思いから、彼女と関わることを決意する。  やがて、ストーカーの顔色が黒へと至った時、全ての真実が顔を覗かせる。 第5回ライト文芸大賞 青春賞 受賞作

セリフ&声劇台本

まぐろ首領
ライト文芸
自作のセリフ、声劇台本を集めました。 LIVE配信の際や、ボイス投稿の際にお使い下さい。 また、投稿する際に使われる方は、詳細などに 【台本(セリフ):詩乃冬姫】と記入していただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。 また、コメントに一言下されば喜びます。 随時更新していきます。 リクエスト、改善してほしいことなどありましたらコメントよろしくお願いします。 また、コメントは返信できない場合がございますのでご了承ください。

かみしまの海〜海の守護神、綿津見となれ〜

ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
渚は子どもの頃、海の神「ワダツミ」と名乗る巨大な生き物に溺れたところを助けられた。 ワダツミは言った、約束を守れば命は助けてやる。その約束とは、日本の美しき海を護ること。 そして渚は約束をした。約束の見返りに命は助けられ、その約束を果たすための能力を与えられた。 あれは夢だったんだ。 そう思いながらも、いつしか渚は海上保安官への道を選んだ。 第十一管区海上保安本部にある、石垣海上保安部へ異動。ワダツミとの約束を果たすため伊佐の奮闘が始まる。 若き海上保安官たちとワダツミが導く海の物語です。 ※完全なるフィクションです カクヨム、小説家になろうでは「海の守護神、綿津見となれ」として公開しています。

Black Rain

鈴本 龍之介
ミステリー
ある町の、ある祭壇。 ここでは儀式が執り行われていた。 その儀式では神様にある捧げ物しなければならない。それは”捧げしモノ”と呼ばれている。 だが“捧げしモノ”を盗んだ男がいた。 それは神の怒りに触れ、この町では色を失くした。 そして18年後…… とある普通の高校生。 彼は他の人よりこの事件に興味がある。 彼はこの町に色を取り戻していく…… ※この作品は、「ノベルアッププラス」「カクヨム」「エブリスタ」「小説家になろう」でも公開しています。