31 / 67
第6章 魔道実技試験
魔力測定はチートで波乱
しおりを挟む
第二次試験の会場は、協会のような…ステンドグラスが沢山飾られている部屋だった。
部屋の中央にはバランスボールくらいのガラス玉?が有る、恐らくあの玉を使うんだろう。
「…第二次試験を受けに来たのは、俺達だけなのか??」
「さぁ?第一次試験に合格すれば、第二次試験は何時でも受けられるからね…」
どうやら、第1次試験を終えて第二次試験に挑むのは…まだ俺達だけの様だ……言われてみると、第一次試験の時より試験官の人数も少なく感じる。
「それでは…第一次試験合格者、レオンハルト様・アルグレッド様・イグナシオ様の第二次試験を開始させて頂きます」
神父の様な男が前へ出て、俺達に試験の説明を始めてくれた。
……こう言っちゃ何だが、この部屋でカレーうどんとか食べられそうに無いな………あの白い服とか、何で洗ってんだろ………驚きの白さだな…
ア○ックの洗剤のCM見たいだなと思いながらボーッとしてると、アルグレッド殿下が前へ出てガラス玉に手をかざすのが見えた。
「それでは魔力測定を開始させて頂きます」
試験官がそう言うと、アルグレッドが手をかざしているガラス玉が輝き始め……なんと玉の中に星が4つほど浮かび上がって来た……
「 なんと言うことだ……これは…っ!」
試験官が驚いた表情で言葉をこぼす…
周りをよく見ると、イグナシオも驚いた顔をしてアルグレッド殿下を見つめている…
きっとアルグレッド殿下の魔力量はチートと言うヤツなんだろう、皆それに驚いているんだろう……けど!!
俺は殿下が触ってるド○ゴンボールが凄く気になる!!なんだそれ!!!そんなおっきいド○ゴンボールみたいなので計るのか!!?凄ぇ!!
「……!そ、それでは次…イグナシオ様」
アルグレッド殿下の測定は今ので終わったらしく、イグナシオの名前が呼ばれる。
「…流石アルグレッド様ですね…4つ星でしたか……」
呼ばれたイグナシオも、アルグレッド殿下と代わる様にしてド○ゴンボールの前へ立った。
再び玉が輝き始め…中には3つの星が浮かんで来た。
「イグナシオは3つ星か…中々良いな」
俺の隣に戻ってきていたアルグレッド殿下がボソリと呟く……殿下に星の事を聞いてみると、あの星は魔力量が多ければ多いほど浮かび上がる星が多くなるらしい。普通の人だと1つ、才能があって2つ…3つや4つは王族や貴族にごく稀に現れるらしい……
「それでは最後、レオンハルト様」
俺は名前を呼ばれるとイグナシオと交代でド○ゴンボールの前へ立つ。
(…魔力測定の結果は楽しみだけど……あの2人の後か……)
やる前のハズなのに…何故だかもの凄く劣等感が沸き上がって来る……
少しため息を付いた後、俺は試験官に促されるままに手を玉にかざした。
前の2人の様に玉が輝き始め…徐々に星が浮かんでくる。
「えっと…星は全部で……1、2、3、4、5…6……7…??」
7まで数えて俺は数えるのを辞める……どんどん浮かんできて追い付かないぞ…!?
アルグレッド殿下とイグナシオのせいで壊れたのか!?
俺がオタオタとうろたえると、ビシッ!と嫌な音がした…
ーーーバキンッ!!!ーーー
嫌な音がしてから2秒と経たずに、大きな音を立てて玉が砕けた……
「「「………」」」
〈〈 魔力測定 結果通知書〉〉
アルグレッド ……4つ星
イグナシオ ………3つ星
レオンハルト ……《測定不能》
……どうやら俺は、チートらしい…
部屋の中央にはバランスボールくらいのガラス玉?が有る、恐らくあの玉を使うんだろう。
「…第二次試験を受けに来たのは、俺達だけなのか??」
「さぁ?第一次試験に合格すれば、第二次試験は何時でも受けられるからね…」
どうやら、第1次試験を終えて第二次試験に挑むのは…まだ俺達だけの様だ……言われてみると、第一次試験の時より試験官の人数も少なく感じる。
「それでは…第一次試験合格者、レオンハルト様・アルグレッド様・イグナシオ様の第二次試験を開始させて頂きます」
神父の様な男が前へ出て、俺達に試験の説明を始めてくれた。
……こう言っちゃ何だが、この部屋でカレーうどんとか食べられそうに無いな………あの白い服とか、何で洗ってんだろ………驚きの白さだな…
ア○ックの洗剤のCM見たいだなと思いながらボーッとしてると、アルグレッド殿下が前へ出てガラス玉に手をかざすのが見えた。
「それでは魔力測定を開始させて頂きます」
試験官がそう言うと、アルグレッドが手をかざしているガラス玉が輝き始め……なんと玉の中に星が4つほど浮かび上がって来た……
「 なんと言うことだ……これは…っ!」
試験官が驚いた表情で言葉をこぼす…
周りをよく見ると、イグナシオも驚いた顔をしてアルグレッド殿下を見つめている…
きっとアルグレッド殿下の魔力量はチートと言うヤツなんだろう、皆それに驚いているんだろう……けど!!
俺は殿下が触ってるド○ゴンボールが凄く気になる!!なんだそれ!!!そんなおっきいド○ゴンボールみたいなので計るのか!!?凄ぇ!!
「……!そ、それでは次…イグナシオ様」
アルグレッド殿下の測定は今ので終わったらしく、イグナシオの名前が呼ばれる。
「…流石アルグレッド様ですね…4つ星でしたか……」
呼ばれたイグナシオも、アルグレッド殿下と代わる様にしてド○ゴンボールの前へ立った。
再び玉が輝き始め…中には3つの星が浮かんで来た。
「イグナシオは3つ星か…中々良いな」
俺の隣に戻ってきていたアルグレッド殿下がボソリと呟く……殿下に星の事を聞いてみると、あの星は魔力量が多ければ多いほど浮かび上がる星が多くなるらしい。普通の人だと1つ、才能があって2つ…3つや4つは王族や貴族にごく稀に現れるらしい……
「それでは最後、レオンハルト様」
俺は名前を呼ばれるとイグナシオと交代でド○ゴンボールの前へ立つ。
(…魔力測定の結果は楽しみだけど……あの2人の後か……)
やる前のハズなのに…何故だかもの凄く劣等感が沸き上がって来る……
少しため息を付いた後、俺は試験官に促されるままに手を玉にかざした。
前の2人の様に玉が輝き始め…徐々に星が浮かんでくる。
「えっと…星は全部で……1、2、3、4、5…6……7…??」
7まで数えて俺は数えるのを辞める……どんどん浮かんできて追い付かないぞ…!?
アルグレッド殿下とイグナシオのせいで壊れたのか!?
俺がオタオタとうろたえると、ビシッ!と嫌な音がした…
ーーーバキンッ!!!ーーー
嫌な音がしてから2秒と経たずに、大きな音を立てて玉が砕けた……
「「「………」」」
〈〈 魔力測定 結果通知書〉〉
アルグレッド ……4つ星
イグナシオ ………3つ星
レオンハルト ……《測定不能》
……どうやら俺は、チートらしい…
50
お気に入りに追加
2,535
あなたにおすすめの小説
勇者の股間触ったらエライことになった
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
勇者さんが町にやってきた。
町の人は道の両脇で壁を作って、通り過ぎる勇者さんに手を振っていた。
オレは何となく勇者さんの股間を触ってみたんだけど、なんかヤバイことになっちゃったみたい。
ホントの気持ち
神娘
BL
父親から虐待を受けている夕紀 空、
そこに現れる大人たち、今まで誰にも「助けて」が言えなかった空は心を開くことができるのか、空の心の変化とともにお届けする恋愛ストーリー。
夕紀 空(ゆうき そら)
年齢:13歳(中2)
身長:154cm
好きな言葉:ありがとう
嫌いな言葉:お前なんて…いいのに
幼少期から父親から虐待を受けている。
神山 蒼介(かみやま そうすけ)
年齢:24歳
身長:176cm
職業:塾の講師(数学担当)
好きな言葉:努力は報われる
嫌いな言葉:諦め
城崎(きのさき)先生
年齢:25歳
身長:181cm
職業:中学の体育教師
名取 陽平(なとり ようへい)
年齢:26歳
身長:177cm
職業:医者
夕紀空の叔父
細谷 駿(ほそたに しゅん)
年齢:13歳(中2)
身長:162cm
空とは小学校からの友達
山名氏 颯(やまなし かける)
年齢:24歳
身長:178cm
職業:塾の講師 (国語担当)
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
神獣の僕、ついに人化できることがバレました。
猫いちご
BL
神獣フェンリルのハクです!
片思いの皇子に人化できるとバレました!
突然思いついた作品なので軽い気持ちで読んでくださると幸いです。
好評だった場合、番外編やエロエロを書こうかなと考えています!
本編二話完結。以降番外編。
エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!
たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった!
せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。
失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。
「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」
アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。
でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。
ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!?
完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ!
※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※
pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。
https://www.pixiv.net/artworks/105819552
【完結済】(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成)
エロなし。騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
いいねありがとうございます!励みになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる