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第五章 呉月娘の物語 おやこどんぶり

肚兜(どぅどぅー)一枚

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「計画は立てていますね、で、どうしますか?」
「三人で夜伽をするつもりです、作戦は立ててきました」

「自信があるようね、分かりました、いまミコ様は温泉に入られています、部屋の鍵は預かってきました」
「ミコ様には夕食の時、お酒を勧めながら、酔われた時を見計らって、どさくさのように女性の面会人が来ると言ってあります」

「勿論、誰とは言っていません、お部屋には各種の、かなり濃厚で美味なチョコレートが置かれています」
「ミコ様はお好きですからね、お風呂の前につままれるでしょう」

「多分全部召し上がっているのではと、推測出来ます、チョコレートって、大量に食べればそれなりにムラムラするでしょうからね、あとは上手くやってくださいね」

「でも、後で知られたら……」
「パープル・ウィドウ・クラブ全員で、お叱りを受ける覚悟です、貴女たちが考える事はありませんよ」
「ありがとうございます、きっと上手くやって見せます」

 三人は最上階のミコの部屋に入いる。
 ミコはまだ温泉に入っているようだ。
「面会の方ね、いま出ますからお待ちくださいね」 
 鈴を転がすようなミコの声。

 そしてバスロープに、身をくるんだミコがやってきた。
「あら、面会人って、劉家のお三方だったのね、忍さんから名前を聞きそこなって、ごめんなさいね、ちょっと失礼」

 そういうと部屋の冷蔵庫を開けて、
「今日はバーモントドリンクが入っているわ、まぁ水よりはおいしそうね」

 お風呂に入っていて、喉が渇いていたミコは、バーモントドリンクと、人数分のグラスを持ってきて、
「まぁ、これでも飲みましょう、これもいかが?」
 と、テーブルに置いてあったチョコレートをつまみながら、三人に勧めた。

 側に置かれていたバナナを手に取り、
「今日の晩御飯、いろいろな方の陳情を聞きながら食べていたので、あまり食べられなかったのよ、少々お腹が減ったの、すこしはしたないわね」
 などど弁解しながら、バナナを口に入れている。

 そのしぐさの優美で官能的な事、三人は自身が『むらっ』としたのを感じた。

 余程空腹だったようで、チョコレートとバナナをパクパク食べているミコ、そしてバーモントドリンクもかなり飲んでいる。

 そのうち、
「なんか熱くなってきたわね、あら、ごめんなさい、ご用件は何?」
 と、少々汗ばんできたミコが言った。

「そうですね、このお部屋熱いかもしれませんね、私たちも厚くなってきました、失礼して上着を脱がしていただきます」
 三人は上着を脱ぎますと、肚兜(どぅどぅー)一枚、背中が丸見えである。
 一瞬、ミコが困った顔をした。

「実は私、このたび名誉刀自にしていただき、ミコ様にお礼を申し上げようと思いまして」
「聞いております、亡き劉総統のナーキッドへの貢献は評価しています」
「正妻がおられませんので、娘である貴女の名誉刀自は、当然と考えています」

 ミコはかなり汗ばんでいる、三人は今だと思った。
「ミコ様……もう察しておられるでしょうが、私たち三人、ミコ様の女奴隷にして欲しく、忍様に無理やり頼み込んだのです」
 といって、履いていたスカートを脱いだ。

 そして肚兜(どぅどぅー)一枚と、靴だけの志玲と芙蓉は、月娘の足を各々が持ち両側から開いた。
「母はこのようにはしたないことになっています、勿論私たちも同じです」

 チョコレートとバナナと蜂蜜は催淫効果がある、さすがのミコも『むらっ』としたわけで、
「いいのね、お母様ともどもおもちゃにしますよ」
 などと、いった。

「望んできました」と、三人が返事すると、
「では、ふしだらな中国女は服など無用、肚兜(どぅどぅー)をはずしなさい」
 三人は言われたように脱いだ。

「志玲と芙蓉、お前たちの足は臭うわね、月娘はどうかしら」
 と、月娘の靴に手をかけた。

 足を見せる恥ずかしさに、月娘は身もだえした、すると、
「女奴隷として失格ね!いいわ、娘とするわ」
 と、放置されてしまった。

 二人の娘をミコは散々に抱き、その激しさに二人とも逝ってしまった。
 月娘は哀願した。
「ミコ様、どうか、この女奴隷にもお情けを!」
 被虐の快感が全身を駈けめぐる。

 そのあと、幾度も絶頂を迎えさせられた。
 頭が白くなってきて、ついに月娘は快感の余り、気を失ってしまった。

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