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第四章 アメリカ新婚生活
女以外の手土産がほしい
しおりを挟む「さて、貴女たち、それなりの覚悟で来ているのでしょう、このアーカンソーで散ってもらいましょう」
「どうして殺しましょうか、少しずつ切りましょうかね」
「とりあえず別室で転がってもらっていましょう、ワン君たち、見張っておきなさい、たべちゃあだめよ」
その後、私は震えあがっている残りのメイドさんたちに、この五人の記憶だけを完璧に消しました。
「おいしかったですよ」と、ねぎらいの言葉をかけました。
「ミコ様、私は……」
エッダさんが何かを云いかけます。
事務担当者さんは知らないでしょうね。
「信じていますよ」
「さて、尋問でもしますか、ダフネさん、付き合ってくれますか、そのぐらいいいでしょう」
「なら、マレーネも付き合ってくれなくては」
と、笑って云いました。
でもマレーネさんは、
「拷問のほうが早いのでは」
隣室では綺麗なメイドさんが震えています。
「さて、どうしてほしいですか」
「殺せ」と、モサドさんがいいます。
「私としてはあんなことや、こんなことをされる奴隷さんに、なって欲しいのですが?」
「殺せ」と再度云います。
「まぁ、いいでしょう、でも殺すのはやめましょうかね
「釈放してあげましょう、別に困ることでもないので、まぁ、貴女たちの飼い主に迎えを寄こしてもらいましょう」
「ディアヌさん、アリシアさん、エッダさん、来てください」
三人がやってきましたので、
「申し訳ありませんが、ネイサンとジョンとシャルルの三人に、お宅の特別製のメイドさんを引き取りに来るようにと言ってください、もう飽きたと、私が言っていたといってね」
しばらくして、お迎え車がやってきます。
「貴女たち、居場所がなくなったら、ここへいらっしゃい、守ってあげますから、でも奴隷が条件ですよ」
「それからお迎えの方、手荒な事はやめなさいね、死体はのぞみませんよ、せっかくお返しするのですから」
まぁ、こう言っておけば、命はとらないでしょう。
「それから、早く弁解にいらっしゃいと伝えるようにね、なにか女以外の手土産がほしいですね」
ダフネさんが、
「見逃していいのですか?」
「問題ないでしょう、だって漏れれば困るのは相手でしょうし、私が怒ればどうなるかは、良く知っているでしょうし」
「でも楽しみですね、お土産が、何をくれるのでしょうかね、お・ほ・ほ・ほ」
「ミコさまも悪ですね!」
「そりゃあ、そうでしょう、なんせ私はルシファー、地獄の魔王ですから」
三日して、三人の腹黒野郎がやってきます。
「弁明はしますか?」
「その、ミコ様の安全を守るために……」
「陳腐ですね、そんなに私が怖いですか?でなければ弱点を探るなどの、今回の行為を計画しないはず」
「各国諜報機関はいい面の皮ですね」
「特にネイサン、あとのメイドさんも大なり小なり、警察などの関係者ではないですか、私の寝首でも欲しいのですか?」
「まぁ、このような事では、私は怒りませんから、ただ高くつきますよ、なにをくれるのでしょうね
「ロッシチルド財閥をくれますか、それともあの金の話、実行しましょうか」
だんだん腹が立ってきました、ナノマシンが反応しています。
「ほんと、ストレスがたまります」
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