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第七十三章 ハレムはビックバンのように

今度はユニバースの女

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「希望を丸呑みしましょう、でもね……」
「天照大神(あまてらす)に聞いております、かなりの事をさせられたとか、私もやってみせましょう!」
 いうが早いかゼノビアさん、その……始めました……

 ゼノビアさん、チョット挑発的な美女ですが、その彼女が恥ずかしい事をしています。
 狂ったようになっています、そこって、そんなに感じるのですか……

「マスター……」
 訴えるような目で見つめられて、タガが外れてしまいました。

 ゼノビアさんをテーブルに押し倒して……

 小一時間ほどして、ゼノビアさんと二人でシャワーなんて浴びています。
「ゼノビアさん、エッチになりましたね……」

「マスターがその様に仕込んだのでしょう、でも……お上手なのですから……」
「天照大神(あまてらす)も、恥ずかしいことをさせられた後、激変しましたから、誰が見ても色っぽい、いやエロっぽい、そんな女になっています」

「私ももっと女を磨かなければと、決意しました」
 なんの決意ですか……絶対にこうなるのです。
 戦に勝ったご褒美にしては、少々きついですね……『あいつ』さん……

 冷えた紅茶で、蜂蜜パンを食べています。
「もう一杯飲みましょうか?」
 ポットでお湯を沸かして、ゼノビアさんに薦めます。
 ゼノビアさん、バスローブを羽織っていますが、胸の谷間が挑発的です。

「さて時間がかかりましたが、その四人、呼べますか?」
「部屋の外でまたせています」
 ゼノビアさんの嬌声が聞こえたでしょうね……

 四人が呼ばれました。
 さすがにユニバースです、引き締まった女たちです。
 細マッチョと呼べばいいのでしょうか、美人アストリートですか……
 背が高く、腹筋などが割れていそうです、さらにお尻が張っているというか……

 でももじもじしています、やはりゼノビアさんの喘ぎ声が漏れていたの?
 先ほど散々エッチしたものですから、平静をたもてますが、これまた押し倒しになるところでした。
 この中から側女を選ぶの?それは無理というものです。

「皆さんを女孺(にょじゅ)に任命いたします」
「ゼノビアさんから、皆さんの中からお一人側女にとのことですが、あまりに皆様がお綺麗なので選べません」
「とりあえず女孺(にょじゅ)ということでお願いします、側女の件は、後日ということにさせて下さい」

 四人の名前は、ユニバースの女ですから番号です、無粋な事……

 とにかくここでも名前をつけましょう。
 黒髪の二人はアリソンさんとレリンさん、金髪の二人はミランダさんとダリヤさん。

 やはりアストリートなのでしょうね、少々お胸が寂しくて、代わりにその栄養が、お尻に行ったようです。
 四人は少し不満顔でした。
 なんとかもじもじを、解消したかったようです。

「マスター、四人の身体を何とかしてくれませんか……」
 ゼノビアさん、どさくさに何を企んでいるの?

「皆、マスターにお願いしなさい」

「マスター……身体を癒して下さいませんか……」
 スカートをたくしあげて、訴えられました。

 私は筋金入りのドスケベと、嫌になるほど認識しました。
 なぜかって、結局ゼノビアも含めて、夕食前にシャワーを浴びているのですから。

 四人の首には、側女のチョーカーが輝いています。
 とことんゼノビアさんの作戦に負けてしまいました……

 この五人、連帯責任で少しお仕置きしときました。
 スリッパでさんざん、その立派なお尻を叩いてあげましたよ。

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