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第3部 邪神乱舞
【7章】78話 さらに続く婚姻式、契約式もありますよ
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婚姻式は華々しく行われましたが、さらに第二弾が待っています。
「私どもの式には披露宴などいりません、お気になされることはありません」
四人の侍女長さんはそのようにおっしゃいますが、
「そうはいきませんよ、侍女長さんや侍女頭さんは私の妾さん、婚姻式の披露宴はさせていただきます、いえ、祝ってほしいのです!」
「その通り、妾というが、ともにイルマタル様に侍る者、私たちが祝っていただいたのだ、貴女達も祝われてしかるべきだ!」
エヴプラクシヤさん、いいことをいいますね、やはりこの姫騎士さん、大好きですね♪
「……ありが……とう……ございます……」
とりあえず、妾さんの婚姻式は二回に分けることになりました。
身分がとにかく、うるさく問われるこのエーリュシオン、侍女長さんと侍女頭さんは差をつけなくてはならぬようです。
まず最初は四人の侍女長さんの婚姻式。
モスク大公国担当の侍女長ヴェロニカ・バブーリナさん
フラン帝国担当の侍女長アルレット・バレさん
ラテラノ王国担当の侍女長ベルティーナ・トーノロさん
ガメラーヤ帝国担当の侍女長サライ・ムルク・ハーヌムさん
式は妻と同じようにすることで決まりました。
ただ衣装は各国の民族衣装とします。
神官さんに先導されて、私の側妻さんと一緒に、私のところへやってこられ、側妻さんが花嫁さんの貞操帯の鍵を正妻エヴプラクシヤさんが持つトレーに同時に乗せることになります。
私は鍵を乗せたトレーを、エヴプラクシヤさんから受け取り、代わりに各自用の指輪を乗せたトレーをエヴプラクシヤさんに渡し、正妻エヴプラクシヤさんが差し出すトレーから、側妻さんが各自の指輪を受け取り、一斉に花嫁さんの指に付けるわけです。
侍女長さんの『妾の婚姻式』はこれでおしまいです。
この後、披露宴ということになります。
まず招待客ですが、『妻の婚姻式』と違い、花嫁さんの親族、友達など一人当たり50名を限度に招待します。
食事はビッフェ形式、妾さんでも取り出せるカタログの食品をどしどし提供することにしました。
とにかく調理済みのデリバリーのものばかりです。
ちょっと大変ですが、侍女頭さんに取り寄せはお願いしています。
ビッフェですから、各自で取りに行ってもらうのです。
侍女頭さんの婚姻式もおおむね同じようなものとします。
ただ側妻さんが侍女長さんに代わるのです。
モスク大公国担当の侍女頭マシャ・ノヴェソロワさん
フラン帝国担当の侍女頭ドロテ・モンターニュさん
ラテラノ王国担当の侍女頭アンドレイーナ・トロイージさん
ガメラーヤ帝国担当の侍女頭マリアム・アフシンジャムさん
さらに二つの婚姻式が終わったら愛人さんの契約式があります。
ターニャさん
フランセット・フランさん
アーヴェ・ヴェーナさん
契約式は一斉に私のところへやってきて、貞操帯の鍵を、正妻エヴプラクシヤさんが持つトレーに同時に乗せることになります。
その後、エヴプラクシヤさんが、
「愛人と認める」
というわけです。
あとは『妾の婚姻式』と同じです。
ただ招待客は各自30名のようです。
挙式時期は9月に侍女長さんの『妾の婚姻式』、10月に侍女頭さんの『妾の婚姻式』、そして11月に『愛人の契約式』となりました。
該当の方々は感激しているようです。
今は晩秋、春まで時間があります。
詳細はまだ詰めていません。
「ところで侍女さんはどうしますか?」
「……」
「私が言うのは気が引けますが、妾さんにしないのですか?」
「……」
サロン・キティの面々、沈黙しています。
ここでドロテ・モンターニュさんが、やっと口を開いたのです。
「実は侍女には気の毒なのですが、『妾』はこれ以上増やさないと決めたのです。」
「なぜ?」
「ロマンチック・ドリーム・タウンはこれからも拡大していきます、侍女も増やさなくてはならなくなります
「『妾』にすると、イルマタル様と同じ不老不死となるのが建前、当初は侍女から選抜して、妾待遇侍女に昇格としようと考えたのです」
「しかし侍女が増えていく中、イルマタル様の侍女となれば、誰でも『妾』になりたいと願います」
「でも『妾』が徐々にといえど増えるのは問題ではと、ペルム誓約加盟国の一致した要請があったのです」
「要請により、『妾待遇侍女』というのは廃止と、エヴプラクシヤ様主催のサロン・キティで決めたのです」
「どうしても『妾』とすべき方がでたら、それは『侍女頭待遇』としますが、ペルム誓約加盟国とサロン・キティで検討して、昇格させます」
「婚姻式で忙しく、イルマタル様にご報告するのが遅れたことをお詫びします」
なんか沈黙の理由が分かった気がします……
たしかにサロン・キティのメンバーは忙しく、それどころではなかったでしょう。
で、正妻であるエヴプラクシヤさんが、私に報告するとでも云ったのでしょうね……そしてあっさりと忘れたのでしょう……
時々ポンコツ化するのですよね……私の姫騎士さんはね……
まぁ、いいですけどね、どうもエヴプラクシヤさんに対しては、許せてしまうのですよ……
「しかし、今まで裏表なく尽くしてくれたのが、九名の侍女さんたち、何とかしなくては……」
マシャ・ノヴェソロワさんが、
「イルマタル様のそのお気持ちだけを聞かせれば、侍女たちも感激するでしょう」
と云ってくれましたが、
「なんとかしたいのですが……」
「では愛人ということに、いたしませんか?」
いままで沈黙していた、ヴェロニカ・バブーリナさんが提案しました。
この一言で、九名の侍女さんたちの愛人昇格が決まったのです。
ここでガメラーヤ帝国の侍女さんの扱いが問題になりました。
「当方の侍女はまだ日が浅い、愛人昇格はまた後の話でいいですよ」
サライ・ムルク・ハーヌムさんが、空気を察して、引いてくれたのです。
「そうも行きませんでしょう?せめて情人となっていただいては?」
オーレリー・トトゥさんが提案してくれます。
「そうだ、愛人は契約式を行いますが、イルマタル様の女奴隷は情人といえど、『夜伽』を済ませた存在、祝福されるべき存在、婚姻式は妻と妾がある以上、契約式も愛人と情人があっても良いでしょう?」
私のこの提案は採用されたわけです。
情人の契約式は愛人の契約式とほぼ同じ、エヴプラクシヤさんが、
「情人と認める」
と宣言するわけです。
ただ招待客で差をつけることになり、各自20名のようです。
結果的に愛人さんは、先の三人の他に、
モスク大公国担当の侍女、アリーナ・コーノノヴァさん、イゾールダ・ドゥビニナさん、フェオドラ・ツィブリスカヤさん
フラン帝国担当の侍女、クロティルド・バレーヌさん、ゼリー・ヴュイヤールさん、シルヴェーヌ・サジュマンさん
ラテラノ王国担当の侍女、ヴァレーリア・トゥッチさん、ヌンツィア・ペルティさん、カテーナ・コメッリさん
元ラテラノ王国ダレッシオ侯爵家の先代未亡人はラテラノ王の妹さんでもある、アイーダ・ダレッシオさん
元モスク大公国バラーク公爵家の正妻、ヘルミーナ・バラーコヴァーさん
元モスク大公国ホルシャ公爵家の正妻、ロザーリア・ホルショヴァーさん
で全部で十五名となりました。
いままでいなかったのですが、情人さんになるのが、
ガメラーヤ帝国担当の侍女、ジャミーラさん、ルワイダさん、シャーキラさん
ガメラーヤ帝国の王族・貴族以外の女性は姓を名乗らないようなのです。
フラン帝国フラン侯爵家、
妻一人コレット、妾二人ブランシュ、ヴィオレーヌ、娘三人オレリア、オレリー、オロール、内一人は幼女、一人は14歳以下、合計六名
フラン帝国レネ伯爵家
妻一人カロリーヌ、、妾一人シャルリーヌ、娘二人アナイス、ウジェニー、内一人は一人は14歳以下、合計四名
フラン帝国サニエ伯爵家
妻一人クリステル、娘二人アルレット、ジョゼット、合計三名
フラン帝国タレーラン男爵家
妻一人デルフィーヌ、娘一人ドリアーヌ、合計二名
ラテラノ王国ダレッシオ侯爵家
妻一人フルヴィア、妾三人エウジェニア、フェリチタ、レオンティーナ、娘一人アンブラ、合計五名
ラテラノ王国バルトローネ伯爵家
先代未亡人一人アニェーゼ、妻一人マルチェッラ、妾一人デメトリア、14歳の娘一人ジェルソミーナ、合計四名
ラテラノ王国ペーリ子爵家
妻一人チェチーリア、娘一人イデア、合計二名
モスク大公国バラーク公爵家、
妾一人ダナ、正妻の幼女の娘一人ヨゼフィーナ、妾の娘一人ミルシュカ、合計三名
モスク大公国ホルシャ公爵家、
妾三人マフレナ、ラトカ、ヴラジェナ、14歳以下の妾の娘一人アレンカ、妾の娘一人ボジェナ、合計五名
モスク大公国コスチェンコ伯爵家、
正妻、・コスチェンコ、正妻の娘二人ミラダ、ミレナ、合計三名
モスク大公国アスタホフ伯爵家、
正妻、・アスタホヴァ、合計一名
さらに、
元カノーヴァ子爵の正妻コロンナ侯爵家の出のヴァンダ・コロンナさん
元カノーヴァ子爵の第一妾、商家の出のディアマンテ・バローネさん
ガメラーヤ帝国からの献上され、夫人となった方々も最低でも『情人』とすることになりました。
王族関係から超絶美人さんを厳選して献上された方々ですよ。
ウラルトゥ王国王妃ナヴァー・ウラルトゥ 29歳
その娘のウラルトゥ王国王女バハーラク・ウラルトゥ 11歳
ツラン王国王妃パリーチェフル・ツラン 36歳
ツラン王側室マフナーズ・ツラン 24歳
パリーチェフルの娘、ツラン王国王女シリーン・ツラン 18歳
このシリーン・ツランさんは『傾国』の美女さんですね。
パリーチェフルさんも恐ろしくきれいですから、当然といえば当然ですか……
まあ『情人』になってもらっても14歳以下はね……
む・ふ・ふ・はそれなりのお年になったらといたしましょうね♪
でも、これだけの方を抱くの?
情人の契約式は来年の12月と決まりました。
「私どもの式には披露宴などいりません、お気になされることはありません」
四人の侍女長さんはそのようにおっしゃいますが、
「そうはいきませんよ、侍女長さんや侍女頭さんは私の妾さん、婚姻式の披露宴はさせていただきます、いえ、祝ってほしいのです!」
「その通り、妾というが、ともにイルマタル様に侍る者、私たちが祝っていただいたのだ、貴女達も祝われてしかるべきだ!」
エヴプラクシヤさん、いいことをいいますね、やはりこの姫騎士さん、大好きですね♪
「……ありが……とう……ございます……」
とりあえず、妾さんの婚姻式は二回に分けることになりました。
身分がとにかく、うるさく問われるこのエーリュシオン、侍女長さんと侍女頭さんは差をつけなくてはならぬようです。
まず最初は四人の侍女長さんの婚姻式。
モスク大公国担当の侍女長ヴェロニカ・バブーリナさん
フラン帝国担当の侍女長アルレット・バレさん
ラテラノ王国担当の侍女長ベルティーナ・トーノロさん
ガメラーヤ帝国担当の侍女長サライ・ムルク・ハーヌムさん
式は妻と同じようにすることで決まりました。
ただ衣装は各国の民族衣装とします。
神官さんに先導されて、私の側妻さんと一緒に、私のところへやってこられ、側妻さんが花嫁さんの貞操帯の鍵を正妻エヴプラクシヤさんが持つトレーに同時に乗せることになります。
私は鍵を乗せたトレーを、エヴプラクシヤさんから受け取り、代わりに各自用の指輪を乗せたトレーをエヴプラクシヤさんに渡し、正妻エヴプラクシヤさんが差し出すトレーから、側妻さんが各自の指輪を受け取り、一斉に花嫁さんの指に付けるわけです。
侍女長さんの『妾の婚姻式』はこれでおしまいです。
この後、披露宴ということになります。
まず招待客ですが、『妻の婚姻式』と違い、花嫁さんの親族、友達など一人当たり50名を限度に招待します。
食事はビッフェ形式、妾さんでも取り出せるカタログの食品をどしどし提供することにしました。
とにかく調理済みのデリバリーのものばかりです。
ちょっと大変ですが、侍女頭さんに取り寄せはお願いしています。
ビッフェですから、各自で取りに行ってもらうのです。
侍女頭さんの婚姻式もおおむね同じようなものとします。
ただ側妻さんが侍女長さんに代わるのです。
モスク大公国担当の侍女頭マシャ・ノヴェソロワさん
フラン帝国担当の侍女頭ドロテ・モンターニュさん
ラテラノ王国担当の侍女頭アンドレイーナ・トロイージさん
ガメラーヤ帝国担当の侍女頭マリアム・アフシンジャムさん
さらに二つの婚姻式が終わったら愛人さんの契約式があります。
ターニャさん
フランセット・フランさん
アーヴェ・ヴェーナさん
契約式は一斉に私のところへやってきて、貞操帯の鍵を、正妻エヴプラクシヤさんが持つトレーに同時に乗せることになります。
その後、エヴプラクシヤさんが、
「愛人と認める」
というわけです。
あとは『妾の婚姻式』と同じです。
ただ招待客は各自30名のようです。
挙式時期は9月に侍女長さんの『妾の婚姻式』、10月に侍女頭さんの『妾の婚姻式』、そして11月に『愛人の契約式』となりました。
該当の方々は感激しているようです。
今は晩秋、春まで時間があります。
詳細はまだ詰めていません。
「ところで侍女さんはどうしますか?」
「……」
「私が言うのは気が引けますが、妾さんにしないのですか?」
「……」
サロン・キティの面々、沈黙しています。
ここでドロテ・モンターニュさんが、やっと口を開いたのです。
「実は侍女には気の毒なのですが、『妾』はこれ以上増やさないと決めたのです。」
「なぜ?」
「ロマンチック・ドリーム・タウンはこれからも拡大していきます、侍女も増やさなくてはならなくなります
「『妾』にすると、イルマタル様と同じ不老不死となるのが建前、当初は侍女から選抜して、妾待遇侍女に昇格としようと考えたのです」
「しかし侍女が増えていく中、イルマタル様の侍女となれば、誰でも『妾』になりたいと願います」
「でも『妾』が徐々にといえど増えるのは問題ではと、ペルム誓約加盟国の一致した要請があったのです」
「要請により、『妾待遇侍女』というのは廃止と、エヴプラクシヤ様主催のサロン・キティで決めたのです」
「どうしても『妾』とすべき方がでたら、それは『侍女頭待遇』としますが、ペルム誓約加盟国とサロン・キティで検討して、昇格させます」
「婚姻式で忙しく、イルマタル様にご報告するのが遅れたことをお詫びします」
なんか沈黙の理由が分かった気がします……
たしかにサロン・キティのメンバーは忙しく、それどころではなかったでしょう。
で、正妻であるエヴプラクシヤさんが、私に報告するとでも云ったのでしょうね……そしてあっさりと忘れたのでしょう……
時々ポンコツ化するのですよね……私の姫騎士さんはね……
まぁ、いいですけどね、どうもエヴプラクシヤさんに対しては、許せてしまうのですよ……
「しかし、今まで裏表なく尽くしてくれたのが、九名の侍女さんたち、何とかしなくては……」
マシャ・ノヴェソロワさんが、
「イルマタル様のそのお気持ちだけを聞かせれば、侍女たちも感激するでしょう」
と云ってくれましたが、
「なんとかしたいのですが……」
「では愛人ということに、いたしませんか?」
いままで沈黙していた、ヴェロニカ・バブーリナさんが提案しました。
この一言で、九名の侍女さんたちの愛人昇格が決まったのです。
ここでガメラーヤ帝国の侍女さんの扱いが問題になりました。
「当方の侍女はまだ日が浅い、愛人昇格はまた後の話でいいですよ」
サライ・ムルク・ハーヌムさんが、空気を察して、引いてくれたのです。
「そうも行きませんでしょう?せめて情人となっていただいては?」
オーレリー・トトゥさんが提案してくれます。
「そうだ、愛人は契約式を行いますが、イルマタル様の女奴隷は情人といえど、『夜伽』を済ませた存在、祝福されるべき存在、婚姻式は妻と妾がある以上、契約式も愛人と情人があっても良いでしょう?」
私のこの提案は採用されたわけです。
情人の契約式は愛人の契約式とほぼ同じ、エヴプラクシヤさんが、
「情人と認める」
と宣言するわけです。
ただ招待客で差をつけることになり、各自20名のようです。
結果的に愛人さんは、先の三人の他に、
モスク大公国担当の侍女、アリーナ・コーノノヴァさん、イゾールダ・ドゥビニナさん、フェオドラ・ツィブリスカヤさん
フラン帝国担当の侍女、クロティルド・バレーヌさん、ゼリー・ヴュイヤールさん、シルヴェーヌ・サジュマンさん
ラテラノ王国担当の侍女、ヴァレーリア・トゥッチさん、ヌンツィア・ペルティさん、カテーナ・コメッリさん
元ラテラノ王国ダレッシオ侯爵家の先代未亡人はラテラノ王の妹さんでもある、アイーダ・ダレッシオさん
元モスク大公国バラーク公爵家の正妻、ヘルミーナ・バラーコヴァーさん
元モスク大公国ホルシャ公爵家の正妻、ロザーリア・ホルショヴァーさん
で全部で十五名となりました。
いままでいなかったのですが、情人さんになるのが、
ガメラーヤ帝国担当の侍女、ジャミーラさん、ルワイダさん、シャーキラさん
ガメラーヤ帝国の王族・貴族以外の女性は姓を名乗らないようなのです。
フラン帝国フラン侯爵家、
妻一人コレット、妾二人ブランシュ、ヴィオレーヌ、娘三人オレリア、オレリー、オロール、内一人は幼女、一人は14歳以下、合計六名
フラン帝国レネ伯爵家
妻一人カロリーヌ、、妾一人シャルリーヌ、娘二人アナイス、ウジェニー、内一人は一人は14歳以下、合計四名
フラン帝国サニエ伯爵家
妻一人クリステル、娘二人アルレット、ジョゼット、合計三名
フラン帝国タレーラン男爵家
妻一人デルフィーヌ、娘一人ドリアーヌ、合計二名
ラテラノ王国ダレッシオ侯爵家
妻一人フルヴィア、妾三人エウジェニア、フェリチタ、レオンティーナ、娘一人アンブラ、合計五名
ラテラノ王国バルトローネ伯爵家
先代未亡人一人アニェーゼ、妻一人マルチェッラ、妾一人デメトリア、14歳の娘一人ジェルソミーナ、合計四名
ラテラノ王国ペーリ子爵家
妻一人チェチーリア、娘一人イデア、合計二名
モスク大公国バラーク公爵家、
妾一人ダナ、正妻の幼女の娘一人ヨゼフィーナ、妾の娘一人ミルシュカ、合計三名
モスク大公国ホルシャ公爵家、
妾三人マフレナ、ラトカ、ヴラジェナ、14歳以下の妾の娘一人アレンカ、妾の娘一人ボジェナ、合計五名
モスク大公国コスチェンコ伯爵家、
正妻、・コスチェンコ、正妻の娘二人ミラダ、ミレナ、合計三名
モスク大公国アスタホフ伯爵家、
正妻、・アスタホヴァ、合計一名
さらに、
元カノーヴァ子爵の正妻コロンナ侯爵家の出のヴァンダ・コロンナさん
元カノーヴァ子爵の第一妾、商家の出のディアマンテ・バローネさん
ガメラーヤ帝国からの献上され、夫人となった方々も最低でも『情人』とすることになりました。
王族関係から超絶美人さんを厳選して献上された方々ですよ。
ウラルトゥ王国王妃ナヴァー・ウラルトゥ 29歳
その娘のウラルトゥ王国王女バハーラク・ウラルトゥ 11歳
ツラン王国王妃パリーチェフル・ツラン 36歳
ツラン王側室マフナーズ・ツラン 24歳
パリーチェフルの娘、ツラン王国王女シリーン・ツラン 18歳
このシリーン・ツランさんは『傾国』の美女さんですね。
パリーチェフルさんも恐ろしくきれいですから、当然といえば当然ですか……
まあ『情人』になってもらっても14歳以下はね……
む・ふ・ふ・はそれなりのお年になったらといたしましょうね♪
でも、これだけの方を抱くの?
情人の契約式は来年の12月と決まりました。
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