34 / 44
リナ、逃げない
しおりを挟む勿忘草。
長い指が、香を摘まみ上げて、火をつける。
天頂に月、蝋燭の明かり、夜は深まり、不眠の獣が目覚める頃。
青く丸い形をした香炉から、薄く煙が立ち上る。
室内は、甘い香りが静かに漂い始める。
「君は断ると思っていた」
オーランド王子は、肩のブローチを外す。上衣を脱ぎ落とすと、下には鎧を着ていた。
竜の鱗でできている鎧は、彼しか身につけることができないものだ。軽く薄く、強度は恐ろしく高い。鎖帷子のように、鱗をつなげてできた鎧の留め金に、オーランド王子が手をかける。
魔法のように、鎧の一枚一枚の鱗が、しゃらしゃらと音を立てて、鱗一枚の大きさにまとまる。
リナは部屋の戸口に立って、オーランド王子の様子を見ていたが、これには驚いて、小さく吐息を漏らした。
寛いだ格好になったオーランド王子は、香炉が置かれた側机の横の寝椅子をリナに勧める。
リナはぎこちなくオーランド王子の前を横切り、ちんまりと腰掛けた。
それから上目遣いに部屋を見回す。
オーランド王子の私室は、リナが使っていた祈りの塔の一室とはまるで様子が違っていた。生活の気配、持ち主の影が、積まれた書物や、いささかずれて並んだ机の上の置物などに漂っている。
「……オーリさま」
リナは、違うともそうだとも言えず、ただ、どこかさびしげに佇む王子を見上げた。
理想の王子様は常の装いを解き、下着代わりのシャツ姿である。恵まれた骨格と、鍛錬によって発達した筋肉がよく見て取れた。
リナは短い間、ともに過ごした今はいないひとのことを思う。
彼は蠱惑的であったが、中性的で、性の匂いに乏しかった。オーランド王子は違う。完成された男の肉体の持ち主。
「リナ、君を守ると誓った。君が嫌だと行ったら、君を連れて逃げても良かった」
「……嘘ですよね」
「さあ、どうだろう。リナが俺ではなくて、他の仲間達に君を与えると言ったら、自制できたか保証もできないが」
確かに、そういうルートも存在した。けれど、リナにとって仲間達はそれぞれ大切な友人でもあった。大切な友人達と情を交わすことは、彼らを蔑ろにすることのようにリナには感じられた。
リナは乾いた口内のつばをかき集めて、飲み込む。
自室にいるせいか、オーランド王子は寛いで――頽唐――疲れ、心乱れているように、リナには感じられた。
「俺を選んでくれた方が、全員と交わるよりも、おそらく効率がいい」
「オーリさま、怒ってますよね」
オーランド王子は不思議そうに首を傾げた。リナは緑色の瞳で、じっと深藍の瞳を見上げる。
この部屋は暗すぎる。
「何をだい」
「で、でも、け、結婚は、できません」
「ああ、そのこと」
煙が細く細く立ち上る。甘い香りが満ちる。リナは知っている。この交わりは、オーランド王子の気持ちを蔑ろにするということなのだ。だって、リナは彼の思いを受け入れていないから。
「……逃げるなら、今だよ、リナ」
囁きは低く、更に甘い。
リナは黙ったまま俯いて、それから、首を横に振った。
「閨房が一番無防備になる。堕落させるにも、殺すにも。寝室に入り込めれば、しめたものだ」
オーランド王子が差し出した手に、リナは震える手を重ねた。
「そんな風に、君の身体を、それから心を蕩かすことができればいいけど」
甘く、苦いものを含んだ微笑ともに抱き上げられる。リナはオーランド王子の首にしがみついた。
オーランド王子は重さのないものを扱うようにして、リナを彼の寝台に下ろした。
リナは寝台に仰向けにされたが、すぐに身体を起こした。
「……怖いかい」
リナは無言のまま頭を振る。
「俺は少し怖い……君が、逃げないから」
そろそろと向けられた、物問いたげな視線に、オーランド王子は黙ったまま、リナの肩に手を置いた。
「君はご両親とずっと暮らしていたから、同年齢の友達がいないだろう。こういったことの知識は?」
「……知識はあります」
「サクヤ、かな? 君たちはとても仲が良かったようだから……距離が近い……。俺はサクヤのことは知らないが、リナにとっては」
「サクヤのことは言わないでください」
リナの身体の細かな震えは、オーランド王子の手に伝わる。
二人は、オーランド王子の寝台に並んで座っている。香炉から広がる香りは、いよいよ寝室に満ちる。
オーランド王子は、ふっと顔をリナに近づけた。
普段から、何のてらいもないオーランド王子である。ただ顔を傾けただけといった体のオーランド王子に、リナも警戒のしようがなかった。
唇が重なる。
柔らかく重なって離れた唇を、リナは閉じ損ねた目で見つめる。近すぎて、うまく焦点が合わない。
「……顔が赤くなった」
リナの銀色の髪を、オーランド王子が手櫛で梳く。リナがその仕草に気を取られていると、また唇が重なってくる。一度目とは違う角度で、唇を押し当てられ、リナは喉で呻いた。
「舌を出して」
リナが、その唇を開くまでには少し時間がかかった。
オーランド王子がじっと見つめる中、リナの赤い舌が、唇の間から顔を出す。
「もう少し」
リナの顔が、薄闇にもはっきりと赤くなる。
「……む、無理、です。は、はずかし……」
「じゃあ、俺がしようか」
「……は?」
「俺が舌を出したら、それを君が吸っ」
「きゃー! きゃー! それ以上言ったらダメです!」
リナはオーランド王子にのし掛かるようにして、彼の口を手で塞ぐ。
「も、もぅ……なんてことを……ひっ」
リナの手のひらを濡れた感触が襲う。それがオーランド王子の舌だと気づいて、リナはもう言葉なく口をぱくぱくとさせる。
オーランド王子はリナの手を外して、指に指を絡めた。
「はは、リナは面白いな、表情が豊かだ」
「わ、笑いごとじゃないですよ、何で手なんて舐めて……」
リナは息を飲んだ。
オーランド王子の指が、リナの指の股をゆっくりと撫でる。
「んっ……」
触れるか触れないかというぎりぎりのところで、オーランド王子は指を往復させる。
「く、くすぐったい」
「小さな手だね。指が細くて、爪が薄くて」
オーランド王子の大きな手がリナの手を包み込み、指の間に指を絡ませている。
白いリナの指の間を、それに比べれば、太くかっちりとした形の指が前後する。
リナはもじもじと尻でシーツを躙った。
「な、何か、オーリさまって、すごく……て、手慣れてませんか」
「そんなことないよ」
「あと、すっごく見ますよね。そういうの、は、恥ずかしいんですけど……!」
抗議をする為に開いたリナの唇に、オーランド王子の唇が重なる。
「んむ」
舌が入ってくる。
「んっ……んぅっ……」
リナはオーランド王子の肩を掴んで、彼の舌が我が物顔で、リナの口内をまさぐるのを許した。
オーランド王子の舌の動きには、ちっとも乱暴なことはなかった。
けれど、リナが、くすぐったくてたまらなくなるような、彼女自身が普段意識もしないところを、優しく、けれど執拗に撫でさする。
「んっ……ふっ……ん……」
リナは、うまく鼻で息をすることができなくて、合わさった口の間からかろうじて息をつぐ。すると、粘膜同士の触れあったところで、水音が立つ。リナの舌はオーランド王子の舌を、おいしい食べ物だとでも認識したのか、口内に唾液が溢れ出る。
「も……くるし……」
「もう少し」
オーランド王子は、リナの舌を自分の舌に招き入れて、唇で挟み、前歯で扱くようにした。
またじゅっと唾液が溢れ出し、それをオーランド王子が吸う。
「んっ……」
未知の感覚と恥ずかしさが、リナの脳裏を白く染める。
唇が重なったまま、寝台に仰向けにされたが、目を固く閉じていたリナには、それがまるで身体が雲に浮かされたように感じられた。
「……リナ。このリボン、解いてもいいかい」
オーランド王子がリナの胸元のリボンをつんつんと引っ張る。
「ら、らめ……ひっ……ダメ、で」
リナの唇も舌もすっかり痺れたようになって、ろれつが回らない。
「許してほしいな」
オーランド王子は言葉とは裏腹に、許しを待つこともなく、リボンを解いた。
「……美しいな」
「う……ぇ……」
薄手の夜着は、胸元のリボンを解くと、前身頃が開けてしまう。
訳知り顔の侍女が置いていった夜着は、薄く、軽く、繊細な飾りが施されていた。こんな細いリボンの結び目を一つ解いただけで、すっかり肌を晒すことになるとは、リナは予想だにできなかった。
リナは自分の胸の膨らみを手で隠す。
衣擦れの音。
オーランド王子の金色の髪が、リナの胸の膨らみをかすめた。
「やっ……オーリさま……」
オーランド王子は、リナの手の甲にキスをする。ちゅっ、ちゅっと音を立てて、手首から指の付け根まで満遍なくキスを振らせる。
リナの手の下には、彼女の胸の膨らみがある。
リナは顔を真っ赤にした。しかし、彼を押しのけることはできない。手を上げれば、すなわち、彼女の胸の膨らみが、彼の眼前に晒されてしまう。
更にいたずらに、次は舌が指を這う。熱く濡れた舌が、閉じた指の間をほじくるようにしてきて、溜まらずリナはオーランド王子の肩を掴んだ。
それがまずかった。
胸の先端が、温かく湿った柔らかいものに包まれる。
「や、やだっ……」
リナは自分の胸元を見下ろした。そしてオーランド王子と目が合う。
美しい鼻梁や、気高い頬、そして、彼の唇が、リナの胸に吸い付いている。
肩を掴んだ手は、押しのけるに至らない。
「やぁっ、ん……!」
オーランド王子の口内で、リナの乳首が形を変える。
白い胸の頂で、色こそ淡い桜色をしていても小さく、割合に平べったく、存在を主張することもなかった乳首が、オーランド王子の舌に嬲られる。
硬くした先端で、ぐいぐいと押し込まれ、先端を抉るようにされると、リナの乳首は硬くしこる。そうさせて立ち上がったところを、吸い出され、先端を甘噛みされる。
唇はでない乳を搾り出そうとでもするように、胸の頂の淡く色づいた境から、勃起した先端までをリズミカルに揉む。
「うっ……ん……」
リナは再び腰をもじつかせる。そのリナの胴体に、オーランド王子が自身の身体を重ねた。
体重は加減してかけられる。それでも、浮いてしまう腰を重たく押さえ付けられると、リナは自覚せざるを得なかった。
逃がしようのない熱が、リナの下腹に溜まり始めている。
「あっ……あんまり、そこ、しないでぇ……」
リナの懇願に、オーランド王子の周りの空気が揺れる。
唇が離れれば、すかさず大きな手のひらが、今度はリナの両方の乳房を覆った。
「やぁ……」
リナの胸の膨らみは、決して豊かではない。薄っぺらい胸板の上に乗った、ババロアかプリンみたいに、オーランド王子の手で揺らされる。くり、と両方の先端を同時に摘ままれて、リナは足の爪先を跳ね上げた。
「リナ、かわいい。ここが好き?」
「う……っ、す、好きとか、そんなの……」
「ほら、真っ赤になってる」
オーランド王子はリナの乳房を脇から寄せて嵩を出すと、つきだした両の先端を同時に引いた。
「ひゃうっ」
リナの声は甲高く裏返る。自分自身の声の甘やかさに、リナは呆然とする。
また、オーランド王子の周りの空気が揺れる。
「わ、笑って……」
「笑ってないよ」
「笑ってます」
軽口を叩くと、少しは頭がはっきりする、とリナは思った。
そうでなければ、恥ずかしさで死んでしまいそうだ。
リナは、この一連の営みは、もっと秘儀めいたものだと想像していた。けれど、オーランド王子は気安く、親密さを失わない。彼の欲望を押しつけられるというより、じゃれ合いの延長線上を保っている。
まるで、本当の恋人同士の営みのように。
リナは胸に痛みを覚えた。オーランド王子は敏感にリナの心の動きを察知した。
「どうかした?」
「……何か、ふ、普通にいちゃいちゃしてるみたいで、変ですね。もっと、ばーんっとやっちゃってくれば……」
「リナ、俺は君を大切にしたいんだ。このことをただの便宜上の出来事にして欲しくない」
「でも、あたし、オーリさまのこと……」
「嫌い?」
「嫌いじゃないです! でも、オーリさまの気持ちに応えるのは……」
「……サクヤなら答えられる?」
「そんな! サクヤはこんなことしません! 一緒に寝てたって何にも……ぁっ」
一端は止まっていた愛撫が再開する。
胸への愛撫だけでなく、オーランド王子はリナの首筋を舐め上げる。一点をきゅっと吸われる。
リナはあることに思い至る。
「あっ、あと、痕つけました!?」
囁きは耳元。
「サクヤとは寝台を共にしていた、けれど何も無かったということか」
「あっ、当たり前です! あたし達はキスしか……んむ」
また唇が塞がれる。舌を擦り合わされ、歯列を撫でられ、胸は揉みしだかれる。
上から男の身体に抑えつけられて、リナはそれらを受け入れるしかない。
「……嫉妬の塊になりそうだ」
「んっ……オーリさまぁっ……胸、胸やめて……じんじんして……」
緑色のリナの目が潤んで、緑青色になる。頬は熟れた果実のように赤らみ、皮膚の薄いところはうっすらと赤くなっている。
「……じゃあ、舌を出して」
リナはこくんと頷くと、桜色の唇を開けて、舌を出した。男の愛撫を知って素直になった舌に、オーランド王子は自らの舌を絡める。
「ん、ふっ、ん……」
オーランド王子の舌が、リナの舌をはぐらかす。口内に迎えるわけでも、リナの口に押し込むわけでもなく、ただ舌同士を絡める。
「ん……」
もどかしさ――もどかしさだと頭が理解する前に、リナの舌がオーランド王子の舌を追う。自然、リナから彼の舌に、舌を絡ませる形になる。
リナは夢中になってオーランド王子の舌を追いかける。追いかける先を確かめようと、薄目を開けた瞬間、オーランド王子は目を開けたままであったことを知った。
そのことに気づいた瞬間、リナは焼け付くような羞恥を覚えた。
オーランド王子の目が笑った。
「んぅ……!」
唇が深く重なる。深くかき混ぜられて、リナは惑乱の渦に突き落とされる。
オーランド王子の口づけは、ひたむきで支配的だ。
リナとキスを続けたまま、オーランド王子はまた、両手でリナの胸の膨らみを包む。
「んっ……も、もぅ、いじっちゃ、やぁ……ん……」
拒絶する唇を食まれ、リナはびくびくと身体を跳ねさせる。
ひとしきり続いたキスと胸への愛撫が終わった時には、リナの身体は骨が抜かれたようになってしまった。
それでもかろうじて、リナの身体を覆っていた夜着に、オーランド王子の手がかかる。
「……ふ、服、脱がせないで……っ! 見たら……恥ずかしいから……」
オーランド王子は手を止めた。リナの顔をじっと見て、それが行為自体への拒否ではないことを確かめると、
「俺も、着たままの方がいいかな?」
と呟いた。
リナは羞恥と不安で著しく思考力が低下したところで考える。だから、ろくな考えにまとまるはずもないのだが――服を着たまま、交わるというのは、それがリナ本人が言い出したこととは言え、――リナを惨めな気分にさせた。
「……リナ?」
オーランド王子が向けてくれる気持ちを受け入れるわけでもなく、サクヤの存在が失われたことを認められるわけでもなく、けれど、多くの人々の為に働きたいと思った。
リナが幸せを願われたように、リナも誰かの幸せのために。その為に、思いが通じ合ったわけでもない相手と、身体を重ねようとしている。
「……泣いてるのかい?」
「ち、違うんです……、あたし、わ、わけが、訳がわかんなくて……」
ひく、としゃくり上げたリナを、オーランド王子は抱き起こした。
リナを膝の上に乗せて、向かい合わせになる。
こつん、と額と額がぶつかった。
「……オーリさま……」
「やめてもいいよ、リナ」
「……え?」
「皆には契ったことにして、ここでやめようか」
「そ、そんなこと、したら」
「誰にも真実は確かめられない……ね」
「……オーリさまは、それで、いい、ですか?」
オーランド王子は、彼にしては珍しく、顔をくしゃっとさせて笑った。
「よくないよ。だって、俺は君が好きだから」
リナの心臓の鼓動が複雑なステップを刻み始める。オーランドは、身体だけを与えるリナの残酷な申し出を受け入れ、あまつさえ身勝手に偽ることも許そうとする。
オーランド王子の自らを擲つようにして、リナを守るやり方が、彼女の胸を切なく締め付ける。
「す、好きとか簡単に」
「リナが初めてだよ」
「てっ、手慣れてるのにっ」
リナは気づいた。座らされたオーランドの膝の上、リナとオーランドの腰は密着している。
オーランドも興奮している。
リナは震える息を吐いて、自ら夜着を肩から落とした。
「……リナ?」
「……オーリさまも、脱いで下さい」
リナの夜着は、リナの肩から、すっかり尻まで滑り落ちる。肌を空気が撫で不安が増す。それを振り払うために、リナはきっとオーランドを睨む。
オーランドのすることに、心が振り回される。だからオーランドが怖いのだとリナは思った。サクヤは安心をくれた。オーランドはリナを不安にする。彼に甘く、蝕まれていく、名状しがたい思い。
「こっ、こういうときは、あたしが泣いても叫んでも、どんどんやっちゃえばいいんです! 変にゆっくりするから、考えなくてもいいこと考えちゃうんだから!」
「変にゆっくり……」
「オーリさまは、あたしとしたいんじゃないんですか」
「……したいよ。リナを抱きたい」
「じゃあ、もう、オーリさまのしたいようにして下さい!」
オーランドは言い放ったリナの身体を再び寝台に倒した。視線は合わせたままだったから、リナにはよくわかった。
底の知れない青い瞳。
「俺の望むのは、本当の恋人のように、君を抱くこと」
オーランドはリナの夜着を取り払った。そして、次は自分の服のあわせを解いた。
0
お気に入りに追加
401
あなたにおすすめの小説
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
4人の王子に囲まれて
*YUA*
恋愛
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生の結衣は、母の再婚がきっかけとなり4人の義兄ができる。
4人の兄たちは結衣が気に食わず意地悪ばかりし、追い出そうとするが、段々と結衣の魅力に惹かれていって……
4人のイケメン義兄と1人の妹の共同生活を描いたストーリー!
鈴木結衣(Yui Suzuki)
高1 156cm 39kg
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生。
母の再婚によって4人の義兄ができる。
矢神 琉生(Ryusei yagami)
26歳 178cm
結衣の義兄の長男。
面倒見がよく優しい。
近くのクリニックの先生をしている。
矢神 秀(Shu yagami)
24歳 172cm
結衣の義兄の次男。
優しくて結衣の1番の頼れるお義兄さん。
結衣と大雅が通うS高の数学教師。
矢神 瑛斗(Eito yagami)
22歳 177cm
結衣の義兄の三男。
優しいけどちょっぴりSな一面も!?
今大人気若手俳優のエイトの顔を持つ。
矢神 大雅(Taiga yagami)
高3 182cm
結衣の義兄の四男。
学校からも目をつけられているヤンキー。
結衣と同じ高校に通うモテモテの先輩でもある。
*注 医療の知識等はございません。
ご了承くださいませ。
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる