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リナ、神官と仲良くなる

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 玉座から王が下りてくる。いったんあたりは静まりかえって、髭を蓄えて重そうなマントを引きずった王が、聖女に礼を取ると、まだざわめきが戻ってくる。
 彼らはひそひそと話しながら、聖女と王に注目、。
 サクヤは王に向かって、だが、広間全体に聴かせるように話し出した。

「私がこの世界に召喚されてから、今日で十日目。先に私が放った精霊の宝玉によって、勇者が選ばれました。精霊の加護を受ける勇者のひとり、地のドラコス。ここへ」

 サクヤに名指しされ、ドラコスは居住まいを正す。オーランドに会釈してから彼はサクヤの前に跪く。

「はっ! 騎士団長ドラコス、ここに」
「世界樹に忠誠を。あなたの仕事は世界樹の愛し子フロリナを守り、魔王を倒すことです」

 静かに告げたサクヤに、ドラコスは頭をもたげて、目尻の皺を深くして苦笑した。

「……聖女さまは、お守りしなくてよろしいんですかね」

 サクヤはドラコスの言葉に口調を和らげる。

「ありがとう、ドラコス。精霊の力は四つ揃わなければ、調和を失ってしまう。それまでは騎士団長して、年長の同胞として、私達をよく導いて下さい」
「……御意」

 ドラコスはじっとサクヤの切れ上がった双眸を見つめてから頭を垂れた。
 サクヤはドラコスを立たせると、彼を従えたまま、オーランド王子の前に。

「オーランド王子。建国の竜の力を持つ竜騎士たるあなたの力も、お貸し下さい」

 オーランド王子は青い目をひたとポニーテールを揺らしたサクヤに向ける。
 瞼を閉じて、胸に手を当てた。

「何なりと、俺にできることがあれば」
「では、王子も。フロリナを守り、魔王を倒して下さい」

 サクヤの言葉に、オーランド王子はドラコスに視線を送る。ドラコスも眉を互い違いにして、唇を突き出した。

「……フロリナは世界樹の愛し子。いわば、世界樹そのものだと思って下さい。私は聖女として召喚された、この世界の羅針盤。聖女の選びし勇者達よ、ともに、平和を取り戻しましょう」



 サクヤとドラコス、オーランド王子の厳粛なやりとりはそっちのけで、テーブルのごちそうを口に運んでいたリナである。
 正式な身分に戻った父母と、それでも木こり小屋の暮らしそのままの会話と咀嚼。リナの口は忙しく動く。もぐもぐ、もぐもぐ、その時、リナは大広間を出て行く人影に気がついた。

(あれっ……?)

 リナはケーキの載った皿を母に押しつける。

「フロリナ? どうしたの?」
「あの、ちょっと……トイレ行ってくる!」

 リナはするりと駆けだした。
 大広間の人々は聖女と王に夢中だ。人々は、つむじ風のように駆けだした彼女がすり抜けてから振り返る。リナが通ったあとを。

「フロリナ? あなた場所わかるの……?」
「行ってしまったね……。全くうちの娘は」

 父母は揃ってため息をついた。



(どこ行ったんだろ)

 リナは大広間を出てから、蜘蛛の巣のようにかかる階段を見回した。
 階段と塔は複雑に絡み合っている。リナひとりでは祈りの塔に戻ることも難しい。

(でも、確か……)

 リナは妄想ノートに書いたことを思い出しながら歩を進める。
 階段から階段へ、塔を下りていく。
 王城尖塔群は、全て光る石で作られている。今もリナが手を突く壁は、ホタルのように仄かな光を放っている。
 それは美しく、リナをうっとりさせる。

(……魔法の力が、宿っているんだ)

 リナの視界の端を、灰色の影が過ぎる。

(あ、見失っちゃう!)

 リナは急いで人影を追った。



 辿り着いたのは塔の地下である。
 地下だというのに空気は清涼で、清々しい匂いが漂い、水が流れるちょろちょろという音がする。

(ここはやっぱり、神殿の地下)

 前方には、リナも中腰で無ければくぐれないような小さなドアがあり、隙間から光が漏れている。
 リナはそっと近寄ると、どきどきしながら声をかけた。

「……お邪魔、します」

 オレンジ色の光が揺らいで、中にいる人がリナの声に身じろいだことが伝わってくる。
 おっかなびっくり首をすくめたリナに、神官リーナスは静かな声で答えた。

「……どうぞ」



 中は土でできたかまくらに似ていた。床を大きな格子状の溝が彫り込まれ、そこを透き通った水が流れている。
 格子の一つは、リナが両脚を揃えて丁度立てるほどの大きさだ。
 格子は中央に向かって溝を深くする。その中央に、一抱えほどもある大きさの卵が鎮座していた。

「竜の卵ね!」

 リナは思わず大きな声を出し、慌てて口を押さえた。
 リーナスは悪気の無いリナの様子を見て、女性的で端整な顔立ちに笑みを浮かべた。
 リーナスは灰色の長いストレートの髪を腰のあたりまで伸ばしている。瞳は薄い水色で、長身の体躯さえ無ければ、女性と見間違えてもおかしくない。

「そうです、竜の卵です」

 竜の卵は、内側から光を放っている。光は見ていると、徐々に弱まっていくように、リナには感じられた。

「……元気ないの? この卵」
「ここを見て下さい」

 竜の卵、リーナスが指さした場所には、ひびが入っていた。
 光の拍動にあわせて、ひびはくっきりと浮かび上がる。

「この子の親竜は、魔王軍に殺されたのです。美しく強い竜でしたが、魔王軍に襲われて……父竜は戦いのうちに。
 母竜は傷ついた翼で神殿に飛んできて、卵を産んで事切れました。卵は戦いの激しさ故でしょう、ヒビが入っていました。
 私が癒やしの力を注ぎ続けていましたが、この子の悲しみは深い……。このまま孵化せずに、父母のところに逝ってしまうかもしれません」

 リーナスは卵を愛しげに撫でた。卵の中の光が仄かに強くなるが、また弱々しい拍動に戻った。

「そんなの……かわいそうだよ……」

 リナは卵に手を伸ばした。触れてもいいだろうか、迷うリナに、リーナスは優しく言った。

「どうぞ、あなたもこの子に話しかけてあげて下さい。
 ……先程は、すみませんでした」

 リーナスの唐突な謝罪に、リナはびっくりして、そのまま卵に手を置いた。――あたたかい。

「大神官夫妻があなたを連れて失踪したこと。それはあなたのせいではないのに、私はあなたに苛立ちをぶつけてしまった」
「そ、そんなの、いいよ。だって……リーナス、パパのこと大好きだったんだもん。それに、パパがいなくなってから、ひとりで神殿を背負って苦労したんだよね。優秀すぎるから妬まれるツンデレで、本当はかわいいものに目がなくて、趣味はお菓子作りっていう」

 お菓子作り、とリーナスは呟いた。

「……参ったな、全部お見通しですか。大神官さまから?」
「違うよ、だってそういう設定……じゃなくて、あわわっ!」
「セッテイ……?」

 リーナスが頭を揺らすと、長い髪がオレンジ色の光の中を舞う。リーナスは白く長い指をした手で、卵をゆっくりと撫でた。

「……この卵を、父竜も母竜も、愛していたのでしょう。あなたの、お父様、お母様のように」



 エルフは世界樹が芽吹いたときに、時を同じくして生まれた。
 エルフは世界樹の庭である世界のガーデナーである。しかし、ここ百年ほどの間、エルフは目撃されたことすらない。
 竜はエルフの古い友である。強大な魔力を有した金剛石よりも硬い鱗と、瞬時にして世界樹を見下ろすとされる高みまで飛ぶという翼、風という風を従える尾。彼らは高貴な種族で、滅多に人とは交わらない。

「この国は始祖が竜の力を借りて作った国です。王族には竜騎士が生まれる」
「……オーランド王子のことね? 彼はこの国にたったひとりの竜騎士」
「本当によく知っていますね。騎士団の騎士は幻獣に乗りますが、竜に乗るのは王子だけです。騎士団長の幻獣を知っていますか?」
「知ってるわ! グリフォンよ! 翼の生えた獅子!」

 リーナスは優秀な生徒を褒める教師の顔だ。

「ドラコスがグリフィンに乗っている姿は勇猛果敢そのものですよ。興味があるなら、竜との契約の話は、オーランド王子に訊いてみるといいでしょう。
 ――ああ、卵が!」

 リーナスは静かに――これ以上卵が傷つくことのないようにひっそりと――悲鳴をあげた。
 リーナスとリナの手のひらに感じる温もりが弱まる。

「し、死んじゃうの!? どうしたらいいの、リーナス!」
「癒やしの力を注ぎます! 慈悲深き胞衣、か弱き子らに癒やしを与えたまえ……!」

 リーナスの光が淡くエメラルドの光を放つ。リーナスの髪が光の見えない圧力で舞い上がる。リナの金銀まだらの髪もふわりと揺れる。
 緑色の光が、リーナスの顔を照らし出す。リーナスの顔は青ざめて、うっすらと隈があるのも見て取れた。

(卵をずっと一人で……。一人で)



 リナの妄想ノートのリーナス。デッサン狂いのイラスト。
 リーナスは優しくて、真面目で、優等生で……孤独な神官だった。
 竜の卵もひとりっきりで、ひとりぼっちのリーナスは、卵を大事に大事にして……。
 夢見がちだった古居 莉名。誰しも通る思春期の、つきまとう孤独。
 さみしさ、疎外感。ノートの中の麗人。



 リナの頬を涙が伝った。

「ど、どうしよう、このまま死んじゃダメだよ!」
「……私ではっ……、力が足りない……」
「そんな、どうしたら!? どうしたら……」



『アンタの体液を摂取するって、言ったじゃん』



 頭に響いたサクヤの声。

(そうだ……!)

 リナは無我夢中で卵に光をあてるリーナスに抱きついた。

「な、なんです!?」
「舐めて!? これ、涙! あたしの体液、力になるってほら!」
「体液……涙……!? まさか……」

 世界樹が支える世界。万物には少しずつ不思議の力が宿っている。
 その力の特に強いものが勇者として、聖女に選ばれるのだ。リーナスの持つ癒やしの力。余人よりは遙かに強い、それでも足りない力。

「リーナスも勇者なんでしょ!? 騙されたと思ってお願い!」

 リナが差し出す濡れた頬、動揺に水色の目を揺らめかすリーナス。
 彼は決心をするように一度頷き、リナのふっくらとした頬に、薄い唇をつけた。

 こくん――。

 啜り取った涙を、リーナスが飲み下す。リーナスの目の水色が、泉のように透き通る。

「……世界樹の力よ! 死の産道を引き戻せ! 希望の嬰児に餞を!」

 リーナスの手から溢れる緑の光が一際大きくなる。光は小部屋をいっぱいに満たし、リナは眩しさのあまり目を閉じた。

 ぱりん。

 ぱり、ぱりぱり、ぱりん。

 光の奔流は風となって、リナとリーナスの髪をかき乱す。
 風の鳴る耳に、高く喜びの音がする。

 強い光は徐々に小さくなり、リナは目を閉じた。
 そこには、割れた卵と、その中に、大きな頭に短い手足、つやつやした深緑色の鱗に縦に瞳孔の伸びた赤い目。まだまだ小さな羽根。

「きゅあ!」

 ドラゴンの幼生の誕生である。

「やったぁあっ! リーナスすごい!!」
「フロリナ……! あなたのおかげです!」

 リナとリーナスは抱き合って喜び、はたとあまりの親密さに気づき、慌てて離れる。
 リーナスは竜の幼生から卵のかけらを払って抱き上げる。
 すると、竜はリナに向かって小さな手を伸ばす。

「きゅ! きゅー!」
「フロリナに抱いて欲しいようですね。……竜も幻獣も、心の清らかな人間を好みますから」

 くすぐったそうに笑うリーナスから、リナは竜を受け取る。
 流石にずっしりと重い。鱗はつやつやひんやりとしているけれど、内側から確かに温かさが伝わってくる。



『アンタが名付ける、それがルールだ』



 リナは竜の幼生に頬ずりした。

「お名前、つけてあげるね、えーと、きゅーきゅー鳴くからきゅーちゃん……? こんな時は辞書……はっ!? 辞書ない! ポチとかタロしか出てこない!」
「きゅ?」
「あっ、違う、世界観が違うから! ちょ、ちょっと待って、竜……タツノコ……あ、違うぅうう!」
「……フロリナ? あなたにも癒やしを与えた方がいいのでは……」

 うんうん頭を抱えるリナと、心配顔のリーナス。
 竜の幼生はリナの腕の中で機嫌よさげにきゅうきゅう鼻を鳴らした。

 結局、竜の幼生は「きゅーちゃん」と名付けられ、二人と一匹は大広間に戻ることになった。
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