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第87話

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ンチュ ンチュ

(ん?この息子の気持ち良さは……またラクスだな?っう……)

「こら。ラクス気持ち良いだろう……あれ?」

レンは自分に掛けていた布団を捲り、下半身を見ると。そこに居たのはラクスではなくて、エマが口元から白い液体を垂らしながら。レンを見ていた。

「エマ?……何してるんだ?俺はてっきりラクスかと思ったよ」

ごく ごく

「ぷはっ……ほ~確かにラミアス達の言うとおりね?」

「ああ、俺ので体力と魔力が回復するってやつか」

「そうよ、朝ラミアス達と話していて聞いたのよ。流石に昨日のは朝になっても、疲れていたからラミアスが、良い薬があるっていうから。初めは驚いたけどフラウがしたら、本当に回復したって言うから。私もしてみたのよ」

「なるほどな。確かに昨日はむちゃしたな……あまりにも皆が綺麗だったからな。……て、フラウもしたのか?」

「ええそうよ。フラウも、と、言うか私が最後よ……レン全然起きないんで驚いたわよ」

「ああ、何か気持ちいいなとは思っていたけど。気持ち良すぎて起きれなかったよ。それより他の3人は?」

「3人は朝食の準備をしてるわ。さぁ私達も行きましょう」

「ああ。その前にまだやることがある」

「え、何をするの?」

「それなんだが、また息子が元気になってしまったから、もう1度エマに処理してもらいたい」

「え、昨日あんなにして、今朝も4回もしたのに。まだ元気なの?なんだがいつもより凄いわね?」

「ああなんだが体が、火照ってると言うか。発散したい衝動な感じだな?だから頼めるかエマ?」

「ええ良いわよ。レンがそれを望むのであれば。私はいくらでもそれに応えるわよ」

そしてそのままレンとエマは、キスをしながらベットの上で一戦交えたのだが。それでもレンは治まらず。2戦目も続けていた」

(ん?何か変だな?出せば出すほど、更に酷くなる感じだな……でも。出さないと治まらないし、どうなってるんだ?)

「レンさんエマ?まだ起きないで何してるんです?早く朝食にしましょう」

ちょうどエマと2戦目が終わった時に、呼びに来たフラウを見たレンは。フラウもベットに引きずり込んだ。

「あ、レンさんダメです……もう時間ですよ……あ、」

「すまんフラウ!何故か治まらないんだ。だから相手をしてくれ」

レンはそう言い。フラウの返事を聞かずにフラウと続けざまに2戦した。流石に呼びに行ったフラウが帰って来ないので、ラミアスとラクスが部屋に来て驚いたが、そのまま混ざってしまった。

「ふぅなんとか落ち着いたか。でも今日の俺はどうしたんだ?確かに何時も精力はあるけど、自分が押さえられずここまで凄いのは、初めてだったな……」

「ええ凄かったわ……」

「確かに今日のようなレン様は、初めてでした」

「そうですね。私達の中で1番タフなラクスちゃんが、気を失ってるんですから」

「良しじゃあ、朝食にするか」

「ええでも先にお風呂に入るわ。流石にこのままじゃあね……」

「確かにそうですね」

「それじゃあ俺がラクスを抱っこしていくから、皆でお風呂に入るか」

「レン様それは止めておきましょう。またお風呂で暴走されても困りますから。ラクスちゃんは、私が連れて行きますので、レン様は私達の後にお入り下さい」

「そうねそれが良いわね」

「そうですね。すでに時間もありませんし、また暴走されても大変です」

「そんなに信用無いか?……でも今日の俺はおかしいから、その方がいいな。じゃあラミアス、ラクスを頼むよ」

「はい。分かりました」

そしてラミアスは、ラクスを抱っこして、エマとフラウと共にお風呂に向かっていった。残されたレンは今日の自分について考えていた。

(いったいどうしたんだ俺の体は。こんな事今までなかったよな。確かに暴走はするけど、あれは自分の意思で暴走する。でも、今日のは体が求めていた感じだったな……)


それから女性陣がお風呂から出て、レンがお風呂に入り、皆で朝食を食べていた。ラクスはお風呂で目が覚めて今は元気に朝食を食べていた。

「ラクス体は平気か?悪かったな無理させて」

「うん大丈夫だよ。ご主人様!ラクスは元気だよ♪」

「そうか良かった」

「それでレン様今日はどうしますか?」

「そうだな……今日は街でも回ってリラックスするか。体の調子も悪いしな」

「そうね今日は、大人しくしていた方が良いわね」

「ですね。じゃあレンさん達はそれで、エマ私達はギルドに行きますよ!」

「え~私も体調悪いかから、レンと一緒に居るわ!」

「ダメです。貴方にはギルドでの仕事が。待っています。さあ行きますよ」

「レ~ン!助けて……」

「仕方ないな。一緒にギルドまで送ってやるよ」

「本当?じゃあそれなら行くわ♪」

そしてレン達は、全員でギルドに向かって歩いて行った。だがその時レンの体にまた異変が起きていた。

「レン様大丈夫ですか?」

「ああ、なんとかな……それより早くギルドのエマの部屋に行こう」

「そうね急ぎましょう!」

「ご主人様まぁ凄くつらそうだよ……」

「ああ、大丈夫だ。しばらくしたら落ち着くだろう」

ギルドに着きエマの部屋に入ると、不思議な事に、レンは落ち着きを取り戻したのである。

「あれ?落ち着いてきたな。体が楽だよ?どうしてだ?」

「発作が落ち着いたってだけかしら?」

「そうかもな?じゃあ落ち着いたし、俺達は街に行こうか」

「「はい」」

レンは、ラミアスとラクスを連れて、エマの部屋を出るとまた体が疼き始めた。

「うっ!」

「レン様!」

「ご主人様!」

「とりあえずエマの部屋に入りましょう!」

すると、レンは落ち着きを取り戻したのである。

「どういうことだ?ここを出ると体の疼きが起きるなんて?」

「そうねおかしいわね?フラウ何故だか分かるかしら?」

「そうですね……もしかしてここには、結界が張られているから?……そんな事なわけ無いですよね?」

「結界?もしそうだとしたら。レンの体に何かの影響が出ていると言うこと?」

「そう、でも何がレンさんに影響を与えてるかです……」

「あのね僕1つ気になることがあるんだよ」

「なんだラクス?気になることって?」

「それは……」

トントン! ガチャ

「失礼しますギルマス!」

ラクスの話の途中で、扉を叩く音がしたら。エマの返事を聞く前に、扉が開き部屋の中に受付の女性が入ってきた。

「どうした!そんなに慌てて?」

「大変ですギルマス!魔の森に……」








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