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1章
第6話
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ドゴォーン
ドガァーン
今僕の目の前では激しい決闘が行われてます!そう今目の前で戦っているのは僕のご主人様である、ミコ様と冒険者ランクBのシルビーさんです。流石はランクBのシルビーさんです正直強いです!これまでのモンスターとの戦闘を見てましたけど、ミコ様が攻撃を受けたのは見たことありませんでしたけど、シルビーさんとの戦闘では受けています、但しシルビーさんも同じくらい攻撃を受けて互角の戦いをしています。
「おいおい!すげーなあの嬢ちゃん!シルビーと互角じゃねぇーか!」
「ああすげーよ!」
「これは分からねーな!」
「ハァハァ……あんたやっぱり凄いな!あたいがここまで苦戦するとは思っていなかったよ!」
「私もそうだ!私とここまでやれる相手は初めてだよ!」
2人は戦いの最中なのにニヤニヤしながら戦っています!何なんでしょこの2人は?殴り合っていて楽しいんですかね?
「まぁこのまま続けるのも楽しいんだけど……そろそろ決着つけさせてはもらう!」
「ああそうだね!私もあんたのお陰でやっとこの体の使い方が分かったよ!」
「「じゃあいこうか!!」」
2人は一斉に中央に駆け寄りお互い至近距離で殴り合いをしていた。だけど先程までと違いシルビーさんの攻撃スピードが早くなっている気がします!それにミコ様は回避するので精一杯な感じです。あ!ミコ様が躱し切れずに一撃をもらい体制が崩れました!
「もらったぁ!」
それを見たシルビーさんが大振りの右ストレートを、ミコ様に放った!ミコ様は体制を崩して前屈みの状態なのでシルビーさんの攻撃が見えてません。これで終わりなのですか?そんなのは駄目です!
「ミコ様!」
ミコ様にシルビーさんの右の拳が当たる瞬間!ミコ様がシルビーさんの前から姿を消した!そしてシルビーさんは攻撃が空振りになり体制が崩れた!
「え?」
驚いたシルビーさんの後ろにミコ様が現れた!そしてシルビーさんの腰に手を回し抱え込みそのまま持ち上げて背面に落とした!
「わぁわぁ!なんだ?え、やめ…ぐぇ!」
ドスン
ミコ様が両足だけ地面に付き仰向けの状態でシルビーさんは、ミコ様に掴まれながら後頭部を地面にぶつけてそのまま気をうしなっていた。……そしてミコ様は立ち上がりました。
「こ、これは?」
2人にギルド職員の男性が近づきミコ様とシルビーさんを確認すると、その男性はミコ様の右手を取り上に翳すと。
「勝者ミコ様!」
「うおぉーーーーー!」
「すげー!」
「あの嬢ちゃんやっちまったよ!」
「ちっ!Bランクが負けんじゃねーよ!何だよ!負け犬の雌犬が!」
観客の冒険者達は歓声を上げる者や驚いている者中には、シルビーさんに賭けていた者が罵声を上げていた。そしてその声を聞いたミコ様はその罵声をあげた男の目の前に行きそのまま、喉元を掴み持ち上げていた。
「今言ったのはあんたかい!そんな事が言えるならあんたのがシルビーより強いんだよね?じゃあ今から私とやろうじゃ無いか!えぇ!」
「す、すま、ん……お、おれ、が、悪かった!……だから、おろして、くれ……」
「ミコ!もう……いいよ!おろしてやんな!……負けたあたいが悪いんだ……」
ミコ様は鬼子の形相で男を持ち上げていたけど、上半身だけ起こしたシルビーさんの言葉で手を放し地面に落とした。そしてミコ様はシルビーさんの下に歩み寄り落とされた男性は、数人の男性冒険者達に囲まれて踏みつけられていた。
「テメー良くもシルビーねぇさんの悪口を言ったな!」
「テメー覚悟は良いな?」
「シルビーねぇさんが許しても俺達は許さねえぞ!」
「ひっ!やめ…助けてくれー」
うん……あれは仕方無いですね?口は災いの元って言うしね。
「シルビー大丈夫か?」
「ああ大丈夫だが、最後のはかなり効いた!まだ少し頭がクラクラするな」
「そうだろう!あれは痛いんだ!私も前に喰らったときは危なかったからな!」
「そうかミコでもかぁ?それよりわるいがあたいを引き上げてくれないか!まだやることがあるんだよ!」
私はシルビー引き上げて立ちあがるとギルド職員を呼びつけた
「おい!あれを頼む!」
「本当によろしいのですか?」
「ああ構わないそれが約束だ!それにあたいもそうしたい気持ちだからね!」
「そうですか……それではこちらになります!」
シルビーとギルド職員の遣り取りを見ていたが何を話しているのか分からず、シルビーがギルド職員に何かを渡されこちらに向いた。そしてシルビーの手に持つ物は鉄の輪っかの様な物だった!
「シルビーそれはなんだ?鉄の輪っか?」
「ああこれはペットの証だ!これを着けている獣人族は主を持っているってこと、そして主の奴隷と言う事なんだ!」
「ペットの証?奴隷?」
「ああミコの勝利報酬があたいをペットにするって事だったろ?だから私が負けたのだから当然の事だよ!」
え?ちょっと私はただシルビーの耳と尻尾が触りたくて、ああ言っただけなんだよな……奴隷だとか思っていなかったよ……
「そんな事はいいよ!私も本気で戦えて楽しかったから約束は無しって事で?」
「それは駄目だ!これは獣人族それも戦闘民族にとっては名誉の事なんだ!自分より強い相手とじゃないとこの契約は出来ないんだ!そして本来ならばメスはオスと契約をするんだけど、稀に同性も居るんだよ!強い主に仕えるそれがあたい達の掟だ!だからミコあたいの主になっておくれ!」
「そうなのか……それなら受けよう!シルビーを私のペットにするよ!」
「ありがとう主!これからあたいの事をよろしく!」
「シルビー?ミコで言いよ?」
「そうは行かない!契約を結ぶなら主なのだから!」
「そうか……それでどうすれば良いんだ?」
「この首輪を首に巻いてこの首輪に主の魔力を流してくれれば良いだけだ!」
ん?魔力?どうすれば良いんだ?と悩んでいたらテオが駆け寄ってきた。そしてテオが屈んでくれと言うので屈むと私の耳に小さな声で教えてくれた。
「了解まぁやってみるか」
私はシルビーの首にある首輪に手を触れて魔力を流すことにした。テオの説明だと体の中に流れる何かを感じてそれを手に集中すれば良いらしい。そして私にも魔力はあるから大丈夫だというじゃあ……
「おお?これか?なる程!何となく分かった!」
私が魔力を感じてそれを首輪に流すと首輪が赤く光そして消えた。
「主!これで契約完了ですありがとう!」
「じゃあ戻るとしようか?」
「主あとギルドから賭けの売上金をもらえるから、それをもらおう!」
「そう言えばそんな事も言っていたな?じゃあ今日はその報酬で新しい家族が増えたお祝いをやるぞ!」
「ミコ様飲み過ぎは駄目ですよ!」
「良いじゃんか!お祝い何だから!」
「ミコ様が酔うと……その」
「あははは!気にするな!」
「もう本当に飲み過ぎは駄目ですよ!」
「家族……あたいに家族……いいな!」
「さぁいくよシルビー!」
「はい!主!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お読み下さりありがとうございます。
感想。誤字脱字などよろしくお願いします。
ドガァーン
今僕の目の前では激しい決闘が行われてます!そう今目の前で戦っているのは僕のご主人様である、ミコ様と冒険者ランクBのシルビーさんです。流石はランクBのシルビーさんです正直強いです!これまでのモンスターとの戦闘を見てましたけど、ミコ様が攻撃を受けたのは見たことありませんでしたけど、シルビーさんとの戦闘では受けています、但しシルビーさんも同じくらい攻撃を受けて互角の戦いをしています。
「おいおい!すげーなあの嬢ちゃん!シルビーと互角じゃねぇーか!」
「ああすげーよ!」
「これは分からねーな!」
「ハァハァ……あんたやっぱり凄いな!あたいがここまで苦戦するとは思っていなかったよ!」
「私もそうだ!私とここまでやれる相手は初めてだよ!」
2人は戦いの最中なのにニヤニヤしながら戦っています!何なんでしょこの2人は?殴り合っていて楽しいんですかね?
「まぁこのまま続けるのも楽しいんだけど……そろそろ決着つけさせてはもらう!」
「ああそうだね!私もあんたのお陰でやっとこの体の使い方が分かったよ!」
「「じゃあいこうか!!」」
2人は一斉に中央に駆け寄りお互い至近距離で殴り合いをしていた。だけど先程までと違いシルビーさんの攻撃スピードが早くなっている気がします!それにミコ様は回避するので精一杯な感じです。あ!ミコ様が躱し切れずに一撃をもらい体制が崩れました!
「もらったぁ!」
それを見たシルビーさんが大振りの右ストレートを、ミコ様に放った!ミコ様は体制を崩して前屈みの状態なのでシルビーさんの攻撃が見えてません。これで終わりなのですか?そんなのは駄目です!
「ミコ様!」
ミコ様にシルビーさんの右の拳が当たる瞬間!ミコ様がシルビーさんの前から姿を消した!そしてシルビーさんは攻撃が空振りになり体制が崩れた!
「え?」
驚いたシルビーさんの後ろにミコ様が現れた!そしてシルビーさんの腰に手を回し抱え込みそのまま持ち上げて背面に落とした!
「わぁわぁ!なんだ?え、やめ…ぐぇ!」
ドスン
ミコ様が両足だけ地面に付き仰向けの状態でシルビーさんは、ミコ様に掴まれながら後頭部を地面にぶつけてそのまま気をうしなっていた。……そしてミコ様は立ち上がりました。
「こ、これは?」
2人にギルド職員の男性が近づきミコ様とシルビーさんを確認すると、その男性はミコ様の右手を取り上に翳すと。
「勝者ミコ様!」
「うおぉーーーーー!」
「すげー!」
「あの嬢ちゃんやっちまったよ!」
「ちっ!Bランクが負けんじゃねーよ!何だよ!負け犬の雌犬が!」
観客の冒険者達は歓声を上げる者や驚いている者中には、シルビーさんに賭けていた者が罵声を上げていた。そしてその声を聞いたミコ様はその罵声をあげた男の目の前に行きそのまま、喉元を掴み持ち上げていた。
「今言ったのはあんたかい!そんな事が言えるならあんたのがシルビーより強いんだよね?じゃあ今から私とやろうじゃ無いか!えぇ!」
「す、すま、ん……お、おれ、が、悪かった!……だから、おろして、くれ……」
「ミコ!もう……いいよ!おろしてやんな!……負けたあたいが悪いんだ……」
ミコ様は鬼子の形相で男を持ち上げていたけど、上半身だけ起こしたシルビーさんの言葉で手を放し地面に落とした。そしてミコ様はシルビーさんの下に歩み寄り落とされた男性は、数人の男性冒険者達に囲まれて踏みつけられていた。
「テメー良くもシルビーねぇさんの悪口を言ったな!」
「テメー覚悟は良いな?」
「シルビーねぇさんが許しても俺達は許さねえぞ!」
「ひっ!やめ…助けてくれー」
うん……あれは仕方無いですね?口は災いの元って言うしね。
「シルビー大丈夫か?」
「ああ大丈夫だが、最後のはかなり効いた!まだ少し頭がクラクラするな」
「そうだろう!あれは痛いんだ!私も前に喰らったときは危なかったからな!」
「そうかミコでもかぁ?それよりわるいがあたいを引き上げてくれないか!まだやることがあるんだよ!」
私はシルビー引き上げて立ちあがるとギルド職員を呼びつけた
「おい!あれを頼む!」
「本当によろしいのですか?」
「ああ構わないそれが約束だ!それにあたいもそうしたい気持ちだからね!」
「そうですか……それではこちらになります!」
シルビーとギルド職員の遣り取りを見ていたが何を話しているのか分からず、シルビーがギルド職員に何かを渡されこちらに向いた。そしてシルビーの手に持つ物は鉄の輪っかの様な物だった!
「シルビーそれはなんだ?鉄の輪っか?」
「ああこれはペットの証だ!これを着けている獣人族は主を持っているってこと、そして主の奴隷と言う事なんだ!」
「ペットの証?奴隷?」
「ああミコの勝利報酬があたいをペットにするって事だったろ?だから私が負けたのだから当然の事だよ!」
え?ちょっと私はただシルビーの耳と尻尾が触りたくて、ああ言っただけなんだよな……奴隷だとか思っていなかったよ……
「そんな事はいいよ!私も本気で戦えて楽しかったから約束は無しって事で?」
「それは駄目だ!これは獣人族それも戦闘民族にとっては名誉の事なんだ!自分より強い相手とじゃないとこの契約は出来ないんだ!そして本来ならばメスはオスと契約をするんだけど、稀に同性も居るんだよ!強い主に仕えるそれがあたい達の掟だ!だからミコあたいの主になっておくれ!」
「そうなのか……それなら受けよう!シルビーを私のペットにするよ!」
「ありがとう主!これからあたいの事をよろしく!」
「シルビー?ミコで言いよ?」
「そうは行かない!契約を結ぶなら主なのだから!」
「そうか……それでどうすれば良いんだ?」
「この首輪を首に巻いてこの首輪に主の魔力を流してくれれば良いだけだ!」
ん?魔力?どうすれば良いんだ?と悩んでいたらテオが駆け寄ってきた。そしてテオが屈んでくれと言うので屈むと私の耳に小さな声で教えてくれた。
「了解まぁやってみるか」
私はシルビーの首にある首輪に手を触れて魔力を流すことにした。テオの説明だと体の中に流れる何かを感じてそれを手に集中すれば良いらしい。そして私にも魔力はあるから大丈夫だというじゃあ……
「おお?これか?なる程!何となく分かった!」
私が魔力を感じてそれを首輪に流すと首輪が赤く光そして消えた。
「主!これで契約完了ですありがとう!」
「じゃあ戻るとしようか?」
「主あとギルドから賭けの売上金をもらえるから、それをもらおう!」
「そう言えばそんな事も言っていたな?じゃあ今日はその報酬で新しい家族が増えたお祝いをやるぞ!」
「ミコ様飲み過ぎは駄目ですよ!」
「良いじゃんか!お祝い何だから!」
「ミコ様が酔うと……その」
「あははは!気にするな!」
「もう本当に飲み過ぎは駄目ですよ!」
「家族……あたいに家族……いいな!」
「さぁいくよシルビー!」
「はい!主!」
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お読み下さりありがとうございます。
感想。誤字脱字などよろしくお願いします。
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