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プロローグ
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あ~糞!疲れたな……また。サービス残業だよ!あのブラック会社訴えてやろうかな……
「あ~ヤバい仕事の事考えてたら、イライラして来てお腹が好いてきたな。仕方ない何時ものコンビニで、弁当を買って帰るか」
俺は残業で疲れた体を引きずりズリながら、コンビニを目指していた。そのコンビニは俺がいつも立ち寄る所で、若い男性のアルバイトが1人で深夜営業をしている。
さあ着いたけど何を買うかな。そうだなついでに明日の朝食のパンと、牛乳を入れてと……あとは今日の晩飯はハンバーグ弁当で良いか?これでいいな。さてレジで支払いして帰るか
「あ~りがっとぅしった~」
あの店員は何時もやる気なさげだな……分かるよ。だって、深夜1時過ぎてる。普通なら寝てる時間だしな。それに今時深夜で1人営業なんて、あそこもブラックだな。
く~ん く~ん
「ん?」
この鳴き声は犬だな!何処だ。こんな時に犬に会えるなんてラッキーだな。このイライラをモフモフで癒せるなんて。そう俺は犬塚剣40才は。大の犬好きでモフモフ好きなのだ。そして今、俺は仕事の疲れも忘れて犬を探しているのだが、何処だ?こっちの方から聞こえたけどな……ん?あの街灯の下に何か動く物体が居るな?
く~ん く~ん
「あ、いた!見つけたぞ♪どれどれ……お前……痩せてるな。お前もまだ食べて無いのか。仕方ない。俺の弁当を分けてあげるぞ」
街灯の下で見つけた犬は、雑種で普通の柴犬程の大きさだった。
俺は買ったばかりの自分の弁当の白米と、付け合わせの煮物を弁当の蓋に乗せて、犬の前に置いたら。「ガツガツ」と勢い良く食べ始め、それを眺めていたら直ぐに食べ終わり。もっと欲しいと顔を向けてきた。
ワフ ワフ
「おいおい。まだ欲しいのか?こっちは俺の分だぞ?仕方ない無いな。取りあえず牛乳でも飲んで落ち着け」
弁当の蓋の裏が深いから、コレに入れればいいか。……おお凄い勢い追いで飲んでいくな、相当喉も渇いていたんだな。ほら、牛乳のおかわりだぞ……
「それにしてもお前は汚れているな……種類は雑種かぁ。……本当はアパートに連れて帰ってやりたいんだがペット禁止なんだよな。悪いな……その代わりこの弁当の残りもお前にやるよ」
俺は残りの弁当を犬に食べさせると、その間ひたすら犬をモフモフしたり耳を触ったり堪能してた。その時、俺の後ろから、居眠り運転のトラックが突っ込んで来た。それに気がついた犬が俺に吠えて教えたが。俺は既に眠さとモフモフの気持ち良さで、トリップ状態で気付かなかった。
ワンワン! ワンワン!
「ん~どう~したぁ?もうあとは……パンしかないぞ……」
犬は必死にぶつかる寸前まで吠えていたがその時!偶然に俺が寝ぼけて地面に倒れ込み。犬を押し出して犬をたすけたのであった。でも俺は自分がひかれた事も分からず死んでしまった。
『おーい?もしもし?これ起きんか!』
「う~ん」
『良し起きたな。それじゃあお主は今。死んでしまってこれから、天国に行くか地獄に行くかを、善悪の天秤で決めるからな、でわポチッとな♪…………お、お~ぅ?なんと!これは珍しい平等とは!普通の人間ならばどちらかに傾くはずなんじゃがな。さてどうするかな?……ほ~お主の死に方は、犬を助けて死んでしまったのか!それなら儂も犬が好きなのでな。犬を助けてくれたお礼に、異世界に転生させてやろうじゃないか!何に転生したい?好きなのでいいぞ?』
なんかさっきから五月蠅いな?また隣の夫婦が喧嘩でもしてるのか?あの旦那浮気してるからそれでもバレたのか?50過ぎなクセに、十代の女の子と腕を組んでホテルに入って行ったのを見たときは、驚いたよ……ん、何が好き?そんなの決まっているだろ?
「い……ぬ……」
『ん?いぬ……おおそうか犬か!分かったじゃあ犬だな。それとスキルは儂がサービスで付けてやろうじゃないか!本来ならLvアップして手に入れるが最初からじゃ、そうだなじゃあ、【身体強化】と【疾風】じゃ、【身体強化】はパッシブで【疾風は】アクティブじゃ』
「あ……あ」
『あとそれと、普通なら赤ちゃんからの転生なんだが。サービスで成人状態から、記憶も残した儘にしてやろう……じゃあ達者で暮らせよ。偶には様子を見ていてやろうじゃないか』
(ん?寒!)
クシュン!
『うわぁ寒……あれ今って夏だったよな?なんで寒いんだ?あれここ?外?』
俺は目を開けると、目の前には芝生が見えていた。
『芝生?あれ?確か昨日は残業で帰って来て。……そうだ犬だ!犬にモフモフしながら、飯食わせていて……からの、記憶がないな……まさかそのまま外で寝てたのか?とりあえず起きるか……あれ?なんだが地面が近いな、しかも四つん這い?ん、あれ立てないぞ?凄いふらつくな?」
なんだ?昨日酒は飲んで無いよな?なんだか足下がふらつくな……毛?ん、今足下を見たら毛が見えたんですけど、一晩でこんなに毛深くなったのか?イヤイヤそんな事は有り得ない!冷静に今の自分を確認してみよう………………うん、分かった。とりあえず今の俺は人間出はない。四足歩行のモフモフ系の動物だな、後ろを見たら立派な尻尾があった。毛の色は見える範囲はお腹の白以外は薄茶だな。なんでこんな事になっているんだ?
『これは夢なのか?それとも現実?さて、どう確かめるかな?』
「あ~ヤバい仕事の事考えてたら、イライラして来てお腹が好いてきたな。仕方ない何時ものコンビニで、弁当を買って帰るか」
俺は残業で疲れた体を引きずりズリながら、コンビニを目指していた。そのコンビニは俺がいつも立ち寄る所で、若い男性のアルバイトが1人で深夜営業をしている。
さあ着いたけど何を買うかな。そうだなついでに明日の朝食のパンと、牛乳を入れてと……あとは今日の晩飯はハンバーグ弁当で良いか?これでいいな。さてレジで支払いして帰るか
「あ~りがっとぅしった~」
あの店員は何時もやる気なさげだな……分かるよ。だって、深夜1時過ぎてる。普通なら寝てる時間だしな。それに今時深夜で1人営業なんて、あそこもブラックだな。
く~ん く~ん
「ん?」
この鳴き声は犬だな!何処だ。こんな時に犬に会えるなんてラッキーだな。このイライラをモフモフで癒せるなんて。そう俺は犬塚剣40才は。大の犬好きでモフモフ好きなのだ。そして今、俺は仕事の疲れも忘れて犬を探しているのだが、何処だ?こっちの方から聞こえたけどな……ん?あの街灯の下に何か動く物体が居るな?
く~ん く~ん
「あ、いた!見つけたぞ♪どれどれ……お前……痩せてるな。お前もまだ食べて無いのか。仕方ない。俺の弁当を分けてあげるぞ」
街灯の下で見つけた犬は、雑種で普通の柴犬程の大きさだった。
俺は買ったばかりの自分の弁当の白米と、付け合わせの煮物を弁当の蓋に乗せて、犬の前に置いたら。「ガツガツ」と勢い良く食べ始め、それを眺めていたら直ぐに食べ終わり。もっと欲しいと顔を向けてきた。
ワフ ワフ
「おいおい。まだ欲しいのか?こっちは俺の分だぞ?仕方ない無いな。取りあえず牛乳でも飲んで落ち着け」
弁当の蓋の裏が深いから、コレに入れればいいか。……おお凄い勢い追いで飲んでいくな、相当喉も渇いていたんだな。ほら、牛乳のおかわりだぞ……
「それにしてもお前は汚れているな……種類は雑種かぁ。……本当はアパートに連れて帰ってやりたいんだがペット禁止なんだよな。悪いな……その代わりこの弁当の残りもお前にやるよ」
俺は残りの弁当を犬に食べさせると、その間ひたすら犬をモフモフしたり耳を触ったり堪能してた。その時、俺の後ろから、居眠り運転のトラックが突っ込んで来た。それに気がついた犬が俺に吠えて教えたが。俺は既に眠さとモフモフの気持ち良さで、トリップ状態で気付かなかった。
ワンワン! ワンワン!
「ん~どう~したぁ?もうあとは……パンしかないぞ……」
犬は必死にぶつかる寸前まで吠えていたがその時!偶然に俺が寝ぼけて地面に倒れ込み。犬を押し出して犬をたすけたのであった。でも俺は自分がひかれた事も分からず死んでしまった。
『おーい?もしもし?これ起きんか!』
「う~ん」
『良し起きたな。それじゃあお主は今。死んでしまってこれから、天国に行くか地獄に行くかを、善悪の天秤で決めるからな、でわポチッとな♪…………お、お~ぅ?なんと!これは珍しい平等とは!普通の人間ならばどちらかに傾くはずなんじゃがな。さてどうするかな?……ほ~お主の死に方は、犬を助けて死んでしまったのか!それなら儂も犬が好きなのでな。犬を助けてくれたお礼に、異世界に転生させてやろうじゃないか!何に転生したい?好きなのでいいぞ?』
なんかさっきから五月蠅いな?また隣の夫婦が喧嘩でもしてるのか?あの旦那浮気してるからそれでもバレたのか?50過ぎなクセに、十代の女の子と腕を組んでホテルに入って行ったのを見たときは、驚いたよ……ん、何が好き?そんなの決まっているだろ?
「い……ぬ……」
『ん?いぬ……おおそうか犬か!分かったじゃあ犬だな。それとスキルは儂がサービスで付けてやろうじゃないか!本来ならLvアップして手に入れるが最初からじゃ、そうだなじゃあ、【身体強化】と【疾風】じゃ、【身体強化】はパッシブで【疾風は】アクティブじゃ』
「あ……あ」
『あとそれと、普通なら赤ちゃんからの転生なんだが。サービスで成人状態から、記憶も残した儘にしてやろう……じゃあ達者で暮らせよ。偶には様子を見ていてやろうじゃないか』
(ん?寒!)
クシュン!
『うわぁ寒……あれ今って夏だったよな?なんで寒いんだ?あれここ?外?』
俺は目を開けると、目の前には芝生が見えていた。
『芝生?あれ?確か昨日は残業で帰って来て。……そうだ犬だ!犬にモフモフしながら、飯食わせていて……からの、記憶がないな……まさかそのまま外で寝てたのか?とりあえず起きるか……あれ?なんだが地面が近いな、しかも四つん這い?ん、あれ立てないぞ?凄いふらつくな?」
なんだ?昨日酒は飲んで無いよな?なんだか足下がふらつくな……毛?ん、今足下を見たら毛が見えたんですけど、一晩でこんなに毛深くなったのか?イヤイヤそんな事は有り得ない!冷静に今の自分を確認してみよう………………うん、分かった。とりあえず今の俺は人間出はない。四足歩行のモフモフ系の動物だな、後ろを見たら立派な尻尾があった。毛の色は見える範囲はお腹の白以外は薄茶だな。なんでこんな事になっているんだ?
『これは夢なのか?それとも現実?さて、どう確かめるかな?』
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