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「第四話 邪悪哄笑 ~魔呪の虜囚~
13章
しおりを挟む夏の夜の悪夢。
仕事帰りのサラリーマンが、家庭で一杯晩酌を注ごうかという時間帯に、怒号とともに二体の巨大生物は出現した。
20~30階建てのマンションが、多く立ち並ぶ地域に、警戒警報が甲高く鳴り響く。パジャマ姿の者も多い避難者たちは、逃げ惑いながらも、災難を持ちこんだ元凶の正体を見る。
座りこんでひたすら何事かを呟いている、黒衣の魔女については、その恐ろしさを知っていた。黒魔術の使い手、マリー。デスマスクを思わせる白い仮面に浮ぶ、青い瞳が背筋を凍らせる。
もうひとり、腰に手を当てて立つ、しなやかな影。それを見るのは、誰もが初めてであったが・・・見る者がみれば、その正体は火を見るより明らかだった。
黄色に黒の斑点がついた体皮。銀色のフサフサとした毛が、肩・肘から先・膝から先・腰・胸に付いている。猛獣の地肌に銀毛のビキニを着たように見える。髪も同様、銀色で、ちぢれた感じはパーマをあてたようだ。大きな歯は肉食獣の特徴を示して尖り、サングラスでもかけたように見える、大きな瞳は青い結晶でできている。
柔軟にして強靭な、しなやかな肢体を見るまでもない。その姿はまさしく、女豹。豹のミュータント。となれば、その正体は・・・
「あはは♪ 逃げてる逃げてるぅ! でもそうはさせないよォ~~、マヴェルはあんたたちを餌にしてぇ、ファントムガールちゃんをおびきだすんだからねぇ~~♪」
マヴェルと名乗った、「闇豹」神崎ちゆりの変身体は、独特の甘ったるい口調で、自らの目的を語る。次の瞬間には、それは実行に移されていた。
本能的に危険を察し、津波と化して駆け逃げる人々に、猛獣の青い爪が伸びる。人類が必死で走る距離を、巨大生物はわずかに腕の角度を変えるだけで克服する。この日、最も運命に嫌われた人間は、女豹の人差し指と親指とにつままれ、50mの高さに吊り上げられる。
ただ運がない、という理由だけで選ばれた犠牲者は、中学生くらいと思われる女のコだった。ゾッとするほど甲高い声で、キャアキャアと悲鳴の雨を降らせる。
「マヴェルはさぁ~~、ネズミみたく食べたりしないよォ~~。けど、ファントムガールを呼ぶには、生贄がいるからぁ~~・・・」
真っ青な顔で、狂わんばかりに喚き続ける少女を、青い瞳がニヤリと笑う。
「死んじゃえ♪」
少女を挟んでいた二本の指が、なんの躊躇もなく離された。
スローモーションとなって、人影が虚空を踊る。
「パン」と地面が鳴って、儚い命が終わりを告げたことを知らせる。
「あははは♪ これ、オモシロ~~イ! さぁ~~、早く来ないと、ドンドンあんたが守るべき人間たちが、いなくなっちゃうよォ~~ファントムガールちゃん? あんたが現れるまでぇ、ひとりづつ落っこちてもらうからねぇ~♪」
錯乱する人の群れに、悪魔の青い爪が突っ込んでいく――
「ち、ちゆりッッ・・・あなたってひとはァァッッッ!!!」
五十嵐の屋敷でモニターを見ていた里美の口から、抑えきれない怒りが吹き出る。
神崎ちゆりが、ほとんどの悪事に手を染めてきたことは知っている。里美自身、その毒牙の餌食になったこともある。それでも、心のどこかで、なんとか更正させられないか、期待する部分が無意識にあった。なぜなら、たとえ仲が良くなかったとはいえ、クラスメートだったのだから。だが、“殺人”という、決定的な悪を目の当たりにして、里美の中でなにかが音をたてて切れる。
「神崎ちゆりッッ!! いいえ、マヴェル!! あなたは私の手で、必ず倒すわ!! たとえ、どんな危険が待っていようとも・・・」
ブチンッッ・・・
強く噛んだ下唇から、赤い朱線が二本、顎を滴って流れ落ちる。
里美の顔を濡らす液体はもうひとつ。
切れ長の美しい瞳から、虹色に輝く水晶が、スゥッ・・・と白い頬を濡らしていった。
白い光が、氾濫する。
悲鳴と血臭と瘴気とが漂うベッドタウンに、待望の光の戦士が参上する。
銀色のボディーにレオタードを思わす紫の模様。金色の肩甲骨にまでかかる髪が、シルクとなって輝く。女神と呼ぶに相応しい神々しさを纏った、美しき正義の戦士は、登場と同時に構えを取った。
誰よりも、五十嵐里美=ファントムガールの出現を渇望していた豹のミュータント・マヴェルが、余裕たっぷりに破顔する。
「やっと出たわねぇ~~、ファントムガール! 今日こそあんたをボロボロにできると思うと、マヴェル、ゾクゾクしちゃ~~う♪」
銀の羽毛で覆われた、豹の足元をファントムガールは見る。
真っ赤だった。
50mの高度から落とされ、恐怖の中で命を散らせていった人々が、アスファルトの地面に描いた深紅の華の絵。花畑となって咲き誇った、一面の赤。
その中のひとつに、赤ん坊のものらしきおしゃぶりを見つけた時、慈愛の中にも冷静さを失わない里美が、キレた。
「マヴェルッッ!!! あなたはァァッッ・・・絶ッッ対にッッ・・・許せないッッ!!!」
銀色の天使VS女豹と魔女の闘いは、激昂した天使の先制から始まった。
「ファントム・リボンッッ!」
琴の音に似た声が叫ぶと、白銀の帯が、ファントムガールの右手から豹の悪魔へと伸びる。マヴェルの左手首に絡まる光のリボン。豹の自由な右手が振られ、瞬時に絡まる縛帯を切り裂く。天使のリボンは、いとも容易く悪女の爪によって、破られた。
「あはは♪ 今度はこっちから行くよォ~~!」
青い爪が、三日月の軌道を描いて閃く。
ファントムガールの抜群のプロポーションが空中を彩る。二回バク宙をし、さらに月面宙返り。新体操で鍛えた運動神経が、唸りをあげて迫る豹の爪をかわしきる。
「あなたでは、私には勝てないわ!」
微動だにせず、吸い付くように着地を決めた銀の女神が断言する。
挑発、だった。
「どうせ、大勢でないと何もできないんでしょう? さっさと仲間を呼んだらどう?」
女豹の結晶体化した瞳が、ピクリと動く。
「フン、マリーの人形にヒイヒイ言ってたあんたを殺すのにィ~、仲間なんているわけないでしょォ~~!」
やはり、とファントムガールは思う。
我侭放題に生き、自尊心を伸ばし放題にしてきたちゆりが、カッとしつつも仲間を呼ばなかったのには理由がある。ちゆりの性格からすれば、反抗的な態度を取った者には、多数で徹底的にいたぶりリンチするはずなのをしなかった・・・それは仲間を呼ばないのではなく、呼べなかったのだ。
メフェレスは、ファントムガールが何人いるか、正確に把握していないはずだった。ナナやユリアが出現するたびに、邪魔をされた怒りとともに、正義側の底知れぬ戦力に恐れを抱くのはそのためだ。どれだけの光の戦士がいるかわからない以上、今、ここでファントムガール=里美を殺すために全戦力を使うことはできないのだ。
逆に言えば、マリーという魔術師がいれば、十分ファントムガールを抹殺できる自信がある、とも言える。マヴェルはいわば、保険のようなものだ。1vs2でファントムガールを血祭りにあげ、待機しているメフェレスたちが、助けに来る戦士たちを仕留める作戦なのだろう。
里美は現実が甘くないことを思い知る。
もし、メフェレスが全戦力を差し向けてきたら、自分の死と引き換えに粘るだけ粘り、時間を稼いであとをナナとユリアに託すつもりだった。ミュータントの変身時間は60分。変身が解けたところを叩くこともできる。
久慈仁紀が、そんなミスを犯すわけはなかった。
確実にファントムガールを抹殺する方法を、冷静に考えている。呪い人形という、強力な切り札を手に入れても、それに浮かれることなく。
その冷静さこそが、メフェレスの真剣度を表していた。間違いなく、ここでファントムガールを根絶やしにする、という意志。
「そう、ね。確かに私は、マリーに苦しめられたわ。さっさと人形を使ったら? 無理しないで、マリーの力を借りればいいわ」
天使の銀色の口から、挑発のことばが紡げられる。正体が里美であるファントムガールの挑発は、憎憎しげなものではなく、むしろ、同情しているようにさえ聞こえる。まるでその方が、より腹立たしく聞こえることを、知っているかのように。
「・・・あったま来たァ~~! マリー、手ぇ、出さないで、いいからねぇ!」
豹の全身の毛が逆立つ。
爪が三倍に伸び、ただでさえ長い悪魔の爪は、短剣のようになった。10本の鋭利な刃物。青い火花を散らして、縦横無尽に銀の女神に襲いかかる。
「クッッ!」
光の防御膜を張った皮膚を、青の刃が掠める。キレイな稜線を描いた胸の上部、乳房の盛り上がり始めに二本の赤い線。後方回転して、豹の左からの一閃を、聖戦士は避ける。
“マリーの呪いを覚悟していたけど・・・こうなるとは思わなかったわ。でもッ!!”
いくらプライドが高いとはいえ、マヴェル=ちゆりが、ここまで挑発に乗ってくるのは、里美の予想外だった。恐らく、本人が思っている以上にちゆりは里美を憎んでいるらしい。
マヴェルに命じられたためか、登場して以来、マリーはずっと地面に座ったままで、動こうとしない。その静寂は不気味であったが、人形を取り出す気配がないのも事実だった。
“これは・・・・・・チャンスッッ!!”
「ほらアアアァァッッ―――ッッッ!!!」
女豹が一気に距離を縮める。速い。巻く風で、マンションのガラスが結晶となって砕けていく。
美しき戦士の顔を、冴えた瑠璃色の稲妻が疾走する。
「ッッ?!!」
あるはずの、女神の美貌は霞みと消えた。
羽毛が舞うように、軽やかに、しかし無駄のない動きで、ファントムガールは女豹の背後へ回った。
「こッッ・・・」
冷や汗を振り飛ばし、向きかえる魔豹。
その動きを十分に待った、銀の戦士の平手打ちが飛ぶ。
バッチチィィィッッッンンンン!!!
顔を張り飛ばされ、一回転して13階建てのビルに突っ込んでいくマヴェル。歪んだ口から、唾液が雨となって降る。
豹の姿が、轟音とともに瓦礫の中に消えていく。
「これが最後の忠告よ! 無実のひとたちを殺した罪を、悔い改めなさい! さもなければ・・・私はあなたを倒す!」
『エデン』により、ちゆりが大幅に戦闘力をあげたといっても、同じ融合者ならば、元々の能力差がモノを言う。平和を守るために修行を重ねた里美と、好きなことだけをし、自由に遊び呆けてきたちゆり。その力の差は歴然だった。
土砂崩れが、爆発する。瓦解したビルの中から、豹は何事もなかったように立ち上がってきた。
「・・・顔を・・・“ちり”の顔を殴ったなアアアアッッッ!!! 許さねえぞオオオッッッ!!! ブッ殺して、内臓引きずり出してやらアッッ――ッッ!!!」
あまりの怒りに、思わずマヴェルは正体の名を叫ぶ。
どこか鼻にかかった甘ったるい声が、ダミ声に変わり絶叫する。憤怒に瞳を燃やした豹が、両手を憎き銀の戦士に差し向ける。
10の紺碧の弾丸が、レーザーの速さで発射される。豹の凶悪な爪は手から離れ、マッハを越えるスピードで凛と立つ聖戦士に殺到する。
「フォース・シールド!」
光の粒子で構成された、長方形の盾が、飛んできたナイフを跳ね返す。キン、キン、というガラスが弾くような澄んだ音が響く。
マヴェルの口が、尖った牙を煌かせて大きく開く。
「カ――――ッッッ!!!」
ドクン。
里美の心臓が、理由なく高鳴る。
女豹の口の近くが、陽炎のごとく一瞬揺らめく。
確信に近い悪寒に、聖戦士の身体は横っ飛びして、元いた場所から避難した。
ドゴゴゴゴゴゴゴッッッッンンンンン・・・・・・
透明な竜が全てを食らい尽くしていくかのように、建物が、道が、粉塵が、消滅していく!
壊れるのではない、一瞬にして、消えていく。目に見えない、口からの一撃が通った跡には、抉り取られた地面に、一筋の道が一直線に彼方まで伸びている。
「なッ・・・なんて威力ッ・・・・・・これは・・・超音波ね!」
ファントムガールに必殺技の正体を見破られた豹は、動じることなく二撃めの準備にはいる。カパリと、凶悪な口が開く。
「カ――――ッッッ!!!」
吼える魔豹。透明な竜が、再び空中を一直線に駆ける。
マヴェルが放つ奇怪な叫びは、魔の力により作り上げた、超音波発射の合図だった。
震動により、あらゆる物質を崩壊させる、死の咆哮。音が透明なビームとなって、美しき少女戦士に殺到する。聖なる力に守られ、強靭な肉体を持つファントムガールでも、直撃されれば命の保証はない。
「確かに威力は凄いけど・・・軌道が単純だわッ!」
真っ直ぐに迫る破壊の奔流を、ジャンプしてかわす守護天使。
クルクルと宙返りしながら、女豹を飛び越えその背後を狙う。
「クソがァッッ!! かかったなァッッ!!」
吐き捨てるマヴェルが空中の聖少女を見る。
そして、歌った。
透き通るような、天使の声で、悪の魔豹が高音でバラードを歌い上げる。
「うぐッッ?! うあッ・・・うあああああああッッッ!!!」
バランスの取れた銀の肢体が、突如として失速する。
頭を抱え、空中姿勢を崩した可憐な女神は、撃たれた鳥のように落下し、人のいなくなったマンションのひとつに激突する。茶色の建物が、巨体に押し潰されて崩れていく。
マヴェルの歌は止まない。ファントムガールが落ちた瓦礫の山に、浴びせるように歌い続ける。
「はああッッ?!! あがが・・・・・・こ、この歌・・・はァッッ・・・・・・い、一体ッッ・・・・・・??!」
崩れたビルから、両耳を押さえてふらつくファントムガールが這い出る。切れ長の瞳が細まり、整ったマスクが、苦痛に歪む。ファントムガールにせよ、ミュータントにせよ、光や闇の力の結集体である彼らには、通常の物理攻撃はさしたるダメージにならない。現在のファントムガールの苦しみを生んでいるのは、マンションとの直撃ではなく、マヴェルの歌にあるのは明白だった。
両膝をついた銀と紫の戦士が、頭を押さえたまま上半身を仰け反らせる。周囲のビルの欠片が、わずかに震えながらボロボロと砂塵と化していく。
「あはははは! マヴェルの歌は素敵でしょオがァッッ!! ムカツク女め、悶え死ねッッ!!!」
喋る間、わずかに訪れる休息に、ドッと前のめりに倒れるファントムガール。四つん這いになった全身に、汗が噴き出る。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・超音波の・・・・・・応用・・・ね・・・・・・」
先程は超音波を塊として放ってきたのを、歌として分散させたのだ。威力としては下がるが、広範囲に効果があるため、実用度としてはこちらの方が遥かに高い。「谷宿の歌姫」の別名を持つ、神崎ちゆりならではの必殺技といえた。
歌が止んでいる今は、反撃のチャンスであることは十分承知しているが、肝心の身体がついてこない。焦る聖戦士に、追撃のレクイエムが放たれる。
「うああああああッッッ――――ッッッ!!! あッ・・・頭がァァッッ・・・わ、割れるぅぅぅッッッ・・・・・・・ぐあああああああああッッッ――――ッッッ!!!!」
再び両耳を押さえて、破壊の震動に苦悶するファントムガール・里美。胸を突き出し、剛力で背骨を折られているかのように反りあがる。銀の皮膚が、ところどころ泡立って弾けていく。
“こ、このままではッ・・・・・・身体が崩れてしまう・・・・・”
破壊の陵辱の海に、正義の戦士が溺れていく。黒板を爪で掻く不快音を、大音響で永遠に耳元で奏でられる辛苦。楽しげに歌う魔豹とは対照的に、苦しげに震える光の少女。
普通の精神の持ち主ならば、反撃の糸口すら見つけられずに、そのまま悶死していただろう。だが、幸いというべきか、里美はこれ以上の壮絶な苦痛を、嫌というほどその身に体験してきた少女だった。
“この相手に・・・負けるわけにはいかないッッ!!”
右手を耳から離す。
物理的にはさしたる差はないが、精神的には、地獄の子守唄を浴びる拷問の中で、この行為はとてつもない力が必要となる。それを里美はやり遂げた。
ブルブルと震える右手に、光の帯が出現する。
ファントム・リボン。再生した白い帯を、高速で回転させる聖少女。
以前、ファントムガールがコウモリのミュータントと闘った時に見せた防御法と、同じ方法。
そのときは、傷つき、力を失っていた守護天使は、高速回転を保てず、超音波を弾くことができなかった。
だが、今のファントムガールは――
「なッ、なにィッッ?!! このアマぁッ、マヴェルの歌を吹き飛ばすってぇのォッッ??!」
リボンの凄まじい風圧が、空気の震動である音を、吹き消していく。
驚愕する女豹。その隙を、怒りと使命感に燃える正義の戦士が、逃すわけはなかった。
新体操でよく見るような、螺旋状に回転させたリボンを、その勢いのまま豹に伸ばす。しなやかな猛獣の肉体を、白い帯が絡め取る。
「げぇッッ!!」
「はぁッ、はぁッ、マヴェルッ!! まずはあなたを倒すッ!!」
リボンを握った右手から、聖なるエネルギーを送りこめば、必殺の「キャプチャー・エンド」は完成する。光と闇は対のエネルギー。悪の生物にとって、光の奔流は最も忌むべき力だった。
全身を束縛されたマヴェルに、反撃の方法はない。悪の限りを尽くした魔豹に、天罰が下されんとする。
しかし―――
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