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玖
寝たふり
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いや、慌てて逃げる事はなかったのだが、アニメが好きの俺も魔法少女モノはあんまり見ていないから『魔法少女の必殺技の名前を考えて』などと言われても困る。
無い知恵絞って、うっかりダサい名前を考えて二人から軽蔑されたら、しばらく立ち直れそうにないし……
そもそも『トリニティアタック』の、どこがダメのか理解できない。かっこいいと思うのだがな。なんで、ミクちゃんは気に入らないのだろう?
そんなわけで、俺は浴室へ逃亡した。
しかし、逃亡先をミスったようだ……
「あれ? お兄ちゃんの服があるよ」
脱衣所からミクちゃんの声……
「でも、キララさんは、まだ帰って来てないと言っていましたわ」
香菜ちゃんもいるようだ。
「きっと、お兄ちゃんが帰ってきたことに、キララちゃんも気が付かなかったのだよ」
「じゃあ、そのままお風呂に直行したのですね」
「お兄ちゃん、お風呂大好きだからね」
「じゃあ、私達も入りましょう」
「入ろう! 入ろう!」
仕方ない。ここは、必殺タヌキ寝入り。
ガラっと扉の開く音。
「あれ? お兄ちゃん、寝ているよ」
「まあ! よっぽど疲れたのですね。でも、湯船の中で寝るのは危ないですわ」
香菜ちゃんが俺の肩を揺さぶった。
「お兄さん。起きて。溺れますよ」
「グーグー」
このイビキで誤魔化せるだろうか?
「起きませんね」
誤魔化せたようだ。
「しょうがないなあ。あたしが起こしてあげる」
ミクちゃんが浴槽に入ってきた。
どうやって起こす気だ? ……!
そういう起こし方は止めなさい!
「お兄ちゃん、起きたよ」
「ミクちゃん。そこだけ起こしても……」
「やっぱり」
ミクちゃんはそのまま、勃起した俺のモノの上に乗っかってきた。
「ああん♡」
アソコを俺のモノにこすりつけてくる。
ヤバイ! 逝きそうだ!
無い知恵絞って、うっかりダサい名前を考えて二人から軽蔑されたら、しばらく立ち直れそうにないし……
そもそも『トリニティアタック』の、どこがダメのか理解できない。かっこいいと思うのだがな。なんで、ミクちゃんは気に入らないのだろう?
そんなわけで、俺は浴室へ逃亡した。
しかし、逃亡先をミスったようだ……
「あれ? お兄ちゃんの服があるよ」
脱衣所からミクちゃんの声……
「でも、キララさんは、まだ帰って来てないと言っていましたわ」
香菜ちゃんもいるようだ。
「きっと、お兄ちゃんが帰ってきたことに、キララちゃんも気が付かなかったのだよ」
「じゃあ、そのままお風呂に直行したのですね」
「お兄ちゃん、お風呂大好きだからね」
「じゃあ、私達も入りましょう」
「入ろう! 入ろう!」
仕方ない。ここは、必殺タヌキ寝入り。
ガラっと扉の開く音。
「あれ? お兄ちゃん、寝ているよ」
「まあ! よっぽど疲れたのですね。でも、湯船の中で寝るのは危ないですわ」
香菜ちゃんが俺の肩を揺さぶった。
「お兄さん。起きて。溺れますよ」
「グーグー」
このイビキで誤魔化せるだろうか?
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どうやって起こす気だ? ……!
そういう起こし方は止めなさい!
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「ミクちゃん。そこだけ起こしても……」
「やっぱり」
ミクちゃんはそのまま、勃起した俺のモノの上に乗っかってきた。
「ああん♡」
アソコを俺のモノにこすりつけてくる。
ヤバイ! 逝きそうだ!
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