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その翌日 (卓也一人称)
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ラジオから流れる心地よい音楽で俺は目を覚ました。
スマホを見ると午前五時五十五分。
もうちょっとしたら起きるか。
それにしても変な夢を見たな。
叔父さんから相続した家の庭木を切っていたら、突然Jアラートが鳴って、シェルターに入ったら、ミクちゃんという家出少女がいて……
えらくリアルだったけど、あれは夢だ。夢に決まっている。夢じゃなきゃヤダあ!
だって、あの女の子とセックスしたなんて事が現実だったら、俺逮捕じゃん。
そうだよな。夢だよな。もちっと寝てるか。
俺は寝返りを打った。
…………………夢じゃなかった。
「おはよう、お兄ちゃん」
ベッドの横に、俺のТシャツをワンピースのように着こなしているミクちゃんが立っていた。
「お……おはよう、ミクちゃん」
さようなら。俺の人生。このシェルターから出たら、俺は刑務所で残りの人生過ごすのだな……
「お兄ちゃん」
「なに?」
「おはようのチューして」
スマホを見ると午前五時五十五分。
もうちょっとしたら起きるか。
それにしても変な夢を見たな。
叔父さんから相続した家の庭木を切っていたら、突然Jアラートが鳴って、シェルターに入ったら、ミクちゃんという家出少女がいて……
えらくリアルだったけど、あれは夢だ。夢に決まっている。夢じゃなきゃヤダあ!
だって、あの女の子とセックスしたなんて事が現実だったら、俺逮捕じゃん。
そうだよな。夢だよな。もちっと寝てるか。
俺は寝返りを打った。
…………………夢じゃなかった。
「おはよう、お兄ちゃん」
ベッドの横に、俺のТシャツをワンピースのように着こなしているミクちゃんが立っていた。
「お……おはよう、ミクちゃん」
さようなら。俺の人生。このシェルターから出たら、俺は刑務所で残りの人生過ごすのだな……
「お兄ちゃん」
「なに?」
「おはようのチューして」
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